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「志るべ石」のこと

2016年5月24日(火)|投稿者:kclスタッフ

こんにちは、「志るべ」です。
日中は夏を思わせるような暑さですが、やはり風薫る五月。
さわやかな風に、おいしいお茶。
日本人でよかったと思うことの多いこのごろです。
今回は、私「志るべ」の名前について、お話ししたいと思います。

 

「志るべ石」ってご存じでしょうか?
「志るべ」という名前は、この「志るべ石」からお借りいたしました。
石取祭でおなじみの春日神社。
青銅の鳥居の傍ら、正面向かって左下にご注目ください。
なにやら石が立っています。

クリックすると拡大します。

クリックすると拡大します。左角にご注目!       (スタッフ撮影)

この石柱が「志るべ石」です。
正面には、「志類べ以志」

正面:「志類べ以志」

正面:「志類べ以志」        (スタッフ撮影)

右側面には、「たづぬ留かた」

右側面:「たづぬるかた」

右側面:「たづぬ留かた」      (スタッフ撮影)

左側面には、「おしゆるかた」

左側面:「おしゆるかた」

左側面:「おしゆるかた」     (スタッフ撮影)

背面には、「明治十八年二月、蘆田政吉氏」
と、建立された方の名前と日付が刻まれています。

クリックすると拡大します。

クリックすると拡大します。        (スタッフ撮影)

さてこの石柱、どんな意味があるのでしょうか?
石の後ろに、桑名市教育委員会の設置した説明があります。

クリックすると拡大します。

クリックすると拡大します。(スタッフ撮影)

読んでみましょう。

 

しるべいし
 「しるべいし」は「迷い子石」とも言われ、人の大勢集まる所に立てられました。

同じものが多度大社の鳥居の横にもあります。
自分の子どもが迷子になると、
左側面「たづぬるかた」に子どもの特徴や服装などを書いた紙を貼って、
心当たりのある人が右側面の「おしゆるかた」へ
子どもが居た場所などを貼ります。

 

多度の「志るべ石」は、こちらです。

鳥居の手前に建っています。

鳥居の手前に立っています。      右下にご注目!(スタッフ撮影)

なるほどこの石柱、迷子掲示板だったのですね。
人の大勢集まる所に立てられた掲示板、駅の伝言板を思い出しました。
ある年代以上の方なら、おわかりいただけると思いますが・・・
駅の伝言板もいつのころからか、見かけなくなりました。

 

日本民俗大辞典 下』の「まいご」の項目(p559)を見ると、

迷子の掲示施設として迷子のしるべ・仲人石・奇縁氷人石などと呼ばれ、「尋ねる方・教える方」と刻まれた貼札用の石標が都市の盛り場にあり、石標は、1821年(文政4)から*19061860(明治39)まで約三十基建立が確認され、多くは篤志者や地域有志の寄附である。

(*2017.2.11 資料から引用する際に誤りがありましたので訂正いたします)

と記されています。
全国的には、東京・浅草寺の「浅草迷子しらせ石標」が有名ですが、確認されている約三十基の内、二基が桑名に残されているのですね。

 

当時も石取祭や上げ馬神事は、相当なにぎわいだったと思われます。
迷子の捜索に、「志るべ石」は活躍したのでしょうか。

 

迷子といえば、たいていは子どもですが、大人だって迷子になることがあります。
自分がどこにいるのか、これからどこに向かえばいいのか、わからなくなる時もあるのではないでしょうか。
いつも迷子というのも困りますが、大なり小なり迷いはありますよね。

 

「志るべ」は、「標」、「導」とも書き、
道標(みちしるべ)、道案内、という意味があります。
図書館が行っているレファレンスサービス(調べもののお手伝い)も、「志るべ」です。
以前のブログ「桑名の郷土について調べるには・・・」で紹介したパスファインダー(pathfinder)も、「志るべ」のひとつです。
図書館の行うさまざまなサービスは「志るべ」ということができますが、そもそも、図書館自体が「志るべ」なのではないでしょうか。

