イベントカテゴリの記事一覧
「図書館が伝える地域情報はまぐり・しじみを育む桑名の漁業」を開催します!!
2016年2月15日(月)|投稿者:kclスタッフ
伊勢志摩サミット関連事業
「2016年ジュニア・サミットin三重」記念トークイベント
「図書館が伝える地域情報はまぐり・しじみを育む桑名の漁業」を開催します!!
http://kcl.kuwana-library.jp/files/20160305event.pdf
桑名の猟師町赤須賀では450年以上前から漁が行われています。豊かな栄養を含んだ木曽三川が伊勢湾に注ぐ汽水域は、かつて、盛んに漁業が営まれていましたが、高度成長期の生態系を無視した開発や水質汚染、地盤沈下等による生息環境の悪化で漁場や魚種、漁獲量は激減していきました。
しかし、桑名の漁業を守るため、地元漁師さんたちは先人の教えを受け継ぎながら、干潟の保全と種苗生産の成功による稚貝放流、環境保全と厳格な資源管理等に努め、資源回復に向け尽力しています。
このイベントは、伊勢志摩サミット関連事業「2016年ジュニア・サミットin三重」の記念イベントとして開催し、赤須賀の現役漁師の皆さんをお迎えし、先人から受け継がれる自然との向き合い方や環境保全の知恵と工夫、資源管理下の漁などをお話いただき、持続可能な漁業の取り組み、自然環境保全への理解を深めていただくものです。
そのほか、学芸員による「赤須賀の歴史」、担当職員による「種苗生産の取り組み」、そして未来の赤須賀の応援団でもある地元城東小学校の児童の皆さんによる「学習発表」等々、地域の皆さんに桑名の漁業の魅力、赤須賀の魅力をお伝えします。
桑名の漁業について知りたい方、はまぐり・しじみ漁について調べたい子、赤須賀の歴史を学びたい方など、幅広い年代の皆さんのご参加をお待ちしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【内容】
①トークイベント(現役漁師さんによる赤須賀での漁業の取り組み、城東小学校の児童のみなさんによる赤須賀漁業についての学習発表、学芸員による赤須賀の歴史、担当職員による種苗生産について)
②赤須賀漁業について知るパネル展示
③城東小学校児童作成「密漁防止ポスター」の展示
④桑名市立中央図書館発行 調べ学習用冊子『図書館が伝える地域情報 はまぐり・しじみを育む桑名の漁業』の刊行発表および市内小中学校校長会代表者への冊子贈呈式
【日時】 平成28年3月5日(土)午後2時から
【場所】 くわなメディアライヴ1階多目的ホール
【申込方法】 直接図書館へもしくは電話(0594-22-0562)
【定員】 100名(先着順。定員になり次第締め切ります。)
【入場】 無料
第19回「図書館を使った調べる学習コンクール」結果発表!!
2016年1月26日(火)|投稿者:kclスタッフ
第19回「図書館を使った調べる学習コンクール」の 受賞作品が決定いたしました!
※詳しくはこちらをご覧ください ⇒「公益財団法人 図書館振興財団」HP
応募作品点数は、70,056作品!
前回の57,070作品を上回る応募がありました。
桑名市からは「第11回図書館を使った調べる学習コンクール」にて最優秀賞・優秀賞に輝いた7作品を出品させていただきました。
⇒27年度の作品一覧はこちらからご覧ください。
栄えある入賞作品・入賞者はこちら!
