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博物館×中央図書館 令和4年度ML連携企画(第3弾)「壬申の乱と桑名」を開催します!
2022年7月12日(火)|投稿者:kclスタッフ
ML連携とは、博物館(Museum)と図書館(Library)が連携し、共通のテーマに沿って企画展示やセミナーを開催する協力活動です。
中央図書館では、博物館展示のテーマに合わせた関連書籍の展示や、博物館職員等によるセミナーを行います。
第3弾は博物館展示「壬申の乱と桑名」の開催に合わせて、関連書籍展示と桑名市博物館 歴史専門官によるセミナー「壬申の乱と桑名」を行います。
今年は、古代最大の皇位継承戦争と言われた「壬申の乱」から1350年となります。この乱の事は『日本書紀』に詳しく記されていますが、ここに「桑名」が登場します。「桑名」の地名が正式な書物に登場する最初ですので、その意味でも桑名にとっては注目すべき事柄ですが、もう一つ、壬申の乱の時、桑名はとても大きな役割を果たしています。それは何か、講座で是非お聞き下さい。
博物館展示「壬申の乱と桑名」について、セミナーを聞いて、博物館展示への理解を深めてみませんか?
※状況により変更・中止となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願いいたします。
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企画名:博物館×中央図書館 令和4年度ML連携企画 セミナー「壬申の乱と桑名」
講師:桑名市博物館 歴史専門官 大塚由良美
日時:7月30日(土) 午後1時30分から午後3時
場所:くわなメディアライヴ 2階 保健栄養指導室
定員:25名(先着順、事前申込制)※定員になり次第締め切ります
申込み方法:直接窓口、または電話で中央図書館へ
申込み開始:7月21日(木)午前10時30分~ ※受付は午後5時まで
※7/21 12:10更新
好評につき定員に達したため、申込受付を終了いたしました。
ご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。 (キャンセル待ちはありません)
問い合わせ:桑名市立中央図書館 〒511-0068 桑名市中央町三丁目79 0594-22-0562
#kclスタッフおすすめ本 『はじめてであう小児科の本』
2022年7月1日(金)|投稿者:kclスタッフ
【 子育てに悩む人へ 】
『はじめてであう小児科の本 改訂第4版』
(山田 真/著 福音館書店 2016年刊)
子育てで困る事と言えば、やはり「病気」です。
はじめて子供が熱を出した時のあの不安感…
しっかりと意思の疎通ができない乳幼児期は、特にどうしてよいのかわかりません。
みんながそうなのか?この子だけなのか?
受診しても、「ちょっとした気になること」は、なかなか先生に聞くことができず、精神的に参ってしまうこともありました。
そんな時期に、この本を読んで何度か助けてもらいました。
目次を見てもわかるように、病気の種類ごとに細かく分けてあり、症状や特徴、治療方法が書いてあります。
著者は小児科医の先生なので、実際に、受診した人の状況なども合わせて書いてあり、自分と重ねることができて、ちょっと安心します。
例えば同じ下痢でも、軽い場合と重い場合どのような違いがあるのか?何に気を付けたら良いのか?
情報過多の時代、安易な自己判断は怖いですが、自分自身の精神安定剤として、軽い気持ちで、読んでみてはいかかでしょうか?
▼本の貸出状況は、こちらから確認いただけます
▼出版社/書影画像元
※次回更新は2022年7月15日(金)の予定です
親子で桑名の歴史を調べる講座「ふるさとを知ろう」を開催します!
