陸軍大将「立見尚文」
2011年11月12日(土)|投稿者:kclスタッフ
ただいま4F「歴史の蔵」の前では
陸軍大将「立見尚文」
の特集展示を行っています。
立見尚文は、桑名出身の人物です。
陸軍大将となった桑名の偉人を
ぜひこの機会に知っていただければ、と思います。
4F「歴史の蔵」の前では
立見氏に関するパネルの他、
家族写真なども展示しています。
立見氏は、江戸幕末期
桑名藩の藩士として、戊辰戦争で活躍しました。
敵方の新政府軍からは
「桑名に立見あり」
と恐れられた、といいます。
維新後は、裁判所の書記官を務めていましたが
西南戦争時、明治政府からの要望で
桑名の旧士族を編成し、西郷軍と戦いました。
この功績から、陸軍少佐となった立見氏は
日清戦争、日露戦争で活躍し
陸軍大将へ昇進しました。
戊辰戦争で「朝敵」として敗北した
桑名藩の出身者が
明治政府に評価されることは
ほとんどなかったため
異例の昇進でした。
如何に立見氏が軍略に長けていたかを
物語るエピソードですね。
恥ずかしながら、私、はまこも
立見尚文という人を知ったのは
桑名の図書館で働きはじめてからでした。
桑名には、立見氏の他にも
魅力的な人物がたくさんいます。
少しずつですが、みなさまに紹介していきたいと思います。
<はまこ>
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