「ちょん・ぎ・らら」~民話からアフリカを知ろう!
2013年3月12日(火)|投稿者:kclスタッフ
「むかしむかし…」で始まる民話といえば、
みなさん、どんなお話が思い浮かぶでしょう?
桑名の民話では、「生け捕られた雷さま」や
「ゆうれいあめ」などが有名ですが、
古くからの伝説や昔話は、日本中、世界中にあります。
そもそも「民話」とは、
「民衆の生活の中から生まれ、民衆によって口から口へと伝えられてきた説話。昔話・伝説など」のこと。
デジタル大辞泉,ジャパンナレッジ(オンラインデータベース)http://www.jkn21.comより
民話は、その地域に古くから根ざした
民による民のためのお話なのですね。
そんな民話を通して異文化に触れられる機会として、
このたび中央図書館では、
アフリカを知るイベント
「ちょん・ぎ・らら」
~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~
を開催します!
「ちょん・ぎ・らら」という耳慣れないフレーズは、
アフリカはケニア西部に暮らすルオ人の言葉で
「むかしむかし」の意。
人々は、ルオの民話(=シガナ)を、生活のさまざまな場面で
親から子へ、子から孫へと語り継いでいます。
今回のイベントでは、語り手として、
桑名のお隣・岐阜県海津市出身の水谷 圭吾さんに
お越しいただきます。
水谷さんは、2010年1月から2012年8月まで
青年海外協力隊としてケニアに派遣され、
現地の博物館で、文化財保護隊員として活動されました。
シガナの収集にも力を入れた水谷さん。
イベントでは、ケニアでの活動報告やルオ人の紹介に加え、
実際のシガナを、いくつか読み聞かせしていただけます。
クイズや写真を交えての民話の解説、フリートークのほか、
ケニアに関する本の展示もありますよ。
アフリカを知るイベント
「ちょん・ぎ・らら」
~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~
日時|2013年3月23日(土) 13:00-15:00
場所|桑名市立中央図書館 4階 研修室2
対象|中学生以上の方で、ケニア、民話、青年海外協力隊に興味のある方など、どなたでも
主催|JICA中部、桑名市立中央図書館、㈱図書館流通センター
入場無料・申込は不要です。
イベントの詳細は以下のサイトでもご覧いただけます
→J ICA中部HP
http://www.jica.go.jp/chubu/event/index.html#a0323-01
「ちょん・ぎ・らら」で始まる、日常とは少し違った物語。
人間と動物が織りなすその豊かな世界を、
あなたものぞいてみませんか?
<ぐりこ>
~卒業~
2013年3月5日(火)|投稿者:kclスタッフ
季節は春。
そして、3月と言えば卒業シーズンですね。
このブログを見てくれている方の中にも
卒業を目前に控え、
いるのではないでしょうか?
今回はそんな方たちに
図書館のティーンズコーナーにある
”卒業”をテーマにした本や
4階で貸出ができるCDを紹介したいと思います。
今回ご紹介する本は、
『その角を曲がれば』(濱野京子/著 Y913ハ)
主人公は
中学生活最後の年を迎えた3人の女の子たち。
仲はいいのだけれど、
ときどきお互いの気持ちがわからなくなる…
そんな悩みがでてきたり。
性格もそれぞれ違う彼女たちの
受験や恋愛、家族、そして友情を
三者三様に描いたお話です。
読み終えたあとに
自分の学生時代はどうだっただろう…
と振り返ることのできる1冊です。
さらに図書館には
『卒業ソング』や『卒業式ソング ベスト 決定版』
などのCDも所蔵しています。
「仰げば尊し」など卒業式に歌った歌、
流れていた曲を聞いて
学生時代を振り返ってみてはいかがでしょうか?
これから卒業される方も、送る方も
ぜひ図書館の
”卒業”をテーマにした本やCDを
借りてみてください!!
貸出中の場合は予約もできるので
スタッフまでお問い合わせくださいね☆
<しぐれ>
ブログの新担当<いるる>より、『桑名日記』をご存じですか??
2013年2月26日(火)|投稿者:kclスタッフ
もうすぐ3月というのに
まだまだ寒い日が続いていますね。
3月といえば、出会いと別れの季節。
スタッフブログには、
一足早く新たな出会いが訪れました。
今回から、スタッフブログに
新しい担当が加わります。
新担当の名前の由来は、
江戸時代と桑名と日記に関係があるとか??
