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KCLスタッフブログ ~ブックとラック~

2021年5月20日(木)PM4:42|投稿者:KCLスタッフ

11代目「桑名のあうるさん」のご紹介☆

4月初め桜が咲き誇る頃、桑名市立中央図書館にて11代目「桑名のあうるさん」の委嘱式と、ポスター撮影を行いました。
11代目「桑名のあうるさん」は、第24回 「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会に入賞された、桑名市内の小学生2名の方々です。

 

今年度、中央図書館のPR活動に協力していただきます☆
今年度のポスターはこちらです!

(写真左から)
平井 愛花理さん(小学5年生)、村田 颯真さん(小学4年生)
※2021年度の学年です

 

ポスターは、館内に掲示します。
また、桑名のあうるさんへインタビューしたものをまとめた「桑名のあうるさんの声を聞く」「調べる学習☆インタビュー」を児童フロアに掲示中です。
ご来館の際は、是非ご覧ください☆

 

2021年2月20日(土)PM4:28|投稿者:KCLスタッフ

第24回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品

第24回「図書館を使った調べる学習コンクール」(公益財団法人 図書館振興財団)の 受賞作品が発表されました。
全国応募総数は約63,000点!
桑名市からは第16回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」で最優秀賞・優秀賞に選ばれた2作品を出品し、以下の2作品が受賞されました!

 

■佳作:2作品(2名)

「インドサイの牙はなぜあるのか  ーてっていちょうさー」

  村田 颯真 さん(桑名市立益世小学校 3年)

 

「ウサギは鳴くの?鳴かないの?」

  平井 愛花理 さん(桑名市立大山田南小学校 4年)

 

 

受賞されたみなさん、おめでとうございます。
「図書館を使った調べる学習コンクール」の作品は、近年全国的に応募数が増加し、内容のレベルもどんどん高くなっているようです。
どの作品も、みなさんが日常の中で興味・関心を持ったことを丁寧に、そして面白くまとめた作品となっています。

これからも、図書館は皆さんの調べる学習を応援・サポートいたしますので、ぜひ調べる学習コンクールの作品づくりに挑戦してみてください。

2021年2月20日(土)PM4:15|投稿者:KCLスタッフ

「第16回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」表彰式

2020年11月2日(金)に、第16回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式が行われました。

今年は88作品ご応募いただきました。
そのうち、

 ☆最優秀賞 1作品
 ☆優秀賞  1作品
 ☆奨励賞  20作品
 (うち、地域賞 1作品)

 が入賞し、22の方々が表彰されました。

今年度の受賞作品の一覧はこちらからご覧いただけます。
➡ 第16回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクール入賞作品発表(PDF)

 

図書館を訪れたみなさんの、疑問・興味を持ったことを一生懸命調べる姿がとても素敵でした。
これからも調査のお手伝いが出来るよう、図書館スタッフ一同サポートしてまいります。

 

最優秀賞・優秀賞に選ばれた2作品全国コンクールへ出品されました。
入賞作品の閲覧をご希望の方は、児童コーナー窓口へおたずねください。

2020年1月20日(月)AM9:00|投稿者:KCLスタッフ

第23回「図書館を使った調べる学習コンクール」の 受賞作品

第23回「図書館を使った調べる学習コンクール」(公益財団法人 図書館振興財団)の 受賞作品が決定いたしました!

応募作品総数は、116,554作品!

桑名市からは第15回「桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」にて最優秀賞・優秀賞に輝いた6作品を出品し、以下の皆さんが各賞を受賞されました。

sankaku_garland_line

奨励賞:2作品(2名)

 

「石って不思議でおもしろい!」
中村 里穂さん(桑名市立益世小学校 5年)

 

「食茶研究部へようこそ!!」
川上 友鶴さん(桑名市立益世小学校 6年)

 

佳作:4作品(4名)

 

「大すき!!アカハライモリ」
小木曽 奨真さん(桑名市立益世小学校 2年)

 

「空の王者 ハクトウワシ」
稲森 知洋さん(桑名市立星見が丘小学校 3年)

 

「身近だけど奥深い セミのふしぎ」
植田 大智さん(桑名市立大山田北小学校 4年)

 

「花実兼備な勇士 本多 忠勝」
村部 由朔さん(桑名市立大山田北小学校 6年)

 

 

sankaku_garland_line

受賞されたみなさん、おめでとうございます。
「図書館を使った調べる学習コンクール」の作品は、近年全国的に応募数が増加し、内容のレベルもどんどん高くなっているようです。
どの作品も、みなさんが日常の中で興味・関心を持ったことを丁寧に、そして面白くまとめた作品となっています。

これからも、図書館はみなさんの調べる学習を応援・サポートいたしますので、ぜひ調べる学習コンクールの作品づくりに挑戦してみてください。

 

2018年5月8日(火)PM3:42|投稿者:KCLスタッフ

「ゆめはま文庫」が再開しました!

