「昭和の記憶」収集資料展、今年は8月に開催決定!

2013年6月29日(土)|投稿者:kclスタッフ

桑名市立中央図書館の年に一度の一大イベント

「昭和の記憶」収集資料展が、今年も開催決定です。

 

第8回目となる今回の会期は、夏休み終盤の

8月30日(金)~9月1日(日)!

 

気になるテーマは…

 

第62回神宮式年遷宮奉祝

受け継がれる桑名の神事

 

2013昭和ポスターブログ用

 

御神体を新殿に移す「遷御(せんぎょ)

いよいよ10月にひかえた伊勢神宮の式年遷宮にちなみ、

・桑名のお木曳き(おきひき)

・桑名にて古くから受け継がれている神事や祭礼

を取り上げ、昭和時代の資料を展示します。

 

【桑名のお木曳きとは?】

神宮式年遷宮の御用材は、遷宮の8年前に

木曽から切り出され、桑名を経由して伊勢まで運ばれます。

御用材の中でも、御神体を納める器を作る木を

「御樋代木(みひしろぎ)といい、特に丁重に扱われます。

御樋代木が桑名を通るときには、大勢の人々が一堂に会し

地元の伝統祭礼である石取祭の祭車も随行して

御樋代木を盛大に奉迎、次の経由地へと引き渡します。

「御樋代木奉迎送祭(みひしろぎほうげいそうさい)

というこの行事は、桑名にとっても

20年に一度の大切なビッグイベントなのです。

 

今年 第62回の遷宮のためのお木曳きは、

平成17(2005)に行われました。

昭和時代には、昭和16年昭和40年昭和60年

3回のお木曳きが行われています。

(※昭和24年に開催予定だった式年遷宮は、

戦争のため4年遅れて昭和28年に行われました)

 

昭和60年のお木曳きのようす(『広報くわな』昭和60年7月1日号 より)                              現在は木曽からトラックで陸送される御用材ですが、昭和16年のお木曳きまでは舟で木曽川を流れ、桑名まで運ばれていました。

昭和60年のお木曳きのようす          (『広報くわな』昭和60年7月1日号より)                              現在は木曽からトラックで陸送される御用材ですが、昭和16年のお木曳きまでは舟で木曽川を流れ、桑名まで運ばれていました。

 

20年に一度のお木曳き行事のほかにも、

上げ馬神事、石取神事など、

桑名には古くから受け継がれてきた神事が多数あります。

これらについても、昭和時代の文献や写真、

現物資料などを集め、展示する予定です。

 

 

「昭和の記憶」事業は、

薄れゆく昭和の記憶を風化させないため、

中央図書館が開館当初から取り組んでいる事業です。

その収集資料展では、

毎年幅広い年齢層の方々にお運びいただき、

「懐かしい!」、「子どものころの記憶が蘇った」

「自分が生まれる前のことを知ることができてよかった」

といったお声をたくさん頂戴しています。

今年もぜひ多くの方にご来場いただきたいと、

現在展示の準備を着々と進めております。

 

こちらのブログでは、今年の開催内容について

順次ご紹介していきます!ぜひチェックしてくださいね。

 

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第8回 「昭和の記憶」収集資料展

第62回神宮式年遷宮奉祝 受け継がれる桑名の神事

 

|会期| 8月30日(金)~9月1日(日)

|時間| 10:00~19:00(最終日は18:00まで)

|場所| くわなメディアライヴ1階 多目的ホール

 

|主催|
桑名市立中央図書館 株式会社図書館流通センター

 

☆これまでの「昭和の記憶」関連の記事は、こちらをどうぞ

<ぐりこ>

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