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2022年10月30日(日)、くわなメディアライヴ2階第1会議室にてkclビブリオバトル2022を開催いたしました。
今回、発表者として次の3名の方にご参加いただきました。
1番 こうすけ さん
「デューク」(『つめたいよるに』所収)
(江国 香織/著 新潮社 1996年刊 ※長島輪中図書館所蔵)
【感想】
・自分の経験を織り交ぜての発表が良かったです。
・受験で泣けてしまう小説というのがすごいと思いました。
・死を経験した人だから書ける本だなと思ったし、それを分かりやすく説明していたのがすごかった。
2番 ちくわ さん
『失楽園 上』『失楽園 下』
(ジョン・ミルトン/作,平井 正穂/訳 岩波書店 1981年刊)
【感想】
・場の空気に合わせたアドリブトークがうまい。本の読み込みが深い。
・神さまたちの話でしたが、意外と人間らしいところもあるんだなーって思いました。
・失楽園という本や、アダムとイヴ、エデンの園など、言葉自体は知っていたが、内容は知らなかったので、是非読んでみたいと感じた。
3番 鉄板ナポリタン さん
『ヤクザときどきピアノ』
(鈴木 智彦/著 CCCメディアハウス 2020年刊)
【感想】
・例え話を使って、流れを説明していたから、分かりやすかった。
・ヤクザとピアノという関係がないようなものから語られる内容にとても興味を持ちました。
・ヤクザでもやると決めたからにはその意志を最後まで貫き通すことへの凄さに感動しました。
栄えあるチャンプ本に輝いたのは…
1番 こうすけさん発表の「デューク」(『つめたいよるに』所収)でした!
試験勉強のため、2001年センター試験の問題を解いていた際この作品に出会ったという、こうすけさん。
自身の経験や、学生ならではの視点と感情を織り交ぜながらの発表は、まるで一つの劇を見ているかのよう。
こうすけさんの醸し出す雰囲気に、会場中が呑み込まれた時間でした。
今年もkclビブリオバトルを無事開催することが出来ましたのも、ご関心を寄せていただきました皆さまのおかげです。
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
中央図書館では、これからも感染拡大防止対策を行った上で、イベントの開催情報・館内での特集コーナー設置など、様々な形での「人と本の出会いの場」を皆さまにお届けいたします。
それらの情報は館内掲示、当ホームページ、またはTwitterでも情報発信を行っております。
最後になりましたが、素敵な時間を作っていただいた発表者の皆さま、本当にありがとうございました!
これまでのビブリオバトルの様子はコチラ
歴代発表作品一覧はコチラ (PDFファイルで開きます)
桑名市立中央図書館 公式Twitter @KCL_lib
※「デューク」は、中央図書館所蔵『つめたいよるに』(江国 香織/作,柳生 まち子/画 理論社 1991年刊)にも収録されています。
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2020年10月25日(日)、中央図書館4階研修室2にてkclビブリオバトル2020を開催いたしました。
当日は天候にも恵まれ、暖かな日差しの中たくさんの方にお集まりいただきました。
感染拡大防止のためマスク着用やアルコール消毒にご協力いただくなど、これまでのビブリオバトルとは大幅に形を変えてのイベント開催となりました。
今回、発表者として次の5名の方にご参加いただきました。
1. MuGicafe 読書部部員 さん
『競売ナンバー49の叫び』
(トマス・ピンチョン/著,志村 正雄/訳 筑摩書房 1992年 933ピ)
観覧者の声
・著者のことが知りたくなった
・難解そうなのでエネルギーがある時に一気に読みたい
2.ノンちゃん さん
『ゆっくり急いで沙羅双樹』
(伊藤範子 著/著,2019年)
観覧者の声
・経験と重なるとわかりやすいと思った
・「書いてみるとわかることがあると思う」という言葉がすごく響いた
3.ちくわ さん
『情熱の階段』
(濃野 平/著 講談社 2012年 788.4ノ)
観覧者の声
・引き付ける挑戦が面白かった
・著者のいろいろなエピソードを読んでみたくなった
4.マシュウ さん
『失われたドーナツの穴を求めて』
(芝垣 亮介/編,奥田 太郎/編,大澤 広晃/[ほか著] さいはて社 2017年)
観覧者の声
・身近な疑問から迫っていってよかった
・ドーナツ好きだから、ちょっと気になる。眠くならないかなぁ…
5.かつーん さん
『トラペジウム』
(高山 一実/著 KADOKAWA 2018年)
観覧者の声
・あらすじを聞いてアイドルが知りたくなった
・アイドルの野心に同姓としてイラッとこないか、五分五分だなぁと思った
幅広い作品が集まった今大会。
栄えあるチャンプ本に選ばれたのは…
4番 マシュウさん発表の『失われたドーナツの穴を求めて』でした!
マシュウさんがこの本を手に取った理由は、「自分自身がロマンを感じるものが3つあり、その内のひとつが“ドーナツの穴”だった。この本を見つけた時、自分と同じことを考えている人がいる!と思った」とのこと。
フランクな口調で進められる紹介に観覧者の皆さんの笑い声も上がり、本の装丁の紹介には思わず前のめりになる方も。
“ドーナツの穴”から広がる様々な世界に魅了された5分間でした。
例年開催しておりますkclビブリオバトルですが、昨今の時勢によりイベント開催中止も危ぶまれました。
しかし、発表・観覧共に多くの方のお声を頂きましたおかげで無事開催することが出来、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
中央図書館ではこれからも感染拡大防止対策を行った上で、イベントの開催情報・館内での特集コーナー設置など、様々な形での「人と本との出会いの場」を皆さまにお届けいたします。
それらの情報は館内掲示、当ホームページ、またはTwitterでも情報発信を行っております。
今後とも、中央図書館にご関心をお寄せいただけましたら幸いです。
最後になりましたが、素敵な時間を作っていただいた発表者の皆さま、本当にありがとうございました!
