ブログの新担当<いるる>より、『桑名日記』をご存じですか??
2013年2月26日(火)|投稿者:kclスタッフ
もうすぐ3月というのに
まだまだ寒い日が続いていますね。
3月といえば、出会いと別れの季節。
スタッフブログには、
一足早く新たな出会いが訪れました。
今回から、スタッフブログに
新しい担当が加わります。
新担当の名前の由来は、
江戸時代と桑名と日記に関係があるとか??
今回のブログで、詳しく紹介してくれるそうですよ。
<はまこ>
はじめまして。
今回から新しくブログ担当になりました
<いるる>と申します。
桑名の歴史や文化に興味があり、
桑名市立中央図書館で働きたくて他県から越してきました。
図書館を通して、桑名の魅力など
発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。
<いるる>という名前は、江戸時代の桑名を舞台にした物語
『いるるは走る』が由来となっています。
『桑名日記』『柏崎日記』が
もとになっています。
桑名藩の下級武士だった
渡部平太夫と、
その養子で、桑名藩領柏崎(現在の新潟県柏崎市)に
赴任となった渡部勝之助が、桑名と柏崎からそれぞれに
書いて送った日記が『桑名日記』と『柏崎日記』です。
『桑名日記』は
平太夫が桑名から柏崎の勝之助あてに送った日記です。
勝之助が桑名に残した長男
鐐之助(りょうのすけ)のことが主に書かれています。
『柏崎日記』は
勝之助が柏崎から桑名に送った日記で、
柏崎での暮らしぶりなどが書かれています。
どちらの日記も、江戸時代の日常の
こまごまとしたことが書かれていて
とってもおもしろいですよ。
特に『桑名日記』では、孫の鐐之助のことがかわいくて
しょうがない様子が日記から伝わってきます。
どちらの日記も活字化されており、
図書館で借りることができます。
まだ読んだことのない方は、
この機会にいかがですか?
『いるるは走る』
(大塚 篤子/作,石倉 欣二/絵 小峰書店 2005年)
『桑名日記(1‐4巻)』
(渡部平太夫政通/著 ぎょうせい 1984年 )
『柏崎日記(上・中・下巻)』
(渡部平大夫勝之助/著 ぎょうせい 1984年)
<いるる>
出会いがあれば、別れもあり
突然ですが、私<はまこ>は
このブログが最後の更新となります。
2009年のブログ開始より
今まで私の記事を読んでいただいたみなさま
ありがとうございました。
今後は、新担当の <いるる> とともに
現在の担当の
<ぐりこ> <しぐれ> <九華> が
さらに楽しいブログを更新してくれますので
今後も桑名市立中央図書館のスタッフブログを
よろしくお願いします。
<はまこ>
もうすぐ”ひな祭”
2013年2月19日(火)|投稿者:kclスタッフ
寒さも少しずつやわらぎはじめた今日この頃。
耳にするようになりました。
春の足音がだんだんと
聞こえてくる中、
3月3日の”ひな祭り”の準備を
されているご家庭も多いのでは
ないでしょうか?
ひな祭りは”桃の節句”ともいい
女の子の成長をお祝いする江戸時代から続くお祭りです。
そして、ひな祭りといえば
桑名のあの特産品を思いだしますよね!
そう、ハマグリです★
わが家でも毎年ひな祭りには
ハマグリのお吸い物が食卓に並びます。
なぜ、ひな祭りにハマグリのお吸い物が
登場するのでしょうか?
その理由は、
ハマグリが同じ貝がらとしかぴったりあわないため
「よい結婚相手に出会いますように」
との願いを込めて作られるのだそうです。。。
とてもステキなお話ですよね。
使ってハマグリのお吸い物を作ってみました!!!
うまくできるか少し心配でしたが
レシピはとっても簡単!
しかも短時間でできましたよ☆
我が家では、一足お先にひな祭り気分を
味わいました♪
今回参考にした本は
『3月の絵本』
みなさんも図書館の本を使って
ご家族で楽しいひな祭を迎えてみてはいかがでしょうか?
そして、ハマグリといえば
ブログ担当のスタッフ
<はまこ>から重大発表が…
次回のブログも要チェックです!!
<しぐれ>
“桑名”に出会うならココ!
2013年2月7日(木)|投稿者:kclスタッフ
蔵書点検が終了し、中央図書館は
2月7日(木)より通常どおり開館しました。
休館開けの初日、図書館は大忙し!
