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博物館×中央図書館 令和4年度ML連携企画(第7弾)「『こうなる徳川将軍家』の楽しみ方」を開催します!

2023年1月6日(金)|投稿者:kclスタッフ

ML連携とは、博物館(Museum)と図書館(Library)が連携し、共通のテーマに沿って企画展示やセミナーを開催する協力活動です。

 

中央図書館では、博物館展示のテーマに合わせた関連書籍の展示や、博物館職員等によるセミナーを行います。

 

※状況により変更・中止となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願いいたします。

 

クリックすると拡大します(PDFファイルで開きます)

 

 

第7弾は桑名市博物館新春企画展「こうなる徳川将軍家」の開催に合わせて、関連書籍展示と桑名市博物館職員によるセミナー「『こうなる徳川将軍家』の楽しみ方」を行います。

 

2023年の大河ドラマ「どうする家康」放映開始に伴い現在徳川家康に注目が集まっています。

ここ桑名の地は家康の信頼厚い本多忠勝が配されるなど、大変重要視された土地でした。また、東海道の宿場が置かれ、城下町・宿場町として近世桑名発展の礎に家康は大きく関わっています。

さらに、忠勝の孫・忠刻に家康の孫・千姫が嫁ぎ新婚時期をここ桑名で過ごしています。

本多家のあと桑名を治めた松平家は家康の母・於大の方の血を引くこれまた家康と関わりの深い大名家でした。

本セミナーでは、出品作品の紹介を通しまして「こうなる徳川将軍家 家康と千姫」のみどころを紹介いたします。大河ドラマを機会に地元の歴史を学んでみたい方、お待ちしています。

 

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博物館×中央図書館 令和4年度ML連携企画 第7弾 セミナー「『こうなる徳川将軍家」』の楽しみ方

講 師:桑名市博物館 館長 杉本 竜

日 時:1月21日(土) 午後1時30分から午後3時

場 所:くわなメディアライヴ 2階 第一会議室

定 員:50名(先着順)※定員になり次第締め切ります

申 込:1月10日(火)午前10時30分~ 中央図書館へ電話(☎0594-22-0562)または直接窓口へ

※受付は各日午後5時まで

※2023/1/13更新
好評につき定員に達したため、申込受付を終了いたしました。
ご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。
(キャンセル待ちはありません)

問合せ:桑名市立中央図書館 〒511-0068 桑名市中央町三丁目79 ☎0594-22-0562

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あけましておめでとうございます 2023

2023年1月5日(木)|投稿者:kclスタッフ

あけましておめでとうございます
今年も桑名市立中央図書館とスタッフブログ「ブックとラック」を
よろしくお願いいたします

 

 

今年は1月4日が水曜日(休館日)のため、1月5日より開館しております。
みなさま、お正月はいかがお過ごしでしたか?「志るべ」です。

 

さて、令和も早5年を迎えました。今年は「卯」、ウサギ年です。
ウサギは、人気者で絵本にはたびたび登場しますが、昔話の世界でも大活躍しています。

 

「うさぎ」と「かめ」が、かけっこをするお話はよくご存じのことと思います。
途中で一休みしたため、かけっこに負けてしまったうさぎですが、あのうさぎ、その後どうなったのでしょう?
実はお話にはつづきがありました。

 

 

「それからのうさぎ」(『読んであげたいおはなし 松谷みよ子の民話 上』松谷 みよ子/著 筑摩書房 2002.2 所収)

 

 

かけっこに負けたうさぎは、うさぎ村に帰ってきたのですが、みんなから「うさぎ村の恥だ。出ていけ!」と追い出されてしまいます。
ところがしばらくして、うさぎ村にたいへんなことが起こります。
山にすむ、恐ろしいおおかみから使いがきて「子うさぎ、三びき、献上せい」というのです。
さあ、たいへん! どの子もかわいい子うさぎです。うさぎ村は大さわぎになります。
この話を聞きつけたあのうさぎ、子うさぎを献上しなくてもすむようにしよう、と提案します。
さて、いったいうさぎはどんな方法を考えたのでしょう?
そしてその結果、どうなったのでしょうか?

