[作品名称]
翠関雑記
[時代など]
[大きさ]
[指定区分]
桑名市指定文化財
[解説]
東里翠山
東里翠山が、あらゆる典籍、文書、書簡を広く読み調べ、心惹かれた部分を書き写したものです。その対象は、桑名や白河の藩政、藩主の事跡、漢籍、仏典、民俗、本草など広い範囲におよび、近世末期の知識人の眼に映った文化の様相や文化感覚を知ることができる、非常に貴重な文献です。
作者の東里翠山は桑名藩重役、吉村宣猷(宣浚・宣濬とも)の別名で、翠関・翠隠とも号しました。慶応3年没、墓所は桑名市顕本寺にあります。