ブログの記事一覧
春のおでかけ
2013年3月22日(金)|投稿者:kclスタッフ
寒さもやわらぎ、
桑名市内の寺町通りでは
濃いピンク色の河津桜が一斉に咲いて、
道行く人の目を楽しませてくれています。
うららかな陽気に誘われて、
予定がない休日には、ぶらりと
外出したくなるこの季節。
今月の一般特集、郷土特集では、おでかけに
ぜひ役立てていただきたい本を集めました。
3階、一般特集コーナー
「大人の社会見学」
子どもの行事に思われがちな社会見学ですが、
大人になってから改めて見学に行くと、
新たな発見をしたり、思わぬ点に気づいたりして、
子どものころとは、違う視点で楽しめるかも・・?
また、実際に見学に行ってみたくなるような本だけでなく、
読むだけでも楽しんでいただける資料を揃えております!
ぜひ、多種多様な、社会見学の本をご覧ください。
4階「歴史の蔵」前、郷土特集コーナー
「芭蕉も訪れた水郷のまち 長島」
自然豊かで歴史ある長島には、名所がたくさんあります。
江戸時代には、松尾芭蕉も長島に訪れています。
長島大智院には、ここで詠んだ句が残されており、
芭蕉直筆の色紙は、桑名市の文化財に指定されています。
また、これから見ごろを迎える
長島の桜をより楽しんでいただければ、と
郷土特集コーナーでは、「長島桜マップ」を
ご用意して桜の名所をご案内しております。
そのほか、
パンフレットや、観光マップなどもご用意しております。
長島へおでかけされる際は、
ぜひ4階歴史の蔵前、郷土特集コーナーをご覧ください。
桑名近辺には、名所やおもしろい施設がたくさんあります!
社会見学や、まち歩きのおともになる本を、
図書館で探してみてはいかがでしょうか?
<九華>
「ちょん・ぎ・らら」~民話からアフリカを知ろう!
2013年3月12日(火)|投稿者:kclスタッフ
「むかしむかし…」で始まる民話といえば、
みなさん、どんなお話が思い浮かぶでしょう?
桑名の民話では、「生け捕られた雷さま」や
「ゆうれいあめ」などが有名ですが、
古くからの伝説や昔話は、日本中、世界中にあります。
そもそも「民話」とは、
「民衆の生活の中から生まれ、民衆によって口から口へと伝えられてきた説話。昔話・伝説など」のこと。
デジタル大辞泉,ジャパンナレッジ(オンラインデータベース)http://www.jkn21.comより
民話は、その地域に古くから根ざした
民による民のためのお話なのですね。
そんな民話を通して異文化に触れられる機会として、
このたび中央図書館では、
アフリカを知るイベント
「ちょん・ぎ・らら」
~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~
を開催します!
「ちょん・ぎ・らら」という耳慣れないフレーズは、
アフリカはケニア西部に暮らすルオ人の言葉で
「むかしむかし」の意。
人々は、ルオの民話(=シガナ)を、生活のさまざまな場面で
親から子へ、子から孫へと語り継いでいます。
今回のイベントでは、語り手として、
桑名のお隣・岐阜県海津市出身の水谷 圭吾さんに
お越しいただきます。
水谷さんは、2010年1月から2012年8月まで
青年海外協力隊としてケニアに派遣され、
現地の博物館で、文化財保護隊員として活動されました。
シガナの収集にも力を入れた水谷さん。
イベントでは、ケニアでの活動報告やルオ人の紹介に加え、
実際のシガナを、いくつか読み聞かせしていただけます。
クイズや写真を交えての民話の解説、フリートークのほか、
ケニアに関する本の展示もありますよ。
アフリカを知るイベント
「ちょん・ぎ・らら」
~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~
日時|2013年3月23日(土) 13:00-15:00
場所|桑名市立中央図書館 4階 研修室2
対象|中学生以上の方で、ケニア、民話、青年海外協力隊に興味のある方など、どなたでも
主催|JICA中部、桑名市立中央図書館、㈱図書館流通センター
入場無料・申込は不要です。
イベントの詳細は以下のサイトでもご覧いただけます
→J ICA中部HP
http://www.jica.go.jp/chubu/event/index.html#a0323-01
「ちょん・ぎ・らら」で始まる、日常とは少し違った物語。
人間と動物が織りなすその豊かな世界を、
あなたものぞいてみませんか?
<ぐりこ>
~卒業~
2013年3月5日(火)|投稿者:kclスタッフ
季節は春。
そして、3月と言えば卒業シーズンですね。
このブログを見てくれている方の中にも
卒業を目前に控え、
いるのではないでしょうか?