 

ウサギを描いたお話は世界各地にあります。
アルゼンチンにはこんなお話が・・・
アルゼンチン北部、ボリビアとパラグアイの国境近くに暮らす「ウィチー」の人々に伝わるお話です。

 

 

火をぬすんだウサギ アルゼンチンウィチーのおはなし』(宇野 和美/再話,パブロ・ピシック/絵 玉川大学出版部 2022.2)

 

 

「むかしむかし、どうぶつたちは なかよく へいわに くらしていました」
ある時大きな火事が起こり、野山が焼き尽くされてしまいます。
やがて野山は元通りになるのですが、困ったことに火がどこにもなくなってしまいました。
でも実は、ジャガーのところにだけ火はあったのです。
動物たちはジャガーに火を分けてくれるよう頼みますが、ジャガーは分けてくれません。
オオアリクイが、アルマジロが、ツコツコ(モグラに似た動物で、鳴き声がツコッ、ツコッと聞こえるためにこの名前がついたとのこと)が作戦を練りますが、うまくいきません。
そこに名乗り出たのが、ウサギでした。
さて、ウサギはどんな方法を考えたのでしょう?
そして、火を手に入れることはできたのでしょうか?

 

ケニアにはこんなお話が伝わっています。
東アフリカに暮らす「マサイ」の人たちのお話です。

 

 

ノウサギの家にいるのはだれだ? ケニアマサイにつたわるおはなし』(さくま ゆみこ/再話,斎藤 隆夫/絵 玉川大学出版部 2022.3)

 

 

ある時、「ノウサギ」の家が何者かに乗っ取られてしまいます。
乗っ取ったのは、ゾウを踏みつぶすことだってできるという「つよくて ゆうかんな 戦士」
怖くなったノウサギはなかまの動物たちに頼んで、家を取り戻してもらおうとします。
ジャッカルが、ヒョウが、サイが、ゾウが、次々とやってきては逃げ出していきます。
そんな時、そばを通りかかった動物は・・・
さて、ノウサギの家はぶじ奪還できたのでしょうか?
そして、「つよくて ゆうかんな 戦士」の正体は何だったのでしょう?

 

同じようなお話が、遠く離れたロシアにもありました。

 

 

きつねとうさぎ ロシアの昔話』(F.ヤールブソワ/絵,Y.ノルシュテイン/構成,こじま ひろこ/訳 福音館書店 2003.11)

 

 

家を乗っ取られたのは「うさぎ」、乗っ取ったのは「きつね」です。
そして、助けにやってきた動物は、おおかみ、くま、うし。
場所が変わると、登場する動物も変わります。
そこに暮らす動物たちが描かれているのですね。
けれどやっぱり、みんな逃げ出してしまいます。
うさぎがひとりで泣いているところに現れたのは・・・おんどりでした。
さて、おんどりは、どんな作戦できつねに立ち向かったのでしょう?
そしてその後、うさぎとおんどりはどうなったのでしょうか?

 

ところで、ウサギのチャームポイントはなんといってもあの耳。
どうしてあんなに長いのでしょう?
こちらは、メキシコがまだ「ナオワの国」といったアステカ文明の時代の物語です。

 

 

うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話』(北川 民次/ぶんとえ 福音館書店 1989)

 

 

体が小さくて、仲間のけものたちにいつもいじめられていた「うさぎ」
神様に「もっとおおきくしてください」とお願いをします。
神様は、「とらと、わにと、さるを自分で仕留めてその皮を持ってくれば願いを叶えよう」と言いました。
森で「いちばん つよい とら」と「いちばん むごい わに」と「いちばん ちえのある さる」を相手にどう戦えばいいのでしょう。うさぎは途方に暮れるばかりでした。
それでも、すばしっこくて利口なうさぎは、ついに3枚の皮を持って神様のところへ戻ります。
さて、戻ったうさぎを見つめて神様は何と言ったでしょう?
そして、神様のとった行動は?

 

最後に、おなじみ「シートン動物記」から「ワタオウサギ」の物語をご紹介します。

 

 

ラギーラグ ワタオウサギの子どもの物語』(アーネスト・T.シートン/作・絵,今泉 吉晴/訳 福音館書店 2003.6)

 

 

「ワタオウサギ」という名前は、綿の玉のようなしっぽの形からきています。
シートンは、カナダのトロント近くで出会ったワタオウサギの母子の物語を書きました。
表情豊かな挿絵も、画家であったシートン自身が描いています。

 

図書館の本は作品の内容によって分類され、番号をつけて並べられています。
ふつう、「物語」は「文学」に分類されますが、この作品は「動物学」に分類されています。
シートンは、ワタオウサギの母子をいろいろな観察方法で、彼らの暮らしをじゃましないように研究し、記録し、そしてその記録をもとに『ラギーラグ』を書きました。
『ラギーラグ』は「物語」ですが、そこには動物「ワタオウサギ」の姿が描かれています。

 

シートンは作品のはじめに、次のように書いています。

 

