ブログの記事一覧
【満員御礼】「夏のリサイクル工作 ~牛乳パックでカライドサイクルを作ろう~」を開催します!
2023年7月1日(土)|投稿者:kclスタッフ
今年の夏の工作は牛乳パックを二枚使って、くるくると絵柄が変わる不思議な立体「カライドサイクル」を親子で制作します。
リサイクル工作を通して、SDGsを学んでみませんか?
日時|2023年8月6日(日) 10:30~12:00
場所|桑名市立中央図書館 4階研修室2
定員|10名 ※定員になり次第受付終了
対象|小学生(必ず保護者同伴)
参加費|無料
申込方法|児童カウンター、または電話
申込期間|2023年7月18日(火)11:00~7月25日(火)17:00
申込先|桑名市立中央図書館 0594-22-0562
※7/18定員に達しましたので、受付を終了いたしました
▼参考ホームページ
雪印メグミルク『牛乳パックでつくろう!』
調べる学習相談窓口開設のお知らせ
2023年7月1日(土)|投稿者:kclスタッフ
桑名市立中央図書館では、4年ぶりに「調べる学習相談窓口」を開設いたします!
「調べる学習の『テーマ』が決まらない・・・」
「どうやって調べたら良いか、アドバイスが欲しい!」
「まとめ方が分からない」など、作品づくりに悩んだら、相談窓口までおこしください!
図書館スタッフが、みなさんの調べる学習をサポートいたします!
日 時|2023年7月21日(金)~2023年8月27日(日)
13:00~17:00(最終受付は16:30)
※混雑時の相談時間は30分を目安とさせていただきます
場 所|桑名市立中央図書館 児童コーナー
対 象|「第19回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」に応募される方
持ち物|筆記用具
申込方法|児童コーナーへ直接お越しください
※お電話での受付や、事前予約はおこなっておりませんのでご注意ください
お問い合わせ|桑名市立中央図書館 0594-22-0562
「桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」についてはこちらをご覧ください。
博物館×中央図書館 令和5年度ML連携セミナー(第3弾)「肖像画、画家とモデル」を開催します!
2023年6月22日(木)|投稿者:kclスタッフ
ML連携とは、博物館(Museum)と図書館(Library)が連携し、共通のテーマに沿って企画展示やセミナーを開催する協力活動です。
中央図書館では、博物館展示のテーマに合わせた関連書籍の展示や、博物館職員等によるセミナーを行います。
第3弾は博物館企画展「二人だけの世界 -神内生一郎の肖像画-」の開催に合わせて、関連書籍展示と桑名市博物館職員によるセミナー「肖像画、画家とモデル」を行います。
<セミナー紹介>
肖像画は、画家とモデルがいて初めて成り立ちます。よって両者の関係性というのは重要で、画面上の表現にも影響を及ぼします。そこで、展示中の神内生一郎の肖像画について、画家とモデルの関係に注目しながらその見どころを紹介します。
※状況により変更・中止となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願いいたします。
<日程>
博物館×中央図書館 令和5年度ML連携企画 セミナー「肖像画、画家とモデル」
講師:桑名市博物館 井出迫蒼
日時:7月1日(土) 午後1時30分から午後3時
場所:くわなメディアライヴ 2階
資料代:200円 ※おつりのないようご用意ください
定員:30名(先着順、事前申込制)※定員になり次第締め切ります
申込み方法:直接窓口、または電話で中央図書館へ
申込み開始:6月22日(木)午前10時30分~ ※受付は各日午後5時まで
問い合わせ:桑名市立中央図書館 〒511-0068 桑名市中央町三丁目79 0594-22-0562
第二弾 桑名ゆかりの有名人
2023年6月16日(金)|投稿者:kclスタッフ
こんにちは、「志るべ」です。
梅雨入りを迎える季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
早いもので、今年も半分が過ぎようとしています。
2月の、かぶらの記事「桑名ゆかりの有名人」お読みいただけましたか?
