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[作品名称]
自画賛 「雪の奥 かりそめならず 人栖(す)みぬ」 

[時代など]
 

[大きさ]
 

[指定区分]
 

[解説]
吉川夏晶 明治26年~昭和27年(1893-1952) 明治26年(1893)桑名郡在良村(現在の桑名市額田)で醤油醸造業を営む家に生まれました。本名を重武といい、父好武は県会議員などをつとめた地方政治家でした。地元の在良小学校を経て三重県立第二中学校(現在の四日市高校)に進学、さらに第八高等学校文科に入学しますが病気となり中途退学しました。大正9年在良郵便局(現在の特定郵便局)を開設、局長となって以後昭和27年に59歳で死去するまでその職に就きました。 昭和5年、俳誌『かいつむり』や松瀬菁々の『倦鳥』に入会、夏晶と号して、晩年まで句作を続けました。