わたしは、この物語のなかで、「ウサギの言葉」を人間の言葉に訳して、読者のみなさんにお伝えします。訳すときに、わたしはウサギがいっていないことは、ひと言もつけくわえていないことを、読者のみなさんに誓います。

 

母ウサギのモリーが、イヌの激しい追撃をかわす場面があります。
イヌが思い直してもどってきても、足あとをつけられないように、「すこし後もどりし、さらに横跳びをし、そして急角度にジグザグ走りを繰り返し、こみいった足あとを残して」帰るところは、モリーの周到さに驚くと同時に、その動きを想像すると思わず笑ってしまいます。
そしてそこには、観察するシートンの目の確かさとあたたかさが感じられます。

 

ウサギを描いた作品は、他にもまだまだたくさんあります。
ぜひ、あなたの一冊を探しに図書館にいらしてください。

 

一日も早く新型コロナウイルスが終息し、今年一年、自由に図書館をご利用いただける日々がつづきますように。

 

 

<紹介資料>
「それからのうさぎ」(『読んであげたいおはなし 松谷みよ子の民話 上』 筑摩書房 2002.2所収  KM/913/マ/1)
火をぬすんだウサギ アルゼンチンウィチーのおはなし』 宇野 和美/再話,パブロ・ピシック/絵 玉川大学出版部 2022.2    KM/E/ピ/
ノウサギの家にいるのはだれだ? ケニアマサイにつたわるおはなし』 さくま ゆみこ/再話,斎藤 隆夫/絵 玉川大学出版部 2022.3      KM/E/サ/
きつねとうさぎ ロシアの昔話』 F.ヤールブソワ/絵,Y.ノルシュテイン/構成,こじま ひろこ/訳 福音館書店 2003.11    /E/ヤ/
うさぎのみみはなぜながい メキシコ民話』 北川 民次/ぶんとえ 福音館書店 1989    KM/E/キ/
ラギーラグ ワタオウサギの子どもの物語』 アーネスト・T.シートン/作・絵,今泉 吉晴/訳 福音館書店 2003.6     /480/シ/

 

<志るべ>

 

 

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クリスマス工作を開催しました

2022年12月27日(火)|投稿者:kclスタッフ

2022年12月18日(日)、くわなメディアライヴ 2階第1会議室でクリスマス工作を開催いたしました。
たくさんのご参加いただきありがとうございました。

 

木の土台に接着してある松ぼっくりツリーとフォトフレームに自由に飾り付けしてもらいました。

 

みなさん夢中になって飾り付けを楽しんでいました。

 

大人にはない自由な発想と想像力ですばらしい作品が完成しました。

 

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「第18回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」表彰式

2022年12月10日(土)|投稿者:kclスタッフ

2022年11月28日(月)に、第18回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式が行われました。
今年は168作品ご応募いただきました。

 

 

そのうち、
☆最優秀賞 1作品
☆優秀賞  3作品(うち、地域賞・子どもと大人の部1作品、きょうだいでの共作1作品)
☆奨励賞  19作品
が入賞し、25名の方々が表彰されました。

 

今年度の受賞作品の一覧はこちらからご覧いただけます。
➡ 第18回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクール入賞作品発表(PDF)

 

みなさんの疑問・興味を持ったことを一生懸命調べる姿がとても素敵でした。
これからも調査のお手伝いが出来るよう、図書館スタッフ一同サポートしてまいります。
最優秀賞・優秀賞に選ばれた作品は全国コンクールへ出品されます。
入賞作品の閲覧をご希望の方は、児童コーナー窓口へおたずねください。

 

「こばとお正月スペシャル2023」を開催します!

2022年12月1日(木)|投稿者:kclスタッフ

クリックすると拡大します(PDFで開きます)

日時|2023年1月9日(月) 10:30~11:30
場所|くわなメディアライヴ2階 第1会議室

 

読み聞かせ|『十二支のおもちつき』 ほか
工作|「とことこうさぎ」を作ろう

 

定員|子ども15名
対象|3歳以上(未就学児は保護者1名同伴)

 

申込開始日|12月12日(月) 10:30~
申込方法 |窓口または電話
申込先  |桑名市立中央図書館   0594-22-0562

※2023/1/5更新
好評につき定員に達したため、申込受付を終了いたしました。
ご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。
(キャンセル待ちはありません)

 

お正月や冬のおはなしの読み聞かせをします。
工作は、とことこ動くうさぎを作ります。

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加される際は、マスクの着用やアルコール消毒の利用などのご協力お願い致します。

カテゴリー:イベント, こばと, 児童 | コメント (0) |