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[作品名称]
織部写向付 0206001811 

[時代など]
江戸時代 

[大きさ]
高7.9 口径12.5 

[指定区分]
 

[解説]
萬古焼は、絵唐津、南蛮、仁清など多くの写しが作られたことでも有名です。そうした中に、織部写の作品もあります。織部とは戦国時代の武将で、茶人としても知られた古田織部(1544-1615)のことです。大胆で自由な茶風を好み、世に「織部好み」と呼ばれました。この織部風を模した作品で、特徴のひとつである濃い緑釉が半分に少し流れて掛けられており、また正面には簡略化した草花文様が描かれています。