◆ 沿革
桑名市立中央図書館の前身である桑名市立図書館は、戦災で荒廃した中から市民の強い要望と基金の寄付を受け、昭和22年4月15日、旧図書館法による認可を受けました。しかし、蔵書数も少なく、図書館として機能したのは、新図書館法制定後の昭和32年からのことです。
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昭和22年(1947)
4月
- 図書館設立認可を受ける。
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昭和26年(1951)
3月
- 旧桑名市役所北庁舎(京町)を閲覧室として公開。
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昭和32年(1957)
3月
- 桑名市立図書館条例制定。
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昭和34年(1959)
9月
- 伊勢湾台風で多くの蔵書を失い、閉館。
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昭和35年(1960)
2月
- 業務再開。
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昭和43年(1968)
5月
- 旧桑名都市計画復興事務所跡(京町)へ移転。
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昭和44年(1969)
5月
- 旧診療所跡(鍛冶町)へ移転。
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昭和48年(1973)
5月
- 旧桑名市役所庁舎(中央町)へ移転。
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昭和54年(1979)
11月
- 国際児童年にあたり児童室増設。
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昭和62年(1987)
4月
- 市制50周年記念事業の一環として改修工事。
- コンピュータ導入。
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平成13年(2001)
8月
- PFI法に基づく特定事業を決定。
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平成14年(2002)
6月
- 桑名市立図書館等複合公共施設整備事業契約。
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平成16年(2004)
3月
- 複合施設の名称を「くわなメディアライヴ」とし、条例制定。
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平成16年(2004)
10月
- PFI手法による桑名市立中央図書館開館。
■平成11年の検討から5年の歳月をかけて、PFI手法で運営する日本で初の図書館が開館しました。
■駅から徒歩6分という中心市街地にある地の利を活かして複合施設として建設された「くわなメディアライヴ」には、1階に多目的ホール、2階に保健センターと人権センター、3階・4階に図書館、そして、これらの施設利用者の利便のため、1階に喫茶店と託児施設があります。
■図書館は、「いつでも・どこでも・誰でも」を基本理念とし、書籍・雑誌・インターネット・データベース・AVなどあらゆるメディアを提供していきたいと考えています。
■また、ボランティアによる読み聞かせ、保健センターとの連携によるブックスタートの支援、学校との連携による調べ学習のフォロー、サテライトカレッジの開催などを行うと共に、郷土に関する資料や行政資料・企業の資料などを積極的に収集し、郷土研究やビジネス支援の一翼を担っていきます。
■これらの実現・実施は、行政と事業者との共同作業です。さらに、NPOやボランティアなど市民の力を結集して21世紀の新しい図書館を目指します。