これまでのビブリオバトルの様子はコチラ
歴代発表作品一覧はコチラ (PDFファイルで開きます)
桑名市立中央図書館 公式Twitter @KCL_lib
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日時|2019年11月10日(日) 14:00~15:30
場所|桑名市立中央図書館 4階 研修室2
定員|発表者5名、観覧者30名(先着順)
対象|発表者は高校生(15歳)以上の方、観覧者はどなたでも参加可
参加費|無料
申込方法|直接または電話で中央図書館へ
申込開始|10月10日(木)午前10時から
申込先|桑名市立中央図書館 電話:0594-22-0562
ビブリオバトルとは、おすすめの本を持ち寄り、本の紹介をして、最も読みたくなった本を決めるという本の紹介コミュニケーションゲームです。
「ビブリオ」は「本の~」、「バトル」は「戦い」という意味で、『知的書評合戦』とも言われています。
「人を通して本を知る。本を通して人を知る」というキャッチコピーのもと、図書館やカフェなど様々な場所で、幅広い世代の方が楽しまれています。
当館でも毎年好評いただいているイベントです!
過去に開催したビブリオバトルの様子はこちらから
ビブリオバトルの公式ルールは次のように定められています。(ビブリオバトル公式ウェブサイト)
【公式ルール】
➀ 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
② 順番に一人5分間で本を紹介する。
③ それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
④ 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
公平さを保つために、すべての発表を聞いた方のみ投票ができます。
また、ディスカッションでは、発表の揚げ足をとったり批判をするようなことはせず、発表内容でわからなかった点や、「どの本が一番読みたくなったか?」の判断をするための材料となることを聞き、その場が楽しい場となるようにご協力をお願いしています。
ビブリオバトルの面白さは、本の魅力を直接語り、また聞くことができることだと思います。
前回参加した方からは「また参加したい!」との声をたくさんいただきました。
読書の秋に、新たな本との出会いの場に参加してみませんか?
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今年も「ビブリオバトル」を開催します。
【 日 時 】 2018年11月18日(日) 14:00~15:30
【 場 所 】 桑名市立中央図書館4階 研修室2
【 定 員 】 《発表者》 5名 《観覧者》 30名
【 対 象 】 《発表者》 高校生(15歳)以上の方 《観覧者》 どなたでも可
【入 場 料】 無料
【申込方法】 窓口または電話
【申込期間】 10月18日(木)10:00~ ※定員になり次第締め切ります
【申 込 先】 桑名市立中央図書館 ☎0594-22-0562
ビブリオバトルとは、発表者が読んでおもしろいと思った本を紹介し、参加者全員が最も読みたくなった本に投票し、最多票の本を「チャンプ本」とするという、本の紹介コミュニケーションゲームです。
「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーに、日本全国に広がっています。
昨年中央図書館では、「小・中学生大会」と「高校生大会」が開催されました。
過去に開催したビブリオバトルの様子はこちらから!
ビブリオバトルの公式ルール(ビブリオバトル公式ウェブサイト)は次のように定められています。
➀ 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
② 順番に一人5分間で本を紹介する。
③ それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
④ 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
ルールはこれだけです。
ただし公平さを保つために、投票権はすべての発表を聞いた人にのみ与えられます。
ディスカッションでは、発表の揚げ足をとるようなことはせず、発表内容でわからなかった点の追加説明や、「どの本が一番読みたくなったか?」の判断をするための材料となることを聞き、その場が楽しい場になるようにご協力をお願いしています。
また発表者は、レジュメは準備せずに生の語りで紹介をします。
本の紹介はこれまでにもいろいろな形で行われてきましたが、ビブリオバトルのおもしろさは、この「レジュメは準備せず生の声で語る」というところにあるのではないでしょうか。
ビブリオバトルの発案者である谷口忠大(たにぐち ただひろ)さんは、著書『ビブリオバトル』(谷口 忠大/著 文藝春秋 2013)の中で「必勝法」についてこう書いておられます。
時々、「ビブリオバトルの必勝法があったら教えてください」と聞かれることがあるが、 「そんなものはない」 と即答している。
(中略)
もし、それでも「必勝法」を教えてほしいとせがまれたら、こう言うしかないだろう。 「そこに集まってくる人の興味に思いを馳せながら、それでも自分が心から好きで、本当に読んでほしいと思える本を持っていって、誠実に紹介することです」 (『ビブリオバトル』より引用 )
どんな人が集まってくるのかわからない状態で、その人たちの興味に思いを馳せるのはむずかしいですが、「それでも自分が心から好きで、本当に読んでほしいと思える本を持っていって、誠実に紹介すれば」 大丈夫ということでしょうか。
あなたのおすすめ本を、ぜひ私たちに教えてください。
そして秋の一日、「楽しいバトル」(?)のひとときをご一緒できればと思います。
発表者、観覧者のご応募・ご参加をお待ちしております。