2022年6月30日(木)|投稿者:kclスタッフ
図書館の本を使って桑名のことを調べる、体験型講座です。課題の調べ方、まとめ方を学ぶことで、自由研究にも活かすことができます。
講座で取り組んだ内容から、「図書館を使った調べるコンクール」の「子どもと大人の部」への応募もできます。
先生の話を聞くだけでなく、実際に図書館資料を使って調べることで、子どもたちに郷土の歴史への関心を深めてもらうことを目的とした講座です。
保護者の方なら誰でも参加できます。ぜひご参加ください。
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企画名:親子で桑名の歴史を調べる講座 「ふるさとを知ろう」
講師:桑名市博物館 歴史専門官 大塚 由良美
日時:7月24日(日) 午後1時30分から午後3時
場所:くわなメディアライヴ 2階 保健栄養指導室
定員:8組(先着順)
対象:小学校4年生以上の児童と保護者(中学生以上は一人で参加可能)
申込み方法:直接窓口、または電話で中央図書館へ
申込み開始:7月4日(月)午前10時30分~ ※受付は午後5時まで
問い合わせ:桑名市立中央図書館
〒511-0068 桑名市中央町三丁目79 ☎0594-22-0562
「12代目“桑名のあうるさん”」のご紹介☆
2022年6月18日(土)|投稿者:kclスタッフ
4月初め桜が咲き誇る頃、桑名市立中央図書館にて12代目‟桑名のあうるさん“の委嘱式と、ポスター撮影を行いました。
12代目‟桑名のあうるさん“は、第25回 「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会に入賞された5名の方々です。
今年度、中央図書館のPR活動に協力していただきます☆
■優良賞(2作品)
・小学生の部
「アイラブかつお節 ~かつお節が教えてくれた和の心~」
宮城 嗣久さん
・子どもと大人の部
「ハムスターファミリー」
西田 絢美さん・西田 純さん(父)
■奨励賞(1作品)
・小学生の部
「謎のチョウ アサギマダラ 旅するヒミツを追え!!」
小塚 凜空さん
■佳作(1作品)
・小学生の部
「よくなれ!視力!」
近藤 亜紀さん
今年度のポスターはこちらです!
(写真左から)
近藤 亜紀さん、西田 絢美さん、宮城 嗣久さん、小塚 凜空さん
ポスターは、館内に掲示します。
また、‟桑名のあうるさん“へインタビューしたものをまとめた「桑名のあうるさんの声を聞く」と「調べる学習☆インタビュー」を児童フロアに掲示中です。
ご来館の際は、是非ご覧ください☆
#kclスタッフおすすめ本 『13歳からの地政学』
2022年6月17日(金)|投稿者:kclスタッフ
【 社会を考える 】
『13歳からの地政学』
(田中 孝幸/著 東洋経済新報社 2022年刊)
ウクライナの人がインタビューを受けているニュースを見ていました。
その内容は胸にせまるものがありましたが、一方でヨーロッパの人は本当に英語が堪能だな、普通に話せるのだな、と感心しました。
日本人が街中で外国人記者からインタビューを受けて、ほとんどの人が英語で回答できるのだろうか?と。
そんなことを思っていた時に出会った本を紹介したいと思います。
本のタイトルにもある「地政学」。
辞書を引いてみると「地理的な条件とその国の外交・軍事政策の関係を研究する学問」(『三省堂国語辞典』より)とあります。
「13歳からの」とついているので、分かりやすい解説書かなと思い、読み始めました。
しかし、単なる解説書ではなく物語形式になっており、その物語を通して世界情勢全体を理解しようという本だったのです。
高校1年の大樹とその妹の中学1年の杏。
夏休みの前日、2人はアンティークショップで古い地球儀を見つけます。
そして店主(通称カイゾク)から「7回この店に来て、わしの話を聞き、最終日に出す問題に答えられたら地球儀をあげよう」と持ち掛けられます。
価格が「時価」となっているその地球儀はかなりの年代物で、4本の支柱に囲まれた立派な作り。
到底、中高生に買える品物ではないため最初は警戒する大樹ですが、予習の必要ナシ、地球儀を使って世界がどう動いているのか一緒に考えようと言われ、2人で挑戦することに。
カイゾクは地球儀を使い、身近な題材を例にとりながら、分かりやすく解説していきます。
「世界中の貿易の9割以上が海を使用しているのは何故か」
「大国の苦しい事情って何?」
「核兵器保有国はどこに隠しているの?」等々。
そこには最初の私の疑問だった「ヨーロッパの人々が母国語でない英語を普通に使える理由」も書かれていました。
なるほど!と思った私ですが、この本の主人公である兄妹も、驚いたり、納得したり、さらに好奇心が湧いて、いつしか真剣に世界のこと人々のことを考え始めます。
難しい世界情勢を解説しているだけでなく、カイゾクと2人の兄妹の物語でもあるので、ついつい先が気になって読み進めることができます。
解説書としても物語としても楽しめます。
ただのアンティークショップの店主とは思えないカイゾクの正体とは?
そして2人は最後の問題をどう解くのでしょうか。
皆さんも是非その答えを読んで確かめて下さい。そして、世界のしくみを改めて考えてみませんか。
▼本の貸出状況は、こちらから確認いただけます
▼出版社
▼書影画像元
※次回更新は2022年7月1日(金)の予定です