こんにちは、「志るべ」です。
新緑がまぶしい季節となってまいりました。みなさま、お待たせしました!
しばらくお休みをいただいておりました「ゆめはま文庫」が、4月より再開しました。

 

「ゆめはま文庫」をご存じでしょうか?
「あかちゃんに絵本を読んであげたいけれど、どんな本を選べばいいのかわからなくて・・・」
そんな悩みをお持ちの保護者の方々の強い味方になるのが「ゆめはま文庫」です。
あかちゃんと絵本の出会いを、図書館がお手伝いいたします。

 

0歳(はじめてセット 2種類)、1歳(よちよちセット 3種類)、2歳(わくわくセット 3種類)とそれぞれの年齢に合わせて絵本を選び、5冊セットにしたものを専用の袋(ゆめはまちゃんの絵入り)に入れて貸出します。
桑名市内にお住まいの方であれば、どなたでもご利用いただけます。

 

セットの内容は「ゆめはま文庫 乳幼児向け絵本リスト」(PDF)をご覧ください。

ゆめはまちゃんの袋に絵本が入っています。

ゆめはまちゃんの袋に絵本が入っています。

貸出期間は2週間。次にお待ちの方がいなければ延長することもできます。
カウンターで受付いたしますので、ぜひご利用ください。

 

先日(と言ってもまだ寒いころでしたが)、ラジオを聴いていたら、「ゆめはま文庫」の中の一作品を書かれた方がお話をされていました。
その方は、中川李枝子(なかがわりえこ)さん。
中川李枝子さんといえば、

 

ぼくらの なまえは ぐり とぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら
(『ぐりとぐら』 中川 李枝子/さく, 大村 百合子/え 福音館書店 1980 より引用)

 

絵本『ぐりとぐら』を書かれた方です。
『ぐりとぐら』はゆめはま文庫の2歳向けセットに収められています。
「おりょうりすること と たべること」が大好きな「ぐり」と「ぐら」は、なかよしのふたごの野ねずみです。
『ぐりとぐら』は昭和38年(1963)に出版され、その後『ぐりとぐらのおきゃくさま』『ぐりとぐらのかいすいよく』『ぐりとぐらのえんそく』と一冊ずつ増えていき、今ではシリーズになっています。
最初の作品が出版されてから50年以上経ちますが、今なお愛され、読み継がれています。
返却カウンターで、「ぐり」と「ぐら」が帰ってくるところに出会うこともたびたびあります。

 

お話はもちろんですが、なんといってもこの絵本の魅力は、中川さんの実妹、山脇(旧姓:大村)百合子さんが描かれた絵にもあるように感じます。
なんともキュートな「ぐり」と「ぐら」
細かいところまで、とてもていねいに描かれています。
「ぐり」と「ぐら」の帽子のとんがり具合が微妙に違うのをご存じでしょうか。

 

では、どちらが「ぐり」でどちらが「ぐら」?
答えは表紙の中に描かれています。

『ぐりとぐら』 中川李枝子/作,大村百合子/絵

『ぐりとぐら』中川 李枝子/さく,大村 百合子/え 福音館書店 1980 福音館書店ホームページより転載

青い字で「ぐり」、赤い字で「ぐら」と書いてあります。
青い帽子に青い服が「ぐり」、赤い帽子に赤い服が「ぐら」です。「ぐり」と「ぐら」のファッションの基本アイテムは色違いのつなぎですが、実はふたりはとてもおしゃれです。

 

最近のベストセラーに『フランス人は10着しか服を持たない [1]』(ジェニファー・L.スコット/著,神崎 朗子/訳  大和書房 2014)という本がありましたが、「ぐり」と「ぐら」の着こなしにはパリジェンヌも驚くのではないでしょうか。
作品によって、つなぎの下にセーターやT シャツを組み合わせて、上手に着まわししています。
七部の袖丈や、襟ぐりの色あわせなど、かなりのおしゃれセンスだと思います。

