kclビブリオバトル2022を開催しました!
2022年11月7日(月)|投稿者:kclスタッフ
2022年10月30日(日)、くわなメディアライヴ2階第1会議室にてkclビブリオバトル2022を開催いたしました。
今回、発表者として次の3名の方にご参加いただきました。
1番 こうすけ さん
「デューク」(『つめたいよるに』所収)
(江国 香織/著 新潮社 1996年刊 ※長島輪中図書館所蔵)
【感想】
・自分の経験を織り交ぜての発表が良かったです。
・受験で泣けてしまう小説というのがすごいと思いました。
・死を経験した人だから書ける本だなと思ったし、それを分かりやすく説明していたのがすごかった。
2番 ちくわ さん
『失楽園 上』『失楽園 下』
(ジョン・ミルトン/作,平井 正穂/訳 岩波書店 1981年刊)
【感想】
・場の空気に合わせたアドリブトークがうまい。本の読み込みが深い。
・神さまたちの話でしたが、意外と人間らしいところもあるんだなーって思いました。
・失楽園という本や、アダムとイヴ、エデンの園など、言葉自体は知っていたが、内容は知らなかったので、是非読んでみたいと感じた。
3番 鉄板ナポリタン さん
『ヤクザときどきピアノ』
(鈴木 智彦/著 CCCメディアハウス 2020年刊)
【感想】
・例え話を使って、流れを説明していたから、分かりやすかった。
・ヤクザとピアノという関係がないようなものから語られる内容にとても興味を持ちました。
・ヤクザでもやると決めたからにはその意志を最後まで貫き通すことへの凄さに感動しました。
栄えあるチャンプ本に輝いたのは…
1番 こうすけさん発表の「デューク」(『つめたいよるに』所収)でした!
試験勉強のため、2001年センター試験の問題を解いていた際この作品に出会ったという、こうすけさん。
自身の経験や、学生ならではの視点と感情を織り交ぜながらの発表は、まるで一つの劇を見ているかのよう。
こうすけさんの醸し出す雰囲気に、会場中が呑み込まれた時間でした。
今年もkclビブリオバトルを無事開催することが出来ましたのも、ご関心を寄せていただきました皆さまのおかげです。
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
中央図書館では、これからも感染拡大防止対策を行った上で、イベントの開催情報・館内での特集コーナー設置など、様々な形での「人と本の出会いの場」を皆さまにお届けいたします。
それらの情報は館内掲示、当ホームページ、またはTwitterでも情報発信を行っております。
最後になりましたが、素敵な時間を作っていただいた発表者の皆さま、本当にありがとうございました!
これまでのビブリオバトルの様子はコチラ
歴代発表作品一覧はコチラ (PDFファイルで開きます)
桑名市立中央図書館 公式Twitter @KCL_lib
※「デューク」は、中央図書館所蔵『つめたいよるに』(江国 香織/作,柳生 まち子/画 理論社 1991年刊)にも収録されています。
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