今回はそんな方たちに
図書館のティーンズコーナーにある
”卒業”をテーマにした本や
4階で貸出ができるCDを紹介したいと思います。
今回ご紹介する本は、
『その角を曲がれば』(濱野京子/著 Y913ハ)
主人公は
中学生活最後の年を迎えた3人の女の子たち。
仲はいいのだけれど、
ときどきお互いの気持ちがわからなくなる…
そんな悩みがでてきたり。
性格もそれぞれ違う彼女たちの
受験や恋愛、家族、そして友情を
三者三様に描いたお話です。
読み終えたあとに
自分の学生時代はどうだっただろう…
と振り返ることのできる1冊です。
さらに図書館には
『卒業ソング』や『卒業式ソング ベスト 決定版』
などのCDも所蔵しています。
「仰げば尊し」など卒業式に歌った歌、
流れていた曲を聞いて
学生時代を振り返ってみてはいかがでしょうか?
これから卒業される方も、送る方も
ぜひ図書館の
”卒業”をテーマにした本やCDを
借りてみてください!!
貸出中の場合は予約もできるので
スタッフまでお問い合わせくださいね☆
<しぐれ>
ブログの新担当<いるる>より、『桑名日記』をご存じですか??
2013年2月26日(火)|投稿者:kclスタッフ
もうすぐ3月というのに
まだまだ寒い日が続いていますね。
3月といえば、出会いと別れの季節。
スタッフブログには、
一足早く新たな出会いが訪れました。
今回から、スタッフブログに
新しい担当が加わります。
新担当の名前の由来は、
江戸時代と桑名と日記に関係があるとか??
今回のブログで、詳しく紹介してくれるそうですよ。
<はまこ>
はじめまして。
今回から新しくブログ担当になりました
<いるる>と申します。
桑名の歴史や文化に興味があり、
桑名市立中央図書館で働きたくて他県から越してきました。
図書館を通して、桑名の魅力など
発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。
<いるる>という名前は、江戸時代の桑名を舞台にした物語
『いるるは走る』が由来となっています。
『桑名日記』『柏崎日記』が
もとになっています。
桑名藩の下級武士だった
渡部平太夫と、
その養子で、桑名藩領柏崎(現在の新潟県柏崎市)に
赴任となった渡部勝之助が、桑名と柏崎からそれぞれに
書いて送った日記が『桑名日記』と『柏崎日記』です。
『桑名日記』は
平太夫が桑名から柏崎の勝之助あてに送った日記です。
勝之助が桑名に残した長男
鐐之助(りょうのすけ)のことが主に書かれています。
『柏崎日記』は
勝之助が柏崎から桑名に送った日記で、
柏崎での暮らしぶりなどが書かれています。
どちらの日記も、江戸時代の日常の
こまごまとしたことが書かれていて
とってもおもしろいですよ。
特に『桑名日記』では、孫の鐐之助のことがかわいくて
しょうがない様子が日記から伝わってきます。
どちらの日記も活字化されており、
図書館で借りることができます。
まだ読んだことのない方は、
この機会にいかがですか?
『いるるは走る』
(大塚 篤子/作,石倉 欣二/絵 小峰書店 2005年)
『桑名日記(1‐4巻)』
(渡部平太夫政通/著 ぎょうせい 1984年 )
『柏崎日記(上・中・下巻)』
(渡部平大夫勝之助/著 ぎょうせい 1984年)
<いるる>
出会いがあれば、別れもあり
突然ですが、私<はまこ>は
このブログが最後の更新となります。
2009年のブログ開始より
今まで私の記事を読んでいただいたみなさま
ありがとうございました。
今後は、新担当の <いるる> とともに
現在の担当の
<ぐりこ> <しぐれ> <九華> が
さらに楽しいブログを更新してくれますので
今後も桑名市立中央図書館のスタッフブログを
よろしくお願いします。
<はまこ>
もうすぐ”ひな祭”
2013年2月19日(火)|投稿者:kclスタッフ
寒さも少しずつやわらぎはじめた今日この頃。
耳にするようになりました。
春の足音がだんだんと
聞こえてくる中、
3月3日の”ひな祭り”の準備を
されているご家庭も多いのでは
ないでしょうか?
ひな祭りは”桃の節句”ともいい
女の子の成長をお祝いする江戸時代から続くお祭りです。
そして、ひな祭りといえば
桑名のあの特産品を思いだしますよね!
そう、ハマグリです★
わが家でも毎年ひな祭りには
ハマグリのお吸い物が食卓に並びます。
なぜ、ひな祭りにハマグリのお吸い物が
登場するのでしょうか?
その理由は、
ハマグリが同じ貝がらとしかぴったりあわないため
「よい結婚相手に出会いますように」
との願いを込めて作られるのだそうです。。。
とてもステキなお話ですよね。
使ってハマグリのお吸い物を作ってみました!!!
うまくできるか少し心配でしたが
レシピはとっても簡単!
しかも短時間でできましたよ☆
我が家では、一足お先にひな祭り気分を
味わいました♪
今回参考にした本は
『3月の絵本』
みなさんも図書館の本を使って
ご家族で楽しいひな祭を迎えてみてはいかがでしょうか?
そして、ハマグリといえば
ブログ担当のスタッフ
<はまこ>から重大発表が…
次回のブログも要チェックです!!
<しぐれ>