2024年5月の記事一覧
「大人の図書館ツアー」を開催します!
2024年5月30日(木)|投稿者:kclスタッフ
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日時|2024年6月16日(日) 13:30~16:00
場所|桑名市立中央図書館 4階研修室2
対象|桑名市在住の18歳以上の方
定員|12名 ※応募多数の場合は抽選となります
参加費|無料
持ち物|筆記用具・おすすめの本(図書館にある本でいずれかのテーマより1冊)
《テーマ:『人生を変える1冊』『笑える1冊』『心に残る1冊』『ポジティブになれる1冊』》
服装|動きやすく汚れてもよい服装
※受付期間は終了いたしました。
お申込みいただき、ありがとうございました。(6/10更新)※
申込方法|電話または中央図書館カウンターへ
申込期間|2024年6月1日(土)11:00~6月8日(土)17:00
申込・問合先|桑名市立中央図書館 0594-22-0562
返却ポストの裏側など、普段見ることができない図書館内の見どころをご案内いたします。
また、実際に本を棚に並べる配架体験や、20周年記念イベントの特集コーナーで展示する*POP(ポップ)を作っていただけます。
*「POPポ ッ プ」とは Point of purchase advertising の略で、商品売り場に張り出されている小型ポスターなどの広告のことです
※※駐車場の数に限りがありますので来館の際には、公共交通機関のご利用をお勧めします。満車の場合は柿安シティホール(市民会館)の立体駐車場または、桑名市パブリックセンターの駐車場をご利用ください。
「14代目‟桑名のあうるさん“」のご紹介☆
2024年5月30日(木)|投稿者:kclスタッフ
4月初め桜が咲き誇る頃、桑名市立中央図書館にて14代目‟桑名のあうるさん“の委嘱式と、ポスター撮影を行いました。
14代目‟桑名のあうるさん“は、第27回 「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会に入賞された4名の方々です。
今年度、中央図書館のPR活動に協力していただきます☆
■優良賞(1作品)
・小学生の部(中学年)
「国宝 鳥獣戯画はナゾだらけ!」
平井 理菜さん
■奨励賞(3作品)
・小学生の部(低学年)
「エイは水の中でにおいが分かる?!」
服部 永和さん
・小学生の部(高学年)
「セーラー服が消える?! ~制服史の変わり目の今~」
岡本 佳穂さん
・子どもと大人の部
「わたしたちの麦畑」
西田 絢美さん・西田 純さん(父)
今年度のポスターはこちらです!
(写真左から)
西田 絢美さん、岡本 佳穂さん、平井 理菜さん、服部 永和さんです。
ポスターは、館内に掲示します。
また、‟桑名のあうるさん“へインタビューしたものをまとめた「桑名のあうるさんの声を聞く」と「調べる学習☆インタビュー」を児童フロアに掲示中です。
ご来館の際は、是非ご覧ください☆
【開館20周年記念イベント】私の推し本~おすすめ本のPOPを書こう~ 第2回テーマ募集中
2024年5月30日(木)|投稿者:kclスタッフ
桑名市立中央図書館では、20周年記念イベント特設展示コーナーにて「私の推し本~おすすめPOPを書こう~」を開催しています。
詳しくは、イベント情報『【開館20周年】私の推し本~おすすめ本のPOPを書こう~』をご覧ください。
誰かにすすめられると、いままで読んだことのない本を読むきっかけになります。
現在、第1回のテーマ「泣ける1冊」をPOPで紹介しています。
参加していただいた方、ありがとうございました。
本も一緒に展示してありますので、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
第2回のテーマ「人生を変える1冊」を募集しています。
あなたの人生を変えた本を教えてください。
あなたの将来の夢を見つけた本、
ずっと続けている趣味を始めるきっかけになった本、
尊敬する人の書いた本、
人生を変えるほどの衝撃を受けた本 など
みなさんのとっておきの「人生を変える1冊」をご紹介ください。
参加をお待ちしております!
また、これから開催する20周年を記念したイベントの告知も特設展示コーナーで順次発表していきますので、今後もお見逃しなく!
子どもって子どもって・・・
2024年5月6日(月)|投稿者:kclスタッフ
こんにちは、しちりです。
爽やかな5月となりました。
ゴールデンウィークにはこどもの日もあり、お子さんと楽しく過ごした方も多いのではないでしょうか?
しかし、子どもを育てるって、楽しいけれど本当に大変ですよね。
ということで今回は、子育てを題材に、大人も子どもも心がほぐれるような本をご紹介します。

