第11回「昭和の記憶」収集資料展~伊勢大橋が見つめた桑名~を開催しました
2016年10月14日(金)|投稿者:kclスタッフ
9月30日(金)~10月2日(日)に
第11回「昭和の記憶」収集資料展~伊勢大橋が見つめた桑名~を開催いたしました。
3日間で975名の方にご来場いただきました!
今年のテーマは「伊勢大橋が見つめた桑名」
昭和9年に完成して以来、80余年もの間、地域の物流・交通を支え、桑名の発展を見つめてきた伊勢大橋。
昭和時代の桑名の歴史と風景を古写真と解説パネルとともに振り返りました。
連日行われた講演会にも、たくさんの方にご参加いただきました。
9月30日(金)は、前桑名市文化財保護審議会会長 郷土史家 西羽晃先生による
「伊勢大橋が見つめた桑名」
10月1日(土)は、第11回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール最優秀賞・地域賞を受賞された、 桑名市立光陵中学校1年 加藤颯真 さんによる
「消えゆく風景・伊勢大橋 ~ぼくが撮った1枚の写真から~」
国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所の方にもご協力をいただき、新しい伊勢大橋の工事の様子を記録した「伊勢大橋物語」の上映と、環境に配慮した伊勢大橋架橋工事の解説も行われました。
また1日は、大林組さんによる濁水処理実験も行われ、濁った水がキレイに変わる様子を、皆さま大変興味深くご覧になられていました。
ご協力いただいた皆さま、講師を務めてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
そして、昨年から始まりました「くわな古写真展とオーラルヒストリー収集」
ご来場の皆さまに古写真をご覧いただき、昭和の頃の記憶の聞き取りを行いました。
記憶や思い出の聞き取りは、
・直接、お聞かせいただく
・用意した紙にお書きいただく
の二つの方式で行いました。
お聞かせいただいた思い出・記憶は古写真とともに地域資料のひとつとして記録していきます。
今回の展示をご覧の皆さまから、
「薄れていく記憶を留める、素晴らしい展示だった」
「伊勢大橋建設に関わった当時の人達に感謝したい」
など、展示を通して感じたお声もいただきました。
失われつつある記憶と資料を収集し、次の世代へと繋げていく「昭和の記憶」資料収集事業。
資料をご提供いただきました皆さま、ご来場いただきました皆さま、
本当にありがとうございました!!
今後とも事業へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
これまでの「昭和の記憶」収集資料展の様子はコチラでご覧いただけます。
コメントを残す