ブログの記事一覧
蔵書点検よる休館と貸出期間延長のお知らせ
2025年8月28日(木)|投稿者:kclスタッフ
桑名市立中央図書館は、蔵書点検のため以下の期間休館いたします。
休館に際し、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
【中央図書館 休館期間】
9月26日(金)~10月1日(水)
※休館期間中の返却は、くわなメディアライヴ1階南側の返却ポストをご利用ください。
ただし、CD、DVD、大型絵本・大型紙芝居、ゆめはま文庫、桑名市外から取り寄せた図書は破損のおそれがありますので、開館日にカウンターへお持ちください。
◎期間中の講習室利用について
2階講習室も、休館中(9月26日~10月1日)は、ご利用いただけません。
また、休館に伴い貸出期間の延長を行います。
【図書・雑誌の貸出期間延長】
9月12日(金)~9月25日(木)の貸出 ・・・ 3週間
※桑名市外から取り寄せた図書は、貸出期間が異なります
【CD・DVDの貸出期間延長】
9月19日(金)~9月25日(木)の貸出 ・・・ 2週間
蔵書点検期間中は、図書館にある資料1冊1冊を専用の機械で読み取り、決められた場所にあるか、なくなってしまった資料はないかを確認する作業を行っています。
過去のブログでも「蔵書点検」について取り上げたブログが複数あります。
ブログページ内に表示されている「ブログ記事検索」に「蔵書点検」と入力いただくと、過去の蔵書点検の様子をご覧いただけます。
今の図書館とは少し違う姿が記録された部分もありますので、ぜひ検索してみてください。
しばらくの間、休館いたしますが、リフレッシュした図書館を楽しみにお待ちください。
東海テレビの音読ひろば~庄野アナが教える!親子で音読教室~を開催します
2025年8月5日(火)|投稿者:kclスタッフ
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日時|2025年11月15日(土) 14:00 ~ 15:30
場所|くわなメディアライヴ2階 第1会議室
定員|15組(30名)
対象|小学生と保護者
持ち物|水筒(ペットボトル可)
参加費|無料
申込方法|電話のみ
申込期間|9月7日(日)12:00~(※桑名ほんぱく2025申込スタートと同時)
申込先|桑名市立中央図書館 0594-22-0562
内容|「桑名ほんぱく」のイベントとして、東海テレビでおなじみの庄野俊哉アナウンサーによる
音読教室を開催します。
音読は脳を活性させて、記憶力などの脳機能を高める効果が期待されています。
庄野アナウンサーと一緒に、親子で楽しみながら学ぶ音読体験をしてみませんか。
(この講座は東海テレビ放送株式会社のCSR(社会貢献)活動事業の一環です。)
桑名ほんぱく2025にも当イベントの案内があります。
駐車場の数に限りがありますので来館の際には、公共交通機関のご利用をお勧めします。
満車の場合は柿安シティホール(市民会館)の立体駐車場または、桑名市パブリックセンターの駐車場をご利用ください。
お預かりした個人情報は本イベントの開催、運営以外には使用いたしません。
夏と祭り
2025年8月4日(月)|投稿者:kclスタッフ
こんにちは、なばなです。
今年も桑名で石取祭が開催されました。
石取祭は、桑名の町屋川で石を採り、氏神に納める石取という民間行事が祭礼化したものです。
太鼓と鉦で囃しながら、祭車を曳いて回る石取祭。
その騒々しさから、「日本一やかましい祭り」と言われています。
打ち鳴らされる音はかなりのものですが、聞いていると、不思議と真夏に負けないパワーを貰える気がします。
祭りで元気になるという感覚は、昔からあったようです。
祭りや正月などの特別な行事を意味する「ハレ」という概念があります。
反対に、日常を維持する活力を「ケ」と言います。
「ケ」は、時に心身の不調により欠如します。
この「ケ」が欠如することを「ケガレ(気枯れ)」と言います。
そこで、人々は「ハレ」である祭りによって「ケガレ」を祓い、活力を回復させました。
祭りは、日常で失った気力を回復させる場でもあったのです。
(『正月とハレの日の民俗学』宮田 登/著 大和書房 1997.4 より)
暑さによる不調が増える夏は、「ケガレ」の状態になりやすい時期だと言えます。
そこで今回は、猛暑で溜まった「ケガレ」を少しでも祓えるよう、「祭り」をテーマにした本を紹介したいと思います。
まずご紹介するのはこちらです。

『江戸に花咲く 時代小説アンソロジー』(宮部 みゆき/著,諸田 玲子/著,西條 奈加/著,高瀬 乃一/著,三本 雅彦/著 文藝春秋 2024.1)
こちらは5人の作家による、江戸の祭りをテーマにした短編集。
ミステリーから人情噺まで、祭りのさまざまな側面を描いた物語は、読むほどに引き込まれていきます。
中でもおすすめなのは、宮部みゆきの「氏子冥利」
三島屋の小旦那は、ある日、神田明神で石段から落ちかけた老人を助けます。
老人は何やら事情を抱えている様子。
小旦那が尋ねると、老人は、自分の身に起きた数奇な出来事を語り始めます。
話が進むうちに、ホラーのような緊迫感が高まっていきます。
どんな結末が待っているのか、ぜひ読んで確かめてください。
続いては、日本の祭りにくわしくなる1冊をご紹介します。