 

図書館には、先人の知恵と現在の人の知恵が詰まっています。
はるか遠くの先人と直接話すことはできませんが、書かれたものを読み、考え方を知ることで、この人ならこんな時、どう考えるだろうと想像し、対話することもできるのではないでしょうか。

 

図書館の空間がなぜか落ち着く、という声をお聞きすることがありますが、それは、たくさんの先人の知恵に囲まれているからなのかもしれません。
これからも、本来 図書館が持つこの力を生かすべく、私たちスタッフひとりひとりが、桑名の人たちの「志るべ」でありたいと思っております。

 

引用・参考資料
日本民俗大辞典 下』 吉川弘文館 2000 R380.3ニ2
志るべ石 桑名史跡めぐり』 桑名市教育委員会 1991 AL292ク

<志るべ>

 

桑名叢書Ⅲ『連鶴史料集』刊行記念講座「連鶴再考」を開催します!

2016年5月22日(日)|投稿者:kclスタッフ

桑名叢書Ⅲ『連鶴史料集 魯縞庵義道と桑名の千羽鶴』刊行記念講座

連鶴考 -魯縞庵義道と「素雲鶴」- を開催します!

|日時| 6月18日(土) 午前10時から11時30分
|内容| 「桑名の千羽鶴」の原典で幻の書といわれてきた「素雲鶴」や義道について、桑名市博物館の歴史専門官が解説します。※連鶴の折り方講座ではありません。
|場所| 桑名市立中央図書館 研修室Ⅱ
|定員| 20名(先着順)
|申し込み開始| 6月3日(金)から
|申し込み方法| 直接中央図書館窓口または電話
|問い合わせ先| 桑名市立中央図書館(電話:22-0562/FAX:22-0795)
|主催| 桑名市立中央図書館・桑名市博物館

20160618チラシ
☝画像をクリックすると拡大します

一枚の紙から多くの連続した鶴を折る「桑名の千羽鶴」は、長円寺第11世住職魯縞庵義道(1762~1834)が考案し、現代まで伝承されている桑名を代表する伝統文化です(桑名市無形文化財)。その折り方の原典となった書『素雲鶴』の一部や『新撰 素雲鶴』が、一昨年、長円寺(伝馬町)にて発見されました。

☝桑名市博物館【博物館】連鶴の原典「素雲鶴」復元事業ブログ

http://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/24,44469,235,414,html

桑名市博物館では、発見された史料と、考案者魯縞庵義道に関する史料を取りまとめ、

桑名叢書Ⅲ『連鶴史料集魯縞庵義道と桑名の千羽鶴-』を、

平成28年3月に刊行しました。※

これまでは寛政9年(1797)に刊行された『秘伝千羽鶴折形』が最古の遊びの折紙の史料とされてきましたが、『素雲鶴』には寛政5年(1793)の年号が記載されていることから、最も古い連鶴の史料であることが明らかとなりました。また、『秘伝千羽鶴折形』では挿絵のみであった「釣花瓶」の展開図が示されていることも判明しました。

本書には、『素雲鶴』『新撰 素雲鶴』の詳細と、魯縞庵義道の著作が多数収録されており、桑名市民にとって、「連鶴発祥の地・桑名」に誇りと愛着を持つことができる内容となっています。

連鶴史料集

 

 

 

桑名叢書Ⅲ 『連鶴史料集 魯縞庵義道と桑名の千羽鶴』(桑名市博物館/編集,岩波書店,2016.3)※図書館での貸し出しのほか、書店にて購入いただけます

 

6/18開催 連鶴考 -魯縞庵義道と「素雲鶴」- は、桑名市立図書館や桑名市博物館所蔵資料を題材とした書籍のシリーズ「桑名叢書」の刊行を記念して開催し、「桑名の千羽鶴」の原典で幻の書といわれてきた「素雲鶴」や義道について、桑名市博物館の歴史専門官が解説します。
「桑名の千羽鶴」の歴史を新たな視点で学んでみませんか。

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※「桑名叢書」とは、桑名の歴史・文化などを取り上げた書籍のシリーズです。桑名の歴史資料を保存・活用するため、桑名市立中央図書館や桑名市博物館などの文化施設が所蔵する史料を題材に、多岐にわたるテーマで書籍化しています。☝『桑名叢書Ⅰ・Ⅱ』についてはこちらで紹介しています。「図書館だより5月号vol.134」http://kcl.kuwana-library.jp/files/paper20160501.pdf
  

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6代目「桑名のあうるさん」決定!!