カウンターもバックヤードも、てんてこ舞いの一日でした。
よく本を借りに来られるある利用者の方からは、開口一番
「ここがお休みの間、どう過ごしたらいいのか困ったわ」とのたいへん嬉しいお言葉もいただき、
多くの方が図書館が開くのを待ってくださっていたのだなぁ…
と、実感いたしました。
休館中、利用者のみなさまにはご迷惑をおけしましたが、
今年も無事に点検を終えることができました。
ご理解・ご協力、どうもありがとうございました。
さて、先月の記事でご案内しましたとおり、
今回の点検期間中には、郷土資料室「歴史の蔵」の
リニューアルを行いました!
「歴史の蔵」には、桑名や三重についての資料が
幅広く収集・保管されています。
今回は、それらをすっきりと整理し直し、
以前よりも使いやすい配置に変更しました。
「『歴史の蔵』には何だか入りにくい……」
そんな方もいらっしゃるかと思いますが、
カウンターでお申込みいただければ、
どなたでもご利用いただける資料室です。
“桑名”にまつわるたくさんのキーワードに出会えますよ。
ぜひ生まれ変わった「歴史の蔵」を覗いてみてください!
(ぐりこ)
蔵書点検のお知らせ
2013年1月28日(月)|投稿者:kclスタッフ
中央図書館は以下のとおり休館いたします。
【休館】
2月1日(金)~2月6日(水)
蔵書点検とは、以前の記事でもご紹介しましたが、
館内にあるすべての本を、専用の機器で順番に読み取り、
1冊ずつ点検する作業。
いわば「図書館の本の棚卸し」です。
(意外と身体を使うため、蔵書点検の期間中には
筋肉痛を訴えるスタッフもちらほら…?!)
今回の休館中には、4階の郷土資料室「歴史の蔵」の
大幅な模様替えも行う予定です。
(「歴史の蔵」について、詳しくはこちらをご覧ください。
「歴史の蔵」には、桑名や三重に関するさまざまな資料が
たくさん保管されています。
これらの資料を、より調べものに使いやすい形に
配置替えするとともに、室内の案内掲示も増やす予定で、
現在、急ピッチで準備を進めております。
休館明けの「歴史の蔵」の変身ぶりにも、ご期待ください!
休館中の本の返却、学習室の利用については、
1月27日付のお知らせ「特別整理期間に伴う休館と貸出期間の延長について」にてご確認くださいませ。
休館中、みなさまにはご迷惑をおかけしますが、
年に一度の大切な点検ですので、
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
中央図書館は、2月7日(木)からの開館です。
どうぞお楽しみに!
(ぐりこ)
ハンサムウーマン!!
2013年1月20日(日)|投稿者:kclスタッフ
大寒を迎え、冷え込み厳しい日が続いていますね。
図書館の駐車場付近では、真冬の寒さにも負けず、
真っ赤な椿の花が道行く人の目を楽しませてくれています。
自然の厳しさに耐えながら強く生きる花々は、
時代を彩った歴史上の女性たちに似ているように思います。
さて、今回の一般特集コーナーのテーマは、
「ハンサムウーマン」です!!
2013年大河ドラマ「八重の桜」の主人公、
会津出身の新島八重(にいじま やえ)。
初代ハンサムウーマンと呼ばれる彼女にちなみ、
社会や歴史を動かした女性たちを取り上げました。
幕末の会津戊辰戦争では、
7連発のスペンサー銃を持ち参戦したことから、
後に「幕末のジャンヌ・ダルク」「会津の巴御前」
と称された新島八重。
戦後は、当時の女性としては珍しく
英語を学び、女子教育の発展に力を注いでいます。
後に夫となる同志社大学創設者の新島襄は、
アメリカに住む友人にあてた手紙の中で
彼女を「ハンサムウーマン」と表現していたそうです。
また、日清戦争・日露戦争では
看護師として従軍し、「日本のナイチンゲール」
と呼ばれるなど多くの業績を残しました。
今回の特集では、八重に限らず、
歴史上に輝くハンサムウーマンたちを
ご紹介しています。
棚には「ハンサムウーマン列伝」と題して
輝く女性たち、”巴御前”や”お市の方”などのパネルも
展示いたしておりますので、こちらもぜひご覧ください。
物語の時代を輝いて生きる女性たち。
この冬はぜひ、彼女たちの生きざまに触れてみては
いかがでしょうか?
「ハンサムウーマン」特集は、
3月26日(火) まで展示しております。
図書館へお立ち寄りの際は、ぜひごゆっくりご覧ください☆
(九華)