年末年始のお休みに読みたい本を探すには?
2015年12月17日(木)|投稿者:kclスタッフ
桑名市立中央図書館スタッフブログ「ブックとラック」をご覧のみなさま、こんにちは。平八郎です。
早いもので2015年もあと少し。もういくつか寝ると、お正月がやってきますね。今回は年末年始の図書館の休館と、貸出期間延長のお知らせです。
【桑名市立中央図書館の休館期間】
12月28日(月)~1月3日(月)
【図書・雑誌の延長】
12月14日(月)~12月27日(日)の貸出……3週間の貸出
【CD・DVDの延長】
12月21日(月)~12月27日(日)の貸出……2週間の貸出
期間中は、通常より一週間長く貸出ができますので、たくさん本を借りていってください!
たくさん本を借りたいけれど、図書館には本がありすぎて……という方もいらっしゃると思います。以前のブックとラック(クリックでリンクします)では図書館発行のフリーペーパーL.A.Kや、図書館のBSコーナー、一般特集コーナーといった展示物を紹介しました。ご活用していただければ幸いです。
今回は年末年始のお休みに向けて、「図書館に来てみたけど、探している本はあるかな?」という時に使えるものをご紹介したいと思います。
図書館内に設置してあるOPACと呼ばれるものです。
図書館ではOPACと呼称しますが、簡単に言えば蔵書検索用の端末のことです。なぜOPACという名前なのかといいますと……
『図書館用語集 四訂版』 日本図書館協会 には
オーパック OPAC:Online Public Access Catalog
「〈オンライン利用者用目録〉または〈オンライン閲覧目録〉の略称。オパックとも読む。図書館蔵書の書誌情報をコンピュータに記録し、その図書館の蔵書データベースを作成すると、その図書館のMARC(マーク、機械可読目録)ができる。このMARCを利用して、利用者が直接端末機からオンラインで図書館のセンターマシンと接続し、蔵書データベースを検索できるようにした目録システムのことで、オンライン目録といわれることもある。」
『図書館情報学』 上田 修一/編著 勁草書房 には
「OPACは「Online Public Access Catalog」の頭文字であるが、オンラインの利用者向け目録という意味である。」
という説明が記載されています。
図書館ホームページにある検索ページも、OPACと呼ばれるものです。中央図書館のスタッフは、ホームページのOPACを「Web OPAC」。館内に設置してあるOPACを「館内OPAC」と区別して呼んでいます。
今回のブックとラックは、今ではほとんどの図書館にあるであろう、このOPACについて触れたいと思います。
中央図書館のOPACは一般フロアに三台、児童フロアに一台、四階に一台設置してある他、実はくわなメディアライヴの一階にも設置してあります。
まずは基本的なところから。マウスとキーボードの操作もできますが、実は画面がタッチパネルになっていて、画面に触れるだけで操作もできます。
クリックまたはタッチすると、メニュー画面がでてきます。ここで使いたい機能を選択します。
標準蔵書検索
キーワード検索のみのシンプルな検索ですね。
詳細蔵書検索
「図書を探す」「雑誌を探す」「CD/DVDから探す」「全てから探す」「一般書を探す」「児童書を探す」「絵本・紙芝居を探す」と図書の大きな括りを選択します。探したい項目を選択すると、タイトル、著者、出版社、キーワードなどが入力できます。標準蔵書検索では検索ヒット数が多すぎて、もう少し絞り込みたいときなどに有効です。
新着図書
新しく入った本を一覧で見ることできます。新着図書は約3ヶ月の間、ここに表示されます。新着図書をご覧になられる時、注意していただきたいのが、新着図書は「図書館に新しく入った本」であるということです。出版年が少し前のものでも、当館に受け入れたのが最近であれば、新着図書として表示されます。
テーマ一覧
テーマに沿って集めた本の一覧を見ることができます。常時掲載されているものもありますが、特集のように期間限定のものもありますので、定期的にチェックしてみてください。
予約の多い資料
中央図書館でたくさんの予約があった資料を、ランキング形式で見ることができます。図書、雑誌、AVとそれぞれの分野で、今何が人気なのかを知ることができます。
お知らせ・カレンダー
図書館の休館やイベントの情報などを見ることができます。
Myライブラリ・設定変更
現在借りている資料や予約中の資料、My本棚の確認。登録のメールアドレスなどの設定変更ができます。
様々な検索方法でOPACから資料を検索して、目的の本が見つたったら、どこの棚にあるのかを調べることができます。資料詳細画面の「Map」をクリックすると本のある位置に★印が表示されます。また印刷されるこのレシートを見れば、この本がどこにあるのかが素早くわかるようになっています。
レシートの見方、本の探し方はまたブログで取り上げたいと思っていますのでお楽しみに!
< 平八郎 >
コメントを残す