『子どものことば』 (子どもとことば研究会/編・著 小学館 2017)
皆さんは、子どもの「ことば」にハッとすることはありませんか?
なんてするどい!なんてかわいい!そんな風に感じてるのか!
大人顔負けの表現に出会うこともあるはず。
この本では、主に幼稚園や保育園での日常で子どもたちが発した「ことば」を丁寧に取り上げています。
思わず笑ってしまう表現もたくさんあり、お子さんをお持ちの方やお子さんに関わるお仕事をされている方は、共感すること間違いなし!です。
また、それらの「ことば」から、子どもの発達や、どんな成長時期にあるのかを示して、周囲の大人はどのように寄り添えば良いのかをやさしく解説しています。
今しかないお子さんの「ことば」をたくさん書き留めておきたくなる本です。

『子どもをキッチンに入れよう!』(藤野 恵美/著 ポプラ社 2020)
「え?!子どもをキッチンに入れたら、危ないのでは?」
包丁や食器、洗剤、ガスの火など、キッチンは子どもがケガをする要素が満載なので、安全を第一に出入りをしないよう、柵をする方も多いのではないでしょうか。
しかし、この本の著者は、忙しい毎日でも、どうにか工夫をして家事と育児を楽しむために、子どもをキッチンに入れ、家事と育児を一緒にしてしまう、という決断をしたのでした。
これが、まさに、目からウロコ・・・。
十分に安全な環境に整えると、キッチンには色々な道具や食材があります。それらを上手に使いながら、親子でコミュニケーションを取り、楽しく作って、楽しく食べる!(各エピソードの終わりには、親子でできる料理のレシピ付き!)
食に興味がわけば、スーパーマーケットに行くことも楽しいイベントに!生産地の地名やお金の計算等、子どもが自然に楽しく学べる要素がいっぱい!
小説家でもある著者は、子育て本を1000冊ほど読み、子育てを分析した上で実践してみたというだけあって、取り入れたい点がたくさんあります。
忙しくても子育てを楽しむヒントがきっとあります。

『子どもが幸せになることば』(田中 茂樹/著 ダイヤモンド社 2019)
とは言うものの、子育てに不安や悩みはつきものですね。
子どもがだだをこねる、野菜を食べない、宿題をやらない、学校に行きたくない…。
私も散々悩ませられました。
この本では、そんな育児の悩みの場面を年齢ごとに分けて、声かけの言葉を具体的に示しながら、子も元気になり、親の気持ちもラクになる方法を紹介しています。
実際によくある場面を例に挙げ、「言いがちなことば」を「信じることば」に変えるだけ。
なんだ、これならすぐにでもできると思うものばかりです。困った場面に出会った時、子どもはどう感じ、何故困っているのかを分かりやすく説明しているので、親としてどう対応すれば良いのかが自然と理解できます。
著者は、20年間で5000以上の面接を行ってきたカウンセラーでもあり、やんちゃな4人のお子さんを育てた父親でもあり、毎週近所の小学生と小学校の体育館で遊びを通して関わってきた社会人でもあるという、さまざまな側面を持っています。
その著者の言葉には、優しさの中に経験に裏打ちされた重みがあります。

『ムスコ物語』(ヤマザキ マリ/著 幻冬舎 2021)
最後にご紹介したいのは、マンガ『テルマエ・ロマエ』の作者であり、文筆家のヤマザキマリさんの子育てを綴った本です。
イタリアでシングルマザーになる事を決意した著者は、日本に帰国後、仕事をいくつも掛け持ちしながら、全力で子育てをします。
その後イタリアの男性と結婚することになり、夫の仕事の都合でシリア→スペイン→アメリカと家族で移住することに。
異国の地で、お父さんとお母さんに振り回されっぱなしのムスコ君。苦労の連続にあいながらも、たくましく成長していく姿が印象的です。
どのエピソードも破天荒すぎて驚きの連続ですが、作者らしい歯に衣着せぬ言葉の中にも、ムスコ君への愛があふれています。
そして、本の最後には、ムスコ君からのメッセージつき。
作者に育てられた本人はどう思っていたのか、こちらもぜひ読んで頂きたいです。
子育てにまつわる本を紹介しました。
大人も子どもも元気になる本を読んで、子育てを楽しみたいですね。
《紹介資料》
『子どものことば』子どもとことば研究会/編・著 小学館 2017.8
『子どもをキッチンに入れよう!』藤野 恵美/著 ポプラ社 2020.11
『子どもが幸せになることば』 田中 茂樹/著 ダイヤモンド社 2019.2
『ムスコ物語』 ヤマザキ マリ/著 幻冬舎 2021.8