大寒を迎え、冷え込み厳しい日が続いていますね。
図書館の駐車場付近では、真冬の寒さにも負けず、
真っ赤な椿の花が道行く人の目を楽しませてくれています。
自然の厳しさに耐えながら強く生きる花々は、
時代を彩った歴史上の女性たちに似ているように思います。
さて、今回の一般特集コーナーのテーマは、
「ハンサムウーマン」です!!
2013年大河ドラマ「八重の桜」の主人公、
会津出身の新島八重(にいじま やえ)。
初代ハンサムウーマンと呼ばれる彼女にちなみ、
社会や歴史を動かした女性たちを取り上げました。
幕末の会津戊辰戦争では、
7連発のスペンサー銃を持ち参戦したことから、
後に「幕末のジャンヌ・ダルク」「会津の巴御前」
と称された新島八重。
戦後は、当時の女性としては珍しく
英語を学び、女子教育の発展に力を注いでいます。
後に夫となる同志社大学創設者の新島襄は、
アメリカに住む友人にあてた手紙の中で
彼女を「ハンサムウーマン」と表現していたそうです。
また、日清戦争・日露戦争では
看護師として従軍し、「日本のナイチンゲール」
と呼ばれるなど多くの業績を残しました。
今回の特集では、八重に限らず、
歴史上に輝くハンサムウーマンたちを
ご紹介しています。
棚には「ハンサムウーマン列伝」と題して
輝く女性たち、"巴御前"や"お市の方"などのパネルも
展示いたしておりますので、こちらもぜひご覧ください。
物語の時代を輝いて生きる女性たち。
この冬はぜひ、彼女たちの生きざまに触れてみては
いかがでしょうか?
「ハンサムウーマン」特集は、
3月26日(火) まで展示しております。
図書館へお立ち寄りの際は、ぜひごゆっくりご覧ください☆
(九華)