もしも魔法が使えたら…
2010年11月30日(火)|投稿者:kclスタッフ
もしも魔法が使えたら、
みなさん、どんなことをしてみたいですか?
そんな空想も広がる
“魔法が出てくるお話”を集めた特集が、
ティーンズコーナーにて開催中です。
ティーンズ担当のスタッフに
おすすめの本を聞いてみましたよ。
こちらのスタッフのおすすめは…
『囚われちゃったお姫さま』
パトリシア・C.リーデ/著,
田中 亜希子/訳 東京創元社
☆主人公は、かなり風変わりなお姫さま。
昔ながらのおとぎ話に出てくるような
典型的な“お姫さま”らしくするのが大嫌いで、
王子様との婚約から逃れるため、なんと城出!
ドラゴンのところへ押しかけると
自らを“囚われの姫”にさせてしまいます…
『魔法の森』という人気シリーズの第一作。
破天荒なお姫様の活躍を描いた、
わくわくできる愉快なファンタジーです。
かわってお次は、こちらのスタッフから。
『クラバート』
オトフリート=プロイスラー/作,
ヘルベルト=ホルツィング/絵,
中村 浩三/訳 偕成社
☆夢に出てきた11羽のカラスに導かれ、
不気味な水車場の親方のもとで
見習いとして働くことになった孤児の少年クラバート。
じつは親方は魔法使いで、水車場の11人の職人は
金曜の夜になるとカラスの姿に変身し、
親方から魔法を教わっているのだった。
クラバートは12羽目のカラスにさせられ
3年の間、親方から魔法を教わるのだが…
少し怖いお話ですが、映画化もされている傑作です。
* * *
「魔法が出てくるお話なんて、ずいぶん読んでないなぁ…」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
(私 ぐりこ も実はそうなのですが…)
魔法というものは現実にはありえないからこそ、
創作の世界の中で想像力を膨らませ、楽しめるもの。
この機会に手にとってみてはいかがでしょうか。
ティーンズの魔法特集、12月末までの展示です。
(ぐりこ)
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