大河ドラマでも活躍する三人、本多忠勝、服部半蔵、千姫をご紹介しました。
ドラマは着々と進み、忠勝は常に家康の側に仕え、半蔵は御用とあらばどこからともなく風のように現れます。
忠勝は、鹿角の冑を身に着けて立派な槍「蜻蛉切(とんぼきり)」を持った、いかつい武将のイメージが強いですが、ドラマの中ではまっすぐで初々しい、若き姿が印象的です。
忍者として知られる半蔵は、自分は武士であって忍者とは呼ばれたくないというちょっと屈折した部分を持って描かれています 。
家康の孫娘、千姫は現時点では登場していません(まだ生まれていませんね)
今回は第二弾としてさらに、家康に関係する「桑名ゆかりの有名人」をご紹介します。
まず、桑名藩主、久松松平定勝とその家系。
家康の実母、於大の方は初め松平広忠に嫁ぎ、家康を生みます。
ところが実家の水野家(兄の水野信元)が今川家(嫁ぎ先である松平家の主君)から織田方についたため、離縁となりました。
その後、於大の方は久松俊勝に再嫁し、生まれた男子の一人が定勝でした。定勝は家康の異父弟であることから松平姓を許され、本多家が姫路へ移封となった後、桑名藩主となりました。
定勝の後はその子、定行が継ぎ、定行が伊予国松山藩(現在の愛媛県松山市)へ移封すると定行の弟、定綱が藩主として桑名に入ります。
この定綱の家系が桑名の久松松平家で、幕末に京都所司代を務めた桑名藩主、定敬(会津藩主松平容保の実弟)へとつながっていきます。
久松松平家は越後高田藩(現在の新潟県上越市)、陸奥国白河藩(現在の福島県白河市)と一旦桑名を離れます。白河藩時代には、寛政の改革に取り組んだ老中松平定信を藩主としています。
その後、文政6年(1823)の国替えで再び桑名へ戻り、この地で幕末を迎えました。
そのため久松松平家の史料は桑名に残されています。
桑名の人々から「鎭國さん」として親しまれている鎭國守國神社には、鎭國公(定綱)と守國公(定信)が祀られています。
また、鎭國守國神社の楽翁公百年祭記念寶物館には数々の久松松平家に関する史料が収められています。中には、国の重要文化財「集古十種板木」(松平定信の命により、全国の神社仏閣や諸家に伝わる名品を模写蒐集し編集したもの)もあります。
収蔵品は、
『桑名松平伝来資料史料調査報告書 鎮國守國神社所蔵資料目録』(桑名市教育委員会 2004.3)
にまとめられています。
また、桑名市立中央図書館では久松松平家の家譜を所蔵しています。
デジタル化した家譜はこちらをご覧ください。
『御家譜 全』
次は、桑名藩主、奥平松平忠雅とその家系。
すでにドラマに登場している、家康の長女亀姫(母は正室瀬名、築山殿)は奥平信昌に嫁ぎ、忠明を生みます。家康の娘と結婚したことから、奥平家も松平姓を許されました。
久松松平家(定綱の家系)が高田へ移封になると、忠雅(忠明の子である忠弘の孫)が藩主として桑名へ入りました。
文政6年(1823)に久松松平家が桑名へ戻ると、奥平松平家は武蔵国忍藩(現在の埼玉県行田市)へ移り、忍で幕末を迎えました。
そのため奥平松平家の史料は行田市に残されています。
『松平家四百年の歩み 長篠城より忍城へ』
奥平松平家の歴史をじっくりと辿ることができます。

『松平家四百年の歩み 長篠城より忍城へ』(大沢 俊吉/著 講談社・音羽サービスセンター(製作) 1970)
それにしても久松家や奥平家だけでなく、家康を中心に親戚関係でつながる家と人、複雑すぎます。
それぞれの家や人にさまざまな思いや野望があって・・・
家康はこれら膨大な親戚関係をすべて把握していたのでしょうか。
本やドラマに登場する人物は、描かれ方によってずいぶん印象が異なります。
本当はどんな人たちだったのでしょう?
元々、人はいろんな側面を持ち合わせているということでしょうか。
いずれにしても今とは異なる時代を生きた人たち、現代の尺度で測るのは難しいかもしれませんね。
図書館の資料を通して家康の時代、当時の桑名、そしてそこに生きた人々に思いを馳せてみませんか?
<紹介資料>
『桑名松平伝来資料史料調査報告書 鎮國守國神社所蔵資料目録』 桑名市教育委員会 2004.3 AL/025/ク/
『御家譜』 L/AKI/ROM/0300
『松平家四百年の歩み 長篠城より忍城へ』大沢 俊吉/著 講談社・音羽サービスセンター(製作) 1970 L/205/オ/江戸
<志るべ>
博物館×中央図書館 令和5年度ML連携セミナー(第2弾)「『生誕200年 帆山花乃舎』のみどころ」を開催します!
2023年6月11日(日)|投稿者:kclスタッフ
ML連携とは、博物館(Museum)と図書館(Library)が連携し、共通のテーマに沿って企画展示やセミナーを開催する協力活動です。
中央図書館では、博物館展示のテーマに合わせた関連書籍の展示や、博物館職員等によるセミナーを行います。
第2弾は博物館企画展「生誕200年 帆山花乃舎」の開催に合わせて、関連書籍展示と桑名市博物館職員によるセミナー「『生誕200年 帆山花乃舎』のみどころ」を行います。
<セミナー紹介>
帆山花乃舎(ほやまはなのや/1823~1894)は桑名にある浄土真宗高田派䑳崇寺(りんそうじ)の住職を務めた僧侶で、幕末から明治にかけて絵師としても活躍した画僧です。
令和5年(2023)が生誕200年の節目の年となることを記念し、その画業を振り返りながら、地元の絵師として親しまれてきた花乃舎作品の魅力をご紹介します。
※状況により変更・中止となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願いいたします。
<日程>
博物館×中央図書館 令和5年度ML連携企画 セミナー「『生誕200年 帆山花乃舎』のみどころ」
講師:桑名市博物館 鈴木亜季
日時:6月17日(土) 午後1時30分から午後3時
場所:くわなメディアライヴ 2階
資料代:200円 ※おつりのないようご用意ください
定員:30名(先着順、事前申込制)※定員になり次第締め切ります
申込み方法:直接窓口、または電話で中央図書館へ
申込み開始:6月12日(月)午前10時30分~ ※受付は各日午後5時まで
問い合わせ:桑名市立中央図書館 〒511-0068 桑名市中央町三丁目79 0594-22-0562