2016年5月16日(月)|投稿者:kclスタッフ

illust729今年も、桜の咲き誇る4月4日に、桑名市立中央図書館にて
6代目「桑名のあうるさん」の就任式と、ポスター撮影をおこないました。

第19回図書館を使った調べる学習コンクール全国大会に入賞された、桑名市内の小学生から中学生までの7名の方に、「名のあうるさん」として図書館を盛り上げていただきます!
(「桑名のあうるさん」について、詳しくはこちらをご覧ください)

みんなのキラキラした素敵な表情のポスターが完成いたしました!

今年のキャッチフレーズは

(写真手前左から)
中村 志穂さん(小学6年生)高木 咲衣さん(小学4年生)

松岡 大祐さん(小学3年生)木下 響さん(小学4年生)

(2列目左から)
森 陽香さん(中学2年生)加藤 颯真さん(中学1年生)

高木 洋徳さん(中学1年生)
※2016年4月現在の学年です

平成28年度の一年間、中央図書館のPR活動で活躍いただく予定です★

7名のあうるさん、今年度1年間、どうぞよろしくお願いします!

 

みなさんも、調べる学習コンクールに挑戦して、トビラをひらいてみませんか?

ポスターは、館内に掲示いたします。ご来館の際は、是非ご覧ください!
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<くわにゃん>

カテゴリー:イベント, 調べる学習 | コメント (0) | 

いよいよ開幕!図書館で知ろう!「2016年ジュニア・サミットin三重」

2016年4月12日(火)|投稿者:kclスタッフ

さみっと
伊勢志摩サミット関連事業「2016年ジュニア・サミットin三重」が、いよいよ4月22日から28日まで桑名市で開催されます。

ジュニア・サミットとは、日・米・英・仏・独・伊・加(G7)の若者たちが、「次世代につなぐ地球~環境と持続可能な社会」をテーマに世界の諸問題について話し合い、議論の結果を首脳に提言する国際交流事業です。各国の若者たちは、討議に資する視察先として県内の視察先3ヶ所を訪問し、環境と持続可能な社会についての理解を深めます。

桑名市立中央図書館では、ジュニア・サミットを応援するための特集展示を、館内各所で実施中です。

図書館にある多様な資料から、「伊勢志摩サミット」、「ジュニア・サミット」への理解を深め、ともに学びましょう!

Jrさみっと
応援企画① 3階特集コーナー その1

伊勢志摩サミット関連事業「2016年ジュニア・サミットin三重」応援展示

“図書館の本で発見!G7各国をつなぐ桑名のヒト・モノ”

7カ国の若者たちが訪れるこの桑名市にも、各国と関係のあるヒト・モノがあります。

ジュニア・サミットで訪れる各国の方々に、桑名と各国のちょっとしたエピソードを披露してみてはいかがでしょうか。こちらでは桑名とG7をつなぐ本を紹介しています。

互いの国やまちに関心や親しみを持ち、皆でジュニア・サミットを応援しましょう!

そのほか、これまで桑名市内で開催されたジュニア・サミットのプレイベントの様子をつたえる写真を展示しています。

さみっと2
応援企画② 図書館だより(総合)4月号「ジュニア・サミット応援特集」

応援企画①の展示内容は、今月の図書館だより(総合)で特集しています。

<※コチラ↓↓↓からご覧いただけます(PDF)>

http://kcl.kuwana-library.jp/files/paper20160401.pdf

応援企画③ ジュニア・サミット視察先赤須賀漁協を知る本!

