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[作品名称]
自画賛 橘の花 

[時代など]
 

[大きさ]
 

[指定区分]
 

[解説]
沙ミ多連乃希る支 む可しをし能ぶ連は 雫をよゝ尓 匂婦橘   風月落款 (さみだれのふるき むかしをしのぶれば 雫をよよに 匂ふ橘)   橘の花は初夏に咲き芳香を放つことから、古くから歌や画で表現されてきました。また、柑橘の橘は吉に字音通じ、「大橘=大吉」と言った縁起のいい語でもあります。本作品は、五月雨の中奥ゆかしく咲く橘の花を清楚に表現しています。