『日本の祭り解剖図鑑 四季折々の行事からみる日本文化の魅力』(久保田 裕道/著 エクスナレッジ 2023.8)
有名な祭りから地方のマイナーなものまで、日本全国の祭りを紹介しています。
シンプルな図に解説がついた、とてもわかりやすい図鑑です。
祭りの歴史についても書かれていて、日本文化への理解も深まります。
理解が深まると、面白さも倍増するもの。
今まで意識しなかった祭りの場面を、新たな視点で楽しめるようになります。
もっと知りたい、あの名場面が見たい、行ってみたい。
読むほどに、そんな気持ちが湧いてきます。
日本の祭りが、より好きになる1冊です。
日本だけでなく、世界の祭りを知りたい方には、こちらがおすすめです。

『世界の祭りと衣装 The festivals and costumes in the world』(パイインターナショナル/編著 パイインターナショナル 2019.9)
タイトル通り、世界の祭りとその衣装の写真を集めた本です。
美しい伝統衣装に奇怪な仮装、カラフルなパレードとはじける笑顔。
一枚一枚が鮮やかで、眺めていると世界中の祭りを見に行きたくなります。
コラムでは、西洋の祭りの解説や各国の仮面の紹介があり、好奇心が刺激されます。
世界の祭りの魅力を存分に伝えてくれる素敵な写真集です。
最後に紹介するのはこちらの本です。

『星祭りの町』(津村 節子/著 新潮社 1996.2)
舞台は、第二次世界大戦が終わったばかりの日本。
七夕祭りで有名な町に疎開してきた三姉妹と祖母の暮らしを描いた物語です。
著者の自伝的小説でもあります。
進駐軍の基地となり変貌していく町、先の見えない社会情勢。
淡々と描かれる情景はリアルで、胸に迫ります。
厳しい現実に翻弄されながらも、三姉妹は生きる道を模索し、少しずつ自立していきます。
戦争で中断していた七夕祭りが昔の賑わいを取り戻していく様子は、三姉妹が前に進んでいく姿と重なります。
この夏、ぜひ読んでいただきたい本です。
ちなみに、話に登場する七夕祭りは、「狭山市入間川七夕まつり」として現在も開催されています。
今年は終わっていますが、機会があれば行ってみたいですね。
暑い夏はまだまだ続きそうです。
実際の祭りはもちろん、本の中の祭りも楽しんで、今年の夏を乗り切りましょう。
<紹介・参考資料>
『正月とハレの日の民俗学』(宮田 登/著 大和書房 1997.4)
『江戸に花咲く 時代小説アンソロジー』(宮部 みゆき/著,諸田 玲子/著,西條 奈加/著,高瀬 乃一/著,三本 雅彦/著 文藝春秋 2024.1)
『日本の祭り解剖図鑑 四季折々の行事からみる日本文化の魅力』(久保田 裕道/著 エクスナレッジ 2023.8)
『世界の祭りと衣装 The festivals and costumes in the world』(パイインターナショナル/編著 パイインターナショナル 2019.9)
『星祭りの町』(津村 節子/著 新潮社 1996.2)
<なばな>
「作って調べる工作にチャレンジ!」を開催しました!
2025年7月21日(月)|投稿者:kclスタッフ
2025年7月13日(日)、4階研修室2にて「作って調べる工作にチャレンジ!」を開催いたしました。
今回のイベントでは調べ学習の進め方やまとめ方、図書館での本の探し方を説明しました。
さらに、調べ学習で使用頻度の高い『総合百科事典ポプラディア』の使い方を説明し、ポプラ社のホームページで紹介されているペーパークラフトを使用した工作を行いました。
こちらからの質問にも、みなさん元気にこたえてくれました!
ポプラ社のホームページで公開されているスライドを使って、百科事典の使い方を説明しました。
工作は5種類のペーパークラフトの中から選んでもらい、ポプラディアで調べ、
わかったことを自分の言葉でまとめました。
自分の言葉で伝えることが難しかった方もいたようですが、みなさん一生懸命取り組み、
最後には笑顔もみられました。
このイベントを通して、百科事典や本を使って調べることに興味を持ち、今年の
「図書館を使った調べる学習コンクール」に取り組んでいただけたら幸いです。
今年も「調べる学習コンクール」の相談窓口を開設します。
相談窓口についてはこちら
今年も「図書館を使った調べる学習コンクール」の応募をお待ちしております!
全国の「図書館を使った調べる学習コンクール」についてはこちらをご覧ください。
桑名で開催する地域コンクールについてはこちらをご覧ください。
調べる学習相談窓口開設のお知らせ
2025年7月8日(火)|投稿者:kclスタッフ
画像を選択すると拡大します(PDF)
桑名市立中央図書館では、「調べる学習相談窓口」を開設いたします!
「調べる学習の『テーマ』が決まらない・・・」
「どうやって調べたら良いか、アドバイスが欲しい!」
「まとめ方が分からない」など、作品づくりに悩んだら、相談窓口までおこしください!
図書館スタッフが、みなさんの調べる学習をサポートいたします!
日 時|2025年7月21日(月)~2025年8月31日(日)
13:30~17:00(最終受付は16:30)
※17:00閉館時は16:00まで(最終受付は15:30)
※混雑時の相談時間は30分を目安とさせていただきます
場 所|桑名市立中央図書館 3階 児童コーナー
対 象|「第21回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」に応募される方
持ち物|筆記用具・作品(作品作りの途中で相談したい時はお持ちください)
申込方法|桑名市立中央図書館児童コーナーへ直接お越しください
※お電話での受付や、事前予約はおこなっておりませんのでご注意ください
駐車場|駐車場の数に限りがありますので来館の際には、公共交通機関のご利用をお勧めします。
満車の場合は、柿安シティホール(市民会館)の立体駐車場、またはパブリックセンターの
駐車場をご利用ください。
お問い合せ|桑名市立中央図書館 0594-22-0562
※お預かりした個人情報は本相談窓口以外には使用いたしません
「桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」についてはこちらをご覧ください