『図書館が伝える地域情報はまぐり・しじみを育む桑名の漁業』を刊行しました!

桑名市立中央図書館では、赤須賀漁業協同組合の方々と連携し、桑名ブランド「はまぐり」と、その漁を支える漁師の方々の取り組みをとりまとめた地域資料を発行しました。

ジュニア・サミットの視察先の赤須賀漁協について、図書館の資料で学びましょう!

<※図書館での貸出のほか、以下のリンク先から閲覧・出力ができます。>

http://kcl.kuwana-library.jp/archives.html

20160305地域資料掲載用画像
 

応援企画④ 3階特集コーナー その2

『知ろう!伊勢志摩・サミット』

5月26・27日に開催される伊勢志摩サミット。サミットに参加するG7や、サミットに関わる諸問題を考える本、開催地である伊勢志摩の本を集めました!

<※集めた本の一覧をコチラ↓↓↓からご覧いただけます>

https://opac.kuwana-library.jp/winj/opac/theme.do?lang=ja

応援企画⑤ 児童・ティーンズ特集コーナー

『ジュニア・サミット』

G7を代表して、各国の高校生が来日し、世界の中高生がさまざまな問題について話し合うジュニア・サミット。児童・ティーンズ特集コーナーでは「次世代につなぐ地球~環境と持続可能な社会」について学ぶことができる本を集めて紹介しています。同世代のみなさんも一緒に考えてみましょう。

 

応援企画⑥ 観光パンフレットを配布中!

3階中央特集コーナーでは、三重県・伊勢志摩・桑名に関する観光パンフレットを配布中!

パンフレットは、最もタイムリーに、そして魅力的にまちの情報を発信する媒体です。

三重県の各所をめぐり、自分のまちをもっと好きになろう!

 

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<☝あわせてチェックしよう!>

■外務省伊勢志摩サミット公式ホームページ

http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/

■桑名市役所ジュニア・サミット推進課公式情報

http://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/25,48447,315,764,html

 

 

 

 

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絵図で見る桑名城

2016年4月4日(月)|投稿者:kclスタッフ

「ブックとラック」をご覧のみなさま、こんにちは。
暖かな日差しに誘われて、ぶらりと自転車で出掛ける日が多くなった< かぶら >です。

みなさまは、九華公園のある場所に、以前は城が建っていたことをご存知でしょうか?
公園の西側には、以前の姿を伝える看板があります。

クリックすると拡大します

公園西側にある看板。クリックすると拡大します。

看板に描かれているのは、 “正保城絵図”の桑名城の姿です。

“正保城絵図”は、江戸時代初期、正保年間(1645~1648年)に徳川家光により、諸藩に城絵図を提出するよう命じられました。

ここ桑名藩も勿論絵図を作成しましたので、当館所蔵の『図説正保城絵図』でご覧いただけます。

“正保城絵図”に描かれた桑名城の基礎は、桑名藩初代藩主・本多忠勝が行った“慶長の町割”によって築かれました。
『慶長自記』によれば、忠勝は住民を避難させて城下を取り壊し、整備するという徹底したものだったようです。
時が経つにつれ、その時代の藩主によって修繕・増築がなされ、桑名城は「海道の名城」と謳われるほどとなりました。
しかし、戊辰戦争後、桑名藩は朝敵とされた為、城郭や石垣などは取り壊されてしまいました。
現在、当時の姿を伝えるのはわずかに残った石垣のみです。

ところで、よく時代劇などを見ると、大きな天守閣があって、城壁がその回りをぐるりと囲んでいて・・・
なんてイメージがありますが、桑名城はどうだったのでしょう?

ここから、看板の絵図に沿ってご紹介します。

城中心部

城中心部

桑名城は、本丸・二之丸・三之丸が一直線に並ぶ“連郭式(れんかくしき)”と呼ばれる配置です。
堀は四重で、城中から船で川へ出ることが出来る水城でもありました。

そもそも、本丸って何でしょう?二之丸・三之丸とは一体・・・?
今回は、正保城絵図の桑名城を例に「?」を調べてみましょう!