 

なかでも『ぐりとぐらのおきゃくさま』のマント姿は素敵です。

ぐりとぐらのおきゃくさま表紙

『ぐりとぐらのおきゃくさま』中川 李枝子/さく,山脇 百合子/え 福音館書店 1980 福音館書店ホームページより転載

 

絵本『ぐりとぐら』のシリーズにはファッション以外にもいろいろな楽しみがつまっていますが、「このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること」というだけあって、お話には「たべもの」がたくさん登場します。
なかでもふたりの焼く「カステラ」のおいしそうなこと!
見ているだけで食べたくなってきます。

 

番組の中で、中川さんは『ぐりとぐら』が世界各国で翻訳されていると話されていました。
作品に登場する「カステラ」が、国によってその国独自のお菓子に訳されているのだそうです。
ちなみに英語版(『Guri and Gura 』Nakagawa,Rieko/Yamawaki,Yuriko  E/BY)では、sponge-cake(スポンジケーキ)、フランス語版ではgalette(ガレット)となっています。
でもやっぱりわたしたちにとっては、ふんわりきいろい「カステラ」ですよね。
ますます食べたくなってきました。
そんな時には作ってみましょう!

 

レシピは、『絵本からうまれたおいしいレシピ[1]』(きむら かよ/レシピづくり 宝島社 2005)でご確認ください。
「ぐり」と「ぐら」の魅力が満載された 『ぼくらのなまえはぐりとぐら』(福音館書店母の友編集部/編  福音館書店 2001)でも、ご覧いただけます。

 

中川さんは、保育士として長年子どもにかかわってこられました。
ご自身の経験をもとに、保育園を舞台にした作品『いやいやえん』(中川 李枝子/さく,大村 百合子/え  福音館書店 1980) を発表されたのが最初ですが、絵本やお話以外に、子どもや子どもの本についても書かれています。

 

『本・子ども・絵本』(中川 李枝子/著,山脇 百合子/絵 新版 大和書房 2013)の中では、いろいろな質問に答えておられます。
「どうしたら落ち着いて絵本を見る子になるでしょうか?」というお悩みに対しては、
「・・・子どもに与えたい絵本を選んでいつも身近に用意しておき、チャンスがくるのを楽しみに待っていればよいのです。・・・」と。

 

本・子ども・絵本』は、児童コーナーの「児童文学研究」の棚に並んでいます。
子どもの本について迷った時には、ぜひこちらのコーナーにもお立ち寄りください。
何かヒントが得られるのではないでしょうか。

 

そして、最初の一冊として、「ゆめはま文庫」をご利用いただければ幸いです。
期待通りの反応が得られなくても、どうぞ「チャンスがくるのを楽しみに待って」、
お子さまといっしょに絵本を開くひと時を、お楽しみいただきますように!

 

<参考・引用図書>

『ぐりとぐら』 中川 李枝子/さく,大村 百合子/え 福音館書店 1980  Eヤ(児童)
『ぐりとぐらのおきゃくさま』 中川 李枝子/さく,山脇 百合子/え 福音館書店 1980  Eヤ(児童)
『ぐりとぐらのかいすいよく』 なかがわ りえこ/さく,やまわき ゆりこ/え 福音館書店 1977  Eヤ(児童)
『ぐりとぐらのえんそく』 なかがわ りえこ/[著],やまわき ゆりこ/[絵] 福音館書店 1983  Eヤ(児童)
『Guri and Gura(英語版) 』 Nakagawa,Rieko/Yamawaki,Yuriko  E BY(児童)
『絵本からうまれたおいしいレシピ[1]』 きむら かよ/レシピづくり,晶子/レシピづくり,鳥越 美希/レシピづくり 宝島社 2005 H596.6エ(書庫)
『ぼくらのなまえはぐりとぐら』 福音館書店母の友編集部/編  福音館書店 2001 KQ726.5ヤ(児童研究)
『いやいやえん』 中川 李枝子/さく,大村 百合子/え 福音館書店 1980  913ナ(児童)
『本・子ども・絵本』 中川 李枝子/著,山脇 百合子/絵 新版 大和書房 2013 019.5ナ(児童研究)

<志るべ>

 

カテゴリー:スタッフブログ, 児童 | コメント (2) |