「ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
最近、人から薦められた本がマイブームになっている< ぐりこ >です。
さて、本日4月23日は、親しい人に本を贈る「サン・ジョルディの日」です。
これは、スペインはカタルーニャ地方の守護聖人 サン・ジョルディにちなんだ記念日で、「スペインでは命日の4月23日に本の市が立ち、花とともに本を贈り合う習慣がある」のだそうです。
(出典:デジタル大辞泉, JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, 参照 2015-04-19)
うららかな春の日に、親しい人と花と本を贈り合う…とても素敵なイベントですね。
みなさんは、誰かから本を贈られたり、薦められたりしたことはありますか?
人から教えてもらう本は、自分で選ぶのとはまた違った印象が残ったり、
相手を知るきっかけにもなったりして、とても興味深いものだなぁと思います。
そんな新しい出会いのきっかけにしていただければ、と中央図書館で開催している
10年ありがとうイベント「教えて!あなたのおすすめ本」。
4~5月は、「誰かに贈りたい1冊」というテーマでお寄せいただいたPOPを展示しています。
ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございます!
展示期間:5月26日(火)まで
こちらのブログでは一部のみをご紹介させていただきましたが、
今回もたくさんの方にご参加いただきました。
コーナーには絵本から海外文学作品まで、幅広い内容の本が並んでいます!
また、現在募集中の第7回のテーマは、「何度も読み返す1冊」。
図書館で何度も借りている、または、自分の手元にあって折に触れて開いている…
そんな1冊、あなたにもありませんか?
「ぜひみんなに教えたい1冊がある!」と思ったら、どうぞお気軽にご参加ください。
POP用紙は館内で配布をしているほか、PDFファイルがダウンロード可能です。
※データは2枚組です。A4サイズに出力して半分に切ってご使用ください。
第7回の募集期間は、5月12日(火)までです。
「教えて!あなたのおすすめ本」は10年ありがとうイベントのスタンプ対象企画です。
POPを提出するとスタンプ3個!
スタンプをお集めの方は、図書館クイズ kclのイロハと合わせて、ぜひご参加くださいね。
あなたの大切な1冊が、誰かの人生に影響を与える1冊になるかもしれません。
また、誰かの1冊が、あなたにとっても意味のある1冊になるかも…。
ご来館の際は、ぜひ10年ありがとうイベント特設展示コーナーへお立ち寄りください。
< ぐりこ >
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
一般特集も担当しています、平八郎です。
みなさまは、初めての事柄に出会ったり、新しいこと学んだりすると嬉しくなりませんか?
この感覚に共感いただけたみなさまを応援する特集が3月より始まりました。
もっともっと学ぶ楽しさを伝えたい!という気持ちにあふれた今回の特集は……
一般特集
「学ぶ」っておもしろい
特集コーナーの全体図です。
今回の一般特集は、学校の勉強を学び直す。余暇に新しく勉強を始めてみる。
効果的な勉強法とは。…等々。
新年度の始まりとともに、新しい発見に出会えるような本や、
懐かしい学生時代を思い出せるような本を集めてみました。
苦手だったのあの科目、今なら難なく攻略できるかもしれません。
このブログを書いている時点で、今回の一般特集の展示が始まって3週間ほど経ちました。
当初の予想以上に貸出が多く、嬉しい反面、がらりと開いた棚に寂さを感じることもしばしば。
しかし、棚の本が少なくなれば、特集担当がこっそり補充していますので、
特集コーナーを既に見たという方でも、 もう一度特集コーナーをご覧になってみてください。
特集コーナーの看板。大パネルです。
棚のパネルは、毎回頭を捻って考えています。
上の写真のパネルでは、少ないですが教科書で学んだ懐かしの名作を集めてみました。
本当はメジャーな作品だけでなく、マイナーな作品や古典文学、詩歌、評論等も集めたかったのですが、
数が膨大すぎて列挙しきれませんでした。
パネルの作成に関しては、こちらの図書を参考にしています。(書名をクリックすると詳細へリンクします)
「教科書に載った小説」
「教科書掲載作品13000」
「教科書掲載作品」
持ち出し禁止の図書もありますが、興味が湧いた方は図書館で探してみてください!