◆本丸
日本の城郭で、中心をなす一区画。城主の居所で、多く中央に天守(天守閣)を築き、周囲に堀を設ける。(『大辞泉 下巻』より)
絵図で見る“本丸”はこちら。

本丸

本丸

天守閣は東北角(拡大画像左上)に建っていました。
正保城絵図に天守閣は「外ハ四重内ハ六重」と書かれ、外見は四層であったことがわかります。
しかし、元禄14年(1700)の大火により、本丸・二之丸・三之丸が焼失してしまいました。
桑名藩は幕府に一万両を借用して城を修築しているものの、天守閣は復興されませんでした。
これは幕府が諸大名に城の修理・改築・再建などを厳しく制限したことに関係があると考えられます。
ただ、平和な時代が続く内に、戦における城主の指揮所の役目を持った天守は無用となり、江戸城でも明暦の大火(1657)以後、天守が再建されることが無かったので桑名藩もそれにならったのかもしれません。
現在、本丸は広場となっており、天守閣跡には「戊辰殉難招魂碑」が建っています。

◆二之丸
城の本丸の外側を囲む城郭。(『大辞泉 下巻』より)

二之丸

二之丸

絵図で見ると、本丸と堀を挟んだ南側に存在します。
二之丸の三分の一を“枡形” (拡大画像下部)が占めています。
“枡形”とは、城門の内側にL字型の城壁を設ける事で、内側に攻め入ってきた敵の勢いを落とすことができます。
二之丸の枡形は二重構造で、さらに、本丸南大手にも枡形があるため、枡形が連結した、あまり類を見ない構造となっています。

二之丸から本丸へは“廊下橋”を使って渡ります。
“廊下橋”とは、廊下のように架けた屋根のある橋です。(拡大画像左下の青い屋根の橋)
普段は雨露に濡れずに渡ることができるものですが、戦の時には、この橋を落とすことで、敵が本丸へ侵入するのを防ぐ役目も持っています。

『桑名志 二』によれば、「松源院殿(松平定勝の妻)御住居アリ 二丸様ト奉称ル」とあり、二之丸に御殿が存在したことがわかります。
忠勝は、本丸は将軍のための御殿であり、自分は二之丸に住居し、本丸を守ると考えていたようです。
現在、二之丸は本丸と同様に広場となっています。

◆三之丸
城の二之丸を囲む外郭の部分。(『大辞泉 上巻』より)

三之丸

三之丸

絵図で見ると、本丸と堀を挟んだ北側に存在します。
本丸堀(十三間・約24メートル)は三之丸の南と北にまで回されています。
三之丸には”唐破風門(からはふもん)”という、屋根の左右が跳ね上がった曲線状の門をくぐって入ったようです。
通常の門には、このような豪華な装飾はなされていなかったので、三之丸には身分の高い人が通された御殿があったと思われます。
明治維新後、三之丸の一部の建物が朝日町小向の浄泉坊に移築され、書院として残されています。
現在、三之丸は吉之丸コミュニティパークの場所にあたります。

今回は、“正保城絵図”を基に本丸・二之丸・三之丸をご紹介しました。
城絵図が作られた時代によって、新しい建物が出来ていたり、昔あった物がなかったり・・・
と、見る絵図毎に新たな発見があります。
また、100年以上前に作られたものとは思えないほど、色鮮やかな絵図もあります。

桑名市立中央図書館の所蔵資料では“正保城絵図”をご覧いただけますが、4月10日(日)まで桑名市博物館では期間限定の特別企画展「徳川四天王の城 桑名城絵図展 」が開催中です!
先日、私< かぶら >も観に行きましたが、絵図の大きさと鮮やかな彩色にただただ驚かされました!
滅多にない機会ですので、お散歩がてら博物館を訪れてはいかがでしょうか?

▼参考HP(詳しくはこちら)
桑名市観光ガイド
桑名市博物館

< かぶら >

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