優良賞:2作品(2名)
◆「消えゆく風景・伊勢大橋~ぼくが撮った1枚の写真から~」
加藤颯真さん(桑名市立星見ヶ丘小学校 6年)
◆「私が首をかいてあげると桃ちゃん(犬)が足を動かすのはナゼ?」
森 陽香さん(桑名市立明正中学校 1年)
奨励賞:2作品(2名)
◆「不思議ですごい!発こうパワー」
中村志穂さん(桑名市立益世小学校 5年)
◆「役立つカタチ、三角~その強さと美しさを探る~」
高木洋徳さん(桑名市立修徳小学校 6年)
佳作:3作品(3名)
◆「魚のひみつ~魚の生きるくふう~」
松岡大祐さん(桑名市立益世小学校 2年)
◆「びっくり!!花火のなぞ?」
木下 響さん(桑名市立修徳小学校 3年)
◆「定家の百人一首 親しんで大事にしよう日本の心」
高木咲衣さん(桑名市立修徳小学校 3年)
受賞されたみなさん、おめでとうございます!!
今回も、力作揃いの「図書館を使った調べる学習コンクール」
まだ、調べ学習をしたことがない方は、ぜひ挑戦してみてください!
私たち図書館スタッフも、みなさんの「ハテナ?」から始まる調べ学習が、解決に繋がるサポートができるよう、日々励んでいきたいと思います!
< くわにゃん >
速報!第11回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール表彰式
2015年11月16日(月)|投稿者:kclスタッフ
11月16日(月)、 第11回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式が
くわなメディアライヴ1階の多目的ホールにて行われました!
今年の応募点数は328点!
そのうち、
☆最優秀賞 3点
☆優秀賞 4点
☆奨励賞 17点
☆地域賞 5点
に輝いたみなさんが表彰されました。
27年度の受賞作品の一覧はこちらからご覧いただけます。
→第11回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクール 入賞作品発表(PDF)
夏休み期間中の「調べる学習相談窓口」にも、
調べ方や作品づくりの工夫の仕方の相談に、多くのお子さんたちが参加してくれました。
毎年、皆さんのテーマの目のつけどころや、知りたい!という熱い想いに、
担当する私たちスタッフも刺激と励みをいただいております。
力作揃いの応募作品の中から見事入賞に輝いた
みなさんの作品は、3階の調べる学習紹介コーナーにて
展示させていただきます。
豊かな好奇心と創意工夫が満点の作品の数々、
ご来館の際は、ぜひお手にとってご覧くださいね!
そして、最優秀賞・優秀賞に選ばれた7点は
全国コンクールへ出品されます!!
桑名のスター☆の活躍に、今後も目が離せません!
〈くわにゃん〉
第10回「昭和の記憶」ご来場ありがとうございました☆
2015年10月17日(土)|投稿者:kclスタッフ
「ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
子どもの頃は、折り紙で遊ぶよりも砂場でトンネル作りに夢中だった< かぶら >です。
10月10日(土)~12日(月)に開催した、第10回「昭和の記憶」収集資料展。
この3日間で1352人もの方に来場いただきました!
本当にありがとうございました。
今回のテーマは「10年の活動をふり返って」。
過去の資料展で展示したパネルなどを厳選して展示しました。
そして、11日(日)・12日(月)に行われた講演会も連日大盛況!(詳しくはこちらをご覧下さい)
資料展の一角では、昭和の遊び体験コーナーを設けて、昔なつかしい遊びに触れていただきました。
「なつかしいなぁ」と手に取られる方から、「何これー!」と物珍しそうに飛びつくお子様まで、連日とてもにぎやかな声が聞こえるコーナーとなりました♪
そしてこのブログでも募集しておりました、”学校じまんの木” 。
開催前は寒そうにしていた木も、連日たくさんの方から想いのこもった葉っぱを付けていただき、最終日にはとても色鮮やかな姿となり、スタッフ一同とても嬉しかったです!
過去の展示資料と、新たな展示資料が一堂に会した今年。
来場いただいた方からも、
「すごく興味深くて勉強になった」
「過去の資料を見て、今後の生活に活かしていきたいと思った」など、資料をこれから先に繋げていきたいという方。
「当時ここで人を助けた」
「昔はこんな場所だった」など、展示資料に当時の記憶を肉付けしてくださる方。
たくさんの「記憶資料」から、様々な想いが生まれた3日間でした。
本当にありがとうございました!!