今回のブログで、詳しく紹介してくれるそうですよ。
<はまこ>
はじめまして。
今回から新しくブログ担当になりました
<いるる>と申します。
桑名の歴史や文化に興味があり、
桑名市立中央図書館で働きたくて他県から越してきました。
図書館を通して、桑名の魅力など
発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。
<いるる>という名前は、江戸時代の桑名を舞台にした物語
『いるるは走る』が由来となっています。
『桑名日記』『柏崎日記』が
もとになっています。
桑名藩の下級武士だった
渡部平太夫と、
その養子で、桑名藩領柏崎(現在の新潟県柏崎市)に
赴任となった渡部勝之助が、桑名と柏崎からそれぞれに
書いて送った日記が『桑名日記』と『柏崎日記』です。
『桑名日記』は
平太夫が桑名から柏崎の勝之助あてに送った日記です。
勝之助が桑名に残した長男
鐐之助(りょうのすけ)のことが主に書かれています。
『柏崎日記』は
勝之助が柏崎から桑名に送った日記で、
柏崎での暮らしぶりなどが書かれています。
どちらの日記も、江戸時代の日常の
こまごまとしたことが書かれていて
とってもおもしろいですよ。
特に『桑名日記』では、孫の鐐之助のことがかわいくて
しょうがない様子が日記から伝わってきます。
どちらの日記も活字化されており、
図書館で借りることができます。
まだ読んだことのない方は、
この機会にいかがですか?
『いるるは走る』
(大塚 篤子/作,石倉 欣二/絵 小峰書店 2005年)
『桑名日記(1‐4巻)』
(渡部平太夫政通/著 ぎょうせい 1984年 )
『柏崎日記(上・中・下巻)』
(渡部平大夫勝之助/著 ぎょうせい 1984年)
<いるる>
出会いがあれば、別れもあり
突然ですが、私<はまこ>は
このブログが最後の更新となります。
2009年のブログ開始より
今まで私の記事を読んでいただいたみなさま
ありがとうございました。
今後は、新担当の <いるる> とともに
現在の担当の
<ぐりこ> <しぐれ> <九華> が
さらに楽しいブログを更新してくれますので
今後も桑名市立中央図書館のスタッフブログを
よろしくお願いします。
<はまこ>
もうすぐ”ひな祭”
2013年2月19日(火)|投稿者:kclスタッフ
寒さも少しずつやわらぎはじめた今日この頃。
耳にするようになりました。
春の足音がだんだんと
聞こえてくる中、
3月3日の”ひな祭り”の準備を
されているご家庭も多いのでは
ないでしょうか?
ひな祭りは”桃の節句”ともいい
女の子の成長をお祝いする江戸時代から続くお祭りです。
そして、ひな祭りといえば
桑名のあの特産品を思いだしますよね!
そう、ハマグリです★
わが家でも毎年ひな祭りには
ハマグリのお吸い物が食卓に並びます。
なぜ、ひな祭りにハマグリのお吸い物が
登場するのでしょうか?
その理由は、
ハマグリが同じ貝がらとしかぴったりあわないため
「よい結婚相手に出会いますように」
との願いを込めて作られるのだそうです。。。
とてもステキなお話ですよね。
使ってハマグリのお吸い物を作ってみました!!!
うまくできるか少し心配でしたが
レシピはとっても簡単!
しかも短時間でできましたよ☆
我が家では、一足お先にひな祭り気分を
味わいました♪
今回参考にした本は
『3月の絵本』
みなさんも図書館の本を使って
ご家族で楽しいひな祭を迎えてみてはいかがでしょうか?
そして、ハマグリといえば
ブログ担当のスタッフ
<はまこ>から重大発表が…
次回のブログも要チェックです!!
<しぐれ>
“桑名”に出会うならココ!
2013年2月7日(木)|投稿者:kclスタッフ
蔵書点検が終了し、中央図書館は
2月7日(木)より通常どおり開館しました。
休館開けの初日、図書館は大忙し!
カウンターもバックヤードも、てんてこ舞いの一日でした。
よく本を借りに来られるある利用者の方からは、開口一番
「ここがお休みの間、どう過ごしたらいいのか困ったわ」とのたいへん嬉しいお言葉もいただき、
多くの方が図書館が開くのを待ってくださっていたのだなぁ…
と、実感いたしました。
休館中、利用者のみなさまにはご迷惑をおけしましたが、
今年も無事に点検を終えることができました。
ご理解・ご協力、どうもありがとうございました。
さて、先月の記事でご案内しましたとおり、
今回の点検期間中には、郷土資料室「歴史の蔵」の
リニューアルを行いました!
「歴史の蔵」には、桑名や三重についての資料が
幅広く収集・保管されています。
今回は、それらをすっきりと整理し直し、
以前よりも使いやすい配置に変更しました。
「『歴史の蔵』には何だか入りにくい……」
そんな方もいらっしゃるかと思いますが、
カウンターでお申込みいただければ、
どなたでもご利用いただける資料室です。
“桑名”にまつわるたくさんのキーワードに出会えますよ。
ぜひ生まれ変わった「歴史の蔵」を覗いてみてください!
(ぐりこ)















