暑い夏には冷たいお水!
2014年7月6日(日)|投稿者:kclスタッフ
7月は新しい一般特集「水と人」がスタートいたします。
今回の特集では、私たちの身近にある「水」に関する本を、
人との関わりを中心に集めました。
棚には担当力作のモビールが飾り付けられ、明るい雰囲気になっています。
一般特集コーナーには、水そのものについての本から、
水が人にとってどんなものなのか、自然の中にある水、
といった本が並べられています。
7月といえばもう夏ですね。そこで心配になるのが
「熱中症」です。夏休みの時期になると、熱中症で倒れた
人の報道をよく耳にしますが、急激に気温や湿度が高くなる
6月下旬頃から注意が必要になるそうです。
熱中症とは、高い気温や屋外で長時間活動することなどが原因で、身体の中の水分や塩分などのバランスが崩れたり、体の機能が正常に働かなくなったりすることによって引き起こされる「暑熱環境で発生する障害の総称」です。
人の身体は常に熱を作る一方、汗をかいたり呼吸をしたりと、熱を放出する機能によって体温が上り過ぎないようにしています。このような調節機能がうまく働かず、体内に熱が
こもり、体温が異常に上昇することで熱中症は起きます。
そのため、図書館等の屋内であっても、水分が不足すると熱中症が起こる場合があるそうです。
熱中症の予防には、体温を下げる、水分やミネラル分を
補給するといったことが有効です。冷房が入った図書館内に
居るからといって油断をせず、団扇(うちわ)や扇子(せんす)で涼をとる、館内のドリンクコーナーでこまめな水分補給するなど、熱中症対策を怠らないようにしましょう。
< 平八郎 >
参考資料
環境省 熱中症予防情報サイト(新しいウィンドウで開きます)
『熱中症対策マニュアル』 稲葉裕/監修 株式会社エクスナレッジ
『憶えておこう応急手当』 加藤啓一/監著 少年写真新聞社
『熱中症』 田中英登/監修 汐文社
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