#kclスタッフおすすめ本 『国宝ロストワールド』
2023年4月14日(金)|投稿者:kclスタッフ
【 芸術に触れる 】
『国宝ロストワールド』
(岡塚 章子著,金子 隆一著,説田 晃大著 小学館 2019年刊)
明治、大正、昭和に撮影された国宝の写真。
今も観光名所で姿を見る事が出来るものから、既に失われてしまったもの。
現存はするけれども、今とは異なる姿で写されたもの。
これらの国宝を撮影した写真家たちは、一体どんな意義を持って撮影したのでしょうか。
本書では写真家たちの撮影技法と共に、写真史上を語る上で特に意義のある写真33点が紹介されています。
昭和24年(1949)1月、法隆寺金堂火災。
平成31年(2019)4月、ノートルダム大聖堂火災。
令和元年(2019)10月、首里城火災。
どれだけ大切にしていても、思いもよらぬ事で突如失われてしまった文化財の姿を、これまでも多く目にしてきました。
芸術作品を目にする、だけではなく、その芸術作品を撮影した写真家たちにも触れられる作品です。
まだ目にする事が出来る国宝に、本書を持って会いに行ってみませんか?
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『国宝ロストワールド』
▼出版社
小学館
▼書影画像元
版元ドットコム
※次回更新は2023年4月28日(金)の予定です
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