< かぶら >
いよいよ開幕!第10回「昭和の記憶」収集資料展
2015年10月6日(火)|投稿者:kclスタッフ
「ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
幼い頃は父に竹馬を作ってもらって遊んでいた、昭和生まれの< ぐりこ >です。
桑名市立中央図書館が開館当初から取り組んでいる「昭和の記憶」事業、その年に1回の収集資料展が、10月10日(土)より、いよいよ開幕です!
前回までにもお伝えしていますとおり、今年のテーマは
「10年の活動をふり返って」
毎年、試行錯誤を重ねながら作り上げてきた「昭和の記憶」の10年を回顧すると同時に、継承してきた記憶を新しい世代へと伝えるための、節目の回です。
当日の展示内容と会場案内図はこちら☆
パネルや現物資料の展示、
桑名市映像アーカイブス上映ブースのほか、
来場者の方から昭和の記憶を聞き取り記録する試み(オーラルヒストリーの収集)、
けん玉、お手玉、あやとりといった懐かしの遊び体験、
クイズラリーなどなど、老若男女にお楽しみいただける資料展になっています!
桑名の郷土史の専門家である講師を迎えての講演会には、すでに多数のお申込をいただいています。当日受付も可能ですので、貴重な講演をどうぞお聞き逃しなく!
《講演会日程》
10月11日(日)14:00~ 「古写真でめぐる桑名の昭和史」
講師:西羽晃氏(郷土史研究家・桑名市文化財保護審議会会長)
10月12日(月・祝)14:00~ 「資料ありてこそ~後世に伝える郷土資料~」
講師:大塚由良美氏(桑名市博物館歴史専門官)
ちなみに、昭和生まれの私< ぐりこ >ですが、上の画像のチラシに使われている写真には思わず「へぇ~!」となりましたのでご紹介します。
こちらのチラシの写真は、市民の方から提供していただいた貴重な写真資料の中から使わせていただきました。
2枚ある写真のうち、上の写真は祭車が目印の石取祭のものですが、今回注目していただきたいのは、下の写真……そう、街角で紙芝居が上演されているようす!
現在では、保育・初頭教育や福祉の場で使われ、公共図書館でも資料として所蔵することが定着している紙芝居ですが、それが街頭で上演されている風景は、まさに昭和の記憶なのです。
紙芝居の歴史を調べてみると、現在の平絵式の紙芝居の市井への普及は、昭和5年以降のことのようです。
『「昭和」を知る本 3』(日外アソシエーツ/2006年)によりますと、「5年の昭和恐慌以降、街頭の飴売りが子供を集める手段として演じ、全国に普及した。とくに「黄金バット」シリーズは人気を呼んだ。戦後も30年代まで子供たちの間で人気を呼んだが、テレビが娯楽の中心になり、次第に姿を消した」とあります。
そういえば、私< ぐりこ >の両親の幼い頃などには、飴売りのおじさんがやってくると、町内会中の子どもが小銭を握り締めて集まり、紙芝居を楽しんだ、という話を聞いたことがあります。
現在では、観光地などでしか見る機会のない街頭の紙芝居……。
さぞかし賑やかで楽しい時間だったのだろうと想像します。
第10回「昭和の記憶」収集資料展、開催は10月10日(土)~12日(月・祝)です。
毎年楽しみにしてくださっている方には懐かしく、今年初めて知ったという方には新たな発見のある資料展となっていると思います!
ご家族、ご友人でお誘いあわせのうえ、ぜひご来場くださいね。
スタッフ一同、心よりお待ちしております!
☆桑名市立中央図書館「昭和の記憶」事業、『ぽろんくらぶ 2015年10月号』巻頭特集にてご紹介いただきました☆
詳しくは『ぽろんくらぶ』公式サイトをご覧ください。
→桑名・東員・朝日・川越 地域みっちゃく情報誌 ぽろんくらぶ http://poron.nomaki.jp/
< ぐりこ >