kclビブリオバトル2020を開催しました!
2020年11月2日(月)|投稿者:kclスタッフ
2020年10月25日(日)、中央図書館4階研修室2にてkclビブリオバトル2020を開催いたしました。
当日は天候にも恵まれ、暖かな日差しの中たくさんの方にお集まりいただきました。
感染拡大防止のためマスク着用やアルコール消毒にご協力いただくなど、これまでのビブリオバトルとは大幅に形を変えてのイベント開催となりました。
今回、発表者として次の5名の方にご参加いただきました。
1. MuGicafe 読書部部員 さん
『競売ナンバー49の叫び』
(トマス・ピンチョン/著,志村 正雄/訳 筑摩書房 1992年 933ピ)
観覧者の声
・著者のことが知りたくなった
・難解そうなのでエネルギーがある時に一気に読みたい
2.ノンちゃん さん
『ゆっくり急いで沙羅双樹』
(伊藤範子 著/著,2019年)
観覧者の声
・経験と重なるとわかりやすいと思った
・「書いてみるとわかることがあると思う」という言葉がすごく響いた
3.ちくわ さん
『情熱の階段』
(濃野 平/著 講談社 2012年 788.4ノ)
観覧者の声
・引き付ける挑戦が面白かった
・著者のいろいろなエピソードを読んでみたくなった
4.マシュウ さん
『失われたドーナツの穴を求めて』
(芝垣 亮介/編,奥田 太郎/編,大澤 広晃/[ほか著] さいはて社 2017年)
観覧者の声
・身近な疑問から迫っていってよかった
・ドーナツ好きだから、ちょっと気になる。眠くならないかなぁ…
5.かつーん さん
『トラペジウム』
(高山 一実/著 KADOKAWA 2018年)
観覧者の声
・あらすじを聞いてアイドルが知りたくなった
・アイドルの野心に同姓としてイラッとこないか、五分五分だなぁと思った
幅広い作品が集まった今大会。
栄えあるチャンプ本に選ばれたのは…
4番 マシュウさん発表の『失われたドーナツの穴を求めて』でした!
マシュウさんがこの本を手に取った理由は、「自分自身がロマンを感じるものが3つあり、その内のひとつが“ドーナツの穴”だった。この本を見つけた時、自分と同じことを考えている人がいる!と思った」とのこと。
フランクな口調で進められる紹介に観覧者の皆さんの笑い声も上がり、本の装丁の紹介には思わず前のめりになる方も。
“ドーナツの穴”から広がる様々な世界に魅了された5分間でした。
例年開催しておりますkclビブリオバトルですが、昨今の時勢によりイベント開催中止も危ぶまれました。
しかし、発表・観覧共に多くの方のお声を頂きましたおかげで無事開催することが出来、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
中央図書館ではこれからも感染拡大防止対策を行った上で、イベントの開催情報・館内での特集コーナー設置など、様々な形での「人と本との出会いの場」を皆さまにお届けいたします。
それらの情報は館内掲示、当ホームページ、またはTwitterでも情報発信を行っております。
今後とも、中央図書館にご関心をお寄せいただけましたら幸いです。
最後になりましたが、素敵な時間を作っていただいた発表者の皆さま、本当にありがとうございました!
これまでのビブリオバトルの様子はコチラ
歴代発表作品一覧はコチラ (PDFファイルで開きます)
桑名市立中央図書館 公式Twitter @KCL_lib
コメントを残す