«前のページに戻る

[作品名称]
竹形緑釉香炉 0200230048 

[時代など]
江戸時代 

[大きさ]
底径8.3 高10.0 

[指定区分]
 

[解説]
竹の形をした香炉です。外面には交趾写などに用いられる緑釉、内面には白泥および透明釉がかけられています。実際の竹の様子をそのまま復元させようとした試みがなされていたのではないかと考えられます。底部は素地がそのまま出ており(これを露胎といいます)、白褐色であることがわかります。外箱には「寛光院様於二之丸御殿拝領」との箱書きがあり、寛光院とは松平定信の義父にあたる松平定邦(1728-1790)ではないかと思われますが、定かではありません。