他にも、こんな本が私のオススメです。(書名をクリックすると詳細へリンクします)
「国語の教科書から消えた心に響く名作・名場面」
「中学・高校の勉強をやり直す本」
「中学入試に挑戦(チャレンジ)!この算数が解けますか? 」
「なつかしの理科室」
学ぶことが楽しくなる本がたくさんあります。
この特集で集めた本のリストは下記のURLより
【中央一般特集】 「学ぶ」っておもしろい からご覧いただけます。
https://opac.kuwana-library.jp/winj/opac/theme.do?lang=ja&dspph=1
みなさまのご利用、お待ちしております。
< 平八郎 >
「ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
暖かな日が続き、お出掛けの際に防寒具を持つか悩む<かぶら>です。
みなさんは、”東海道”と聞いて何を思い浮かべますか?
”東海道新幹線”、”東海道五十三次”など、いろんな答えがあるかと思います。
その中でも私<かぶら>が愛してやまないのは、
『東海道中膝栗毛』です!!
江戸時代、弥次郎兵衛と喜多八が江戸からお伊勢参りへ向かう道中を
面白おかしく書いた作品で、小学生の頃、子ども向けに書かれた本を
何度も図書館で借りて読みました。
作品中には、ここ桑名も登場します!
東海道42番目の宿場町「桑名」のメインはやはり、”七里の渡し”。
熱田から桑名へ向かう舟中でのやり取りに、
子どもながら「ひどい紹介のされ方だ!何するんだ弥次さん!」
と驚きながらも、笑い転げていたのを覚えています。
まだお読みでない方は、ぜひこの機会にご覧ください!
子ども向けから大人向けまで、幅広い年代に向けた本が出版されています。
彼らが通った”旧東海道”、今でも当時を偲ぶ旧跡があるのを、
みなさんはご存知でしょうか?
桑名市内を通る”旧東海道”は、”七里の渡し”から町屋川手前まで、
およそ4キロ程あります。
七里の渡し口にある鳥居と幡龍櫓。(撮影:かぶら)
伊勢神宮から運ばれ、建てられた鳥居をくぐり、
道中の案内板を見ながら市内を進めば、
当時の面影を残した家屋や、旧跡の紹介碑があちこちに。
今年の始め、遊びの折り紙の作り方に関する本では最古とされる
「秘伝千羽鶴折形(おりかた)」の元資料が発見され、
話題となった長円寺も旧東海道筋にあります。
先月、実際に旧東海道を通ってみたのですが、
ここに松原があっただなんて・・・
え、ここの神社にそんな所縁があったの・・・?
と、桑名に住んで20数年の私。驚きの連続でした。
現在、4階郷土特集コーナーでは
「旧東海道を歩こう~見附(みつけ)みつけた!」と銘打って、
市内の旧東海道の旧跡や、マップ、関連書籍をご紹介しております。
市内のマップもあります☆
タイトルにもあります「見附(みつけ)」とは、
世城郭の城門の別称で、櫓(やぐら)があり、番兵を置いた門のことをいいます。
京町見附跡にある京町公園 (撮影:かぶら)
そして『東海道中膝栗毛』にも登場する「立場(たてば)」とは、
江戸時代、街道などで人夫が駕籠などをとめて休息する所です。
矢田立場跡には火の見櫓が再建されています (撮影:かぶら)
あまり聞きなじみのないこの二つの言葉ですが、
市内に跡地が何箇所か残されています。
さらに「安永立場」には桑名の銘菓「安永餅」と関わりがあるとか・・・
図書館にご来館の際には、ぜひ一度郷土特集をご覧ください!
そして暖かな日に、のんびりと旧東海道を歩いてみるのもいかがでしょう?
きっと、思わず「みつけた!」と言ってしまう出会いが待っていると思います♪
■関連資料
『21世紀版少年少女古典文学館 20 東海道中膝栗毛』講談社
『桑名の千羽鶴 一枚の紙から数羽の鶴を折る『千羽鶴折形』より』桑名の千羽鶴を広める会
<かぶら>
「ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
チョコレートは贈る前の”味見”にも余念がない、甘党の< ぐりこ >です。
バレンタインの前とあって、図書館でもお菓子のレシピ本が大人気ですが、
大切なあの人に、本を贈るというのはいかがでしょうか?
10年ありがとうイベント「教えて!あなたのおすすめ本」では、
第6回テーマ「誰かに贈りたい1冊」のPOPを大募集中です!
