桑名のあつい夏! 石取祭特集 開催中!
2012年7月15日(日)|投稿者:kclスタッフ
桑名の夏といえば、
やっぱり石取祭抜きには語れません。
チキチキゴンゴンとお囃子の練習が
聞こえ始めました。
今年も、もちろん
石取祭の特集展示
を開催しています。
(8月末まで)
石取祭といえば
桑名宗社(春日神社)の前で行われる渡祭が有名ですが
お祭り本番の前にも、様々な行事が行われていることを
ご存知でしょうか??
今年の特集展示では
石取祭が開催される前に行われる
御籤占式(みくじうらないしき)
川原祓式(かわらばらいしき)
祭りばやし優勝大会
の3つの行事をピックアップして紹介しています。
このブログでは、石取祭の由来とも関係する
川原祓式(かわらばらいしき)について
少し紹介いたしますね。
川原祓式は、
町屋川の、川原の石を拾い
桑名宗社へ奉納する行事です。
今年は、7月16日、海の日に行われました。
なぜ神社へ石を奉納するのかは
・石占(いしうらない)を行うためという説
・神社の社地を修理するためという説
・ 流鏑馬神事(やぶさめしんじ)の馬場を修理するためという説
など、いろいろな説があるようです。
石取祭は、
町屋川の石を、桑名宗社へ奉納する神事から
始まったといわれています。
川原祓式は、石取祭のはじまりである
大切な行事が今に受け継がれているのですね。
石取祭は、
2007年からは「桑名石取祭の祭車行事」として
国の重要無形民俗文化財に
指定されています。
毎年、いろいろな切り口で
石取祭を紹介していますが
どの部分を紹介しても奥が深く
重要文化財として、現在まで受け継がれている
石取祭の歴史の重みを感じます。
<参考:『桑名石取祭総合調査報告書』
桑名市教育委員会 2007>
<はまこ>
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