4階特集「お木曳 ~伊勢国一の鳥居建て替え~」

2015年5月28日(木)|投稿者:kclスタッフ

ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
暑い日が続き、帰宅時にコンビニの前を通る度、アイスの誘惑と戦う<かぶら>です。

 

 

先週から行われておりました蔵書点検も終わり、
中央図書館は本日28日から通常通り開館しています。

 

 

さて、今週の31日の日曜日、七里の渡し場で20年に一度のお木曳が行われます!

近頃、市内のあちこちでも白いのぼりが見られ、
私自身も、のぼりを見る度にワクワクしています♪

 

それに合わせまして、4階郷土特集コーナーでは
「お木曳~伊勢国一の鳥居建て替え~」と銘打って、中央図書館が所蔵する
書籍や新聞記事などをご紹介しております!

 

歴史の蔵前にて展示中です!

 

 

けれど、そもそも何故、伊勢神宮の鳥居が桑名に・・・?
と思われたことはないでしょうか。

 

ここ桑名は、かつて伊勢国の東の玄関口でした。
東からお伊勢さんを目指す人は、船に乗って七里の渡し場に降り立ち、伊勢国に入りました。
その時にくぐる鳥居が伊勢国一の鳥居とされ、お伊勢参りに向かう人々を
伊勢国に迎える役目を果たしていました。
時代は流れ、交通手段が変わった今でも、七里の渡し場に建つ鳥居は、
桑名の歴史を語るに欠かせない、大切な存在であり続けています。

 

 

現在の一の鳥居は、伊勢神宮の宇治橋の外側の大鳥居を貰い受けて建てられています。

 

20年間、おつかれさまでした。(撮影:かぶら)

20年間、おつかれさまでした。(撮影:かぶら)

 

毎年日本中の多くの人が崇敬の念を持ってくぐった鳥居が、ここ桑名に・・・
と思って見上げると、自然と背筋が伸びる気持ちになります。

 

 

郷土特集コーナーに展示した資料の中には、伊勢遷宮の歴史や、
材木がどう切り出され、運ばれるのかが書かれた資料もあります。
お木曳をより楽しむ為に、図書館でぜひ一度その歴史に触れてみてください!

 

展示は6月中も引き続き行われていますので、
お木曳を見終わった後もお気軽にご覧いただけます。
図書館へお越しの際は、ぜひ4階郷土特集コーナーへお立ち寄りください☆

 

〈 かぶら 〉

 

 

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