今回のテーマでは、あなたの「おすすめ本」だけではなく、
「贈りたい相手」も一緒に教えていただく形になっています。
家族、友人、先輩・後輩、将来の自分などなど、贈る相手は自由。
「あの人が好きそう」「一緒に読みたい」「本に託して気持ちを伝えたい」
…そんな1冊を、手書きのPOPで紹介してください!
今回は、担当スタッフも作品例を作ってみましたよ。
担当スタッフ4人のPOPは、館内4箇所にて展示中です♪
第6回の募集期間は、3月17日(火)まで。POP用紙は館内にて配布中です。
また、ご提出いただいた方には、10年ありがとうスタンプ 3個 を押印します!
貸出だけではスタンプが集まりそうにない…という方も、ぜひ書いてみてくださいね。
そして、中央図書館3階「10年ありがとうイベント」特設展示コーナーでは、
12月~1月に募集した第5回テーマ「強くなれる1冊」の展示が始まりました!
コーナーでは、イベントの開催告知や「kclビブリオバトル」の紹介、
スタッフからの「ありがとうメッセージ」の展示も行っています☆
一部ですが、みなさんの作品をご紹介させていただきます!(クリックで拡大できます)
テーマが「強くなれる1冊」ということで、それぞれのPOPからは
書いた方お一人おひとりのご経験や考え方が伝わってきて、
共感したり、感心したり、はっとしたり……心を動かされました。
自分に重なるところがあれば、思わずその本を手にとってしまいます。
ご参加のみなさま、素敵な作品を本当にありがとうございます!
こちらの展示は、3月24日(火)まで。
紹介された本も併せて展示しています。(貸出中の場合には予約をどうぞ!)
また、コーナーでは、第1回~4回にお寄せいただいたPOPもご覧いただけます。
気になる本との出会いがあるかもしれませんよ。
☆これまでに募集したテーマ☆
第1回 忘れられない1冊
第2回 アツくなれる1冊
第3回 ありがとうの1冊
第4回 人生を変えた1冊
さて、2ヶ月ごとにテーマを変えて募集してきた
「教えて!あなたのおすすめ本」も、残すところあと3回です。
テーマにちなんだ自分の大好きな本を、他の方たちに紹介するPOP。
表現に悩んだりはしますが、その1冊と改めて向き合ういい機会にもなります。
また、図書館でその本が誰かの手にとられることは、とても嬉しいものですよ。
あなたのご参加、お待ちしています!
< ぐりこ >
日に日に寒さが厳しくなり、今年も残すところあとわずかとなりましたね。
貸出延長も始まりましたが(⇒詳しくはこちらの記事をご覧ください)、
年末年始は何を読もうか迷っていらっしゃるみなさま!
ぜひ一般特集コーナーにご注目ください♪
今回のテーマは、
『日本再発見』【展示期間:2月24日(火)まで】
スタッフによる切り絵にもご注目!
収集した資料の詳細についてはこちら⇒「テーマ一覧」から、
【中央図書館一般特集 日本再発見】をご覧ください。
日本には、世界遺産にも登録されている数々の美しい名所や、
浮世絵、歌舞伎、忍者といった古来のものだけでなく、
近年はアニメーションの高い技術や、ファッション、「カワイイ」という言葉自体も
文化として世界からの注目を集めています。
みなさんは「日本」といえば、何を思い浮かべますか?
そんな数ある日本文化に関する本のなかから、私・千鶴がおすすめするのはこちらです。
(NHK「美の壺」制作班/編 日本放送出版協会 2009年2月)
ページを開くと、"銭湯といえばこれ!"といわんばかりの、
タイルに描かれた富士山やマッサージチェアなどレトロな光景がずらり。
読むと思わず熱めのお湯に入ってあたたまりたくなる一冊です。
新たな年を迎える今、日本の良き文化に改めて目を向けてみては
いかがでしょうか。
ミニ特集は、
『年越し』【展示期間:1月27日(火)まで】
新年を迎える準備はもうお済みですか? ぜひお役立てください♪
お掃除のコツや年賀状づくり、おせち料理のレシピなど、
お役立ちのラインナップとなっております!
(1月28日(木)からは『節分』を展示します。お楽しみに♪)
<千鶴>