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一般特集「学ぶ」っておもしろい
2015年3月20日(金)|投稿者:kclスタッフ
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
一般特集も担当しています、平八郎です。
みなさまは、初めての事柄に出会ったり、新しいこと学んだりすると嬉しくなりませんか?
この感覚に共感いただけたみなさまを応援する特集が3月より始まりました。
もっともっと学ぶ楽しさを伝えたい!という気持ちにあふれた今回の特集は……
一般特集
「学ぶ」っておもしろい

特集コーナーの全体図です。
今回の一般特集は、学校の勉強を学び直す。余暇に新しく勉強を始めてみる。
効果的な勉強法とは。…等々。
新年度の始まりとともに、新しい発見に出会えるような本や、
懐かしい学生時代を思い出せるような本を集めてみました。
苦手だったのあの科目、今なら難なく攻略できるかもしれません。
このブログを書いている時点で、今回の一般特集の展示が始まって3週間ほど経ちました。
当初の予想以上に貸出が多く、嬉しい反面、がらりと開いた棚に寂さを感じることもしばしば。
しかし、棚の本が少なくなれば、特集担当がこっそり補充していますので、
特集コーナーを既に見たという方でも、 もう一度特集コーナーをご覧になってみてください。

特集コーナーの看板。大パネルです。

棚のパネルは、毎回頭を捻って考えています。
上の写真のパネルでは、少ないですが教科書で学んだ懐かしの名作を集めてみました。
本当はメジャーな作品だけでなく、マイナーな作品や古典文学、詩歌、評論等も集めたかったのですが、
数が膨大すぎて列挙しきれませんでした。
パネルの作成に関しては、こちらの図書を参考にしています。(書名をクリックすると詳細へリンクします)
「教科書に載った小説」
「教科書掲載作品13000」
「教科書掲載作品」
持ち出し禁止の図書もありますが、興味が湧いた方は図書館で探してみてください!
他にも、こんな本が私のオススメです。(書名をクリックすると詳細へリンクします)
「国語の教科書から消えた心に響く名作・名場面」
「中学・高校の勉強をやり直す本」
「中学入試に挑戦(チャレンジ)!この算数が解けますか? 」
「なつかしの理科室」
学ぶことが楽しくなる本がたくさんあります。
この特集で集めた本のリストは下記のURLより
【中央一般特集】 「学ぶ」っておもしろい からご覧いただけます。
https://opac.kuwana-library.jp/winj/opac/theme.do?lang=ja&dspph=1
みなさまのご利用、お待ちしております。
< 平八郎 >
4階特集「旧東海道を歩こう~見附みつけた!~」
2015年3月12日(木)|投稿者:kclスタッフ
「ブックとラック」をご覧のみなさん、こんにちは。
暖かな日が続き、お出掛けの際に防寒具を持つか悩む<かぶら>です。
みなさんは、”東海道”と聞いて何を思い浮かべますか?
”東海道新幹線”、”東海道五十三次”など、いろんな答えがあるかと思います。
その中でも私<かぶら>が愛してやまないのは、
『東海道中膝栗毛』です!!
江戸時代、弥次郎兵衛と喜多八が江戸からお伊勢参りへ向かう道中を
面白おかしく書いた作品で、小学生の頃、子ども向けに書かれた本を
何度も図書館で借りて読みました。
作品中には、ここ桑名も登場します!
東海道42番目の宿場町「桑名」のメインはやはり、”七里の渡し”。
熱田から桑名へ向かう舟中でのやり取りに、
子どもながら「ひどい紹介のされ方だ!何するんだ弥次さん!」
と驚きながらも、笑い転げていたのを覚えています。
まだお読みでない方は、ぜひこの機会にご覧ください!
子ども向けから大人向けまで、幅広い年代に向けた本が出版されています。
彼らが通った”旧東海道”、今でも当時を偲ぶ旧跡があるのを、
みなさんはご存知でしょうか?
桑名市内を通る”旧東海道”は、”七里の渡し”から町屋川手前まで、
およそ4キロ程あります。

七里の渡し口にある鳥居と幡龍櫓。(撮影:かぶら)
伊勢神宮から運ばれ、建てられた鳥居をくぐり、
道中の案内板を見ながら市内を進めば、
当時の面影を残した家屋や、旧跡の紹介碑があちこちに。
今年の始め、遊びの折り紙の作り方に関する本では最古とされる
「秘伝千羽鶴折形(おりかた)」の元資料が発見され、
話題となった長円寺も旧東海道筋にあります。
先月、実際に旧東海道を通ってみたのですが、
ここに松原があっただなんて・・・
え、ここの神社にそんな所縁があったの・・・?
と、桑名に住んで20数年の私。驚きの連続でした。
現在、4階郷土特集コーナーでは
「旧東海道を歩こう~見附(みつけ)みつけた!」と銘打って、
市内の旧東海道の旧跡や、マップ、関連書籍をご紹介しております。

市内のマップもあります☆
タイトルにもあります「見附(みつけ)」とは、
世城郭の城門の別称で、櫓(やぐら)があり、番兵を置いた門のことをいいます。

京町見附跡にある京町公園 (撮影:かぶら)
そして『東海道中膝栗毛』にも登場する「立場(たてば)」とは、
江戸時代、街道などで人夫が駕籠などをとめて休息する所です。

矢田立場跡には火の見櫓が再建されています (撮影:かぶら)
あまり聞きなじみのないこの二つの言葉ですが、
市内に跡地が何箇所か残されています。
さらに「安永立場」には桑名の銘菓「安永餅」と関わりがあるとか・・・
図書館にご来館の際には、ぜひ一度郷土特集をご覧ください!
そして暖かな日に、のんびりと旧東海道を歩いてみるのもいかがでしょう?
きっと、思わず「みつけた!」と言ってしまう出会いが待っていると思います♪
■関連資料
『21世紀版少年少女古典文学館 20 東海道中膝栗毛』講談社
『桑名の千羽鶴 一枚の紙から数羽の鶴を折る『千羽鶴折形』より』桑名の千羽鶴を広める会
<かぶら>
10年ありがとうイベント第32・33弾★『世界とつながる~私たちと世界の食を知ろう~』
2015年3月3日(火)|投稿者:kclスタッフ
3月になりました。一年のうちで春が一番好きな千鶴です。
私にとって、この季節のお楽しみは、
実家の庭に自生しているタラの芽を天ぷらにして食べること!!
旬のものを味わうと、栄養だけでなくパワーももらえてなんだか元気が出ます★
私たち人間にとって、食べることは「生きる」ことそのもの。
身近なようで大きいテーマでもある「食」について考えるイベントを開催します!!
⇒こちらからも案内をご覧いただけます(PDFファイル)
第32・33弾『世界とつながる
~私たちと世界の食を知ろう~』
日時:2015年3月22日(日)13:00~16:00【2部制】
会場:桑名市立中央図書館 4階 研修室2
入場:無料
定員:各30名
対象:小学校4年生以上の方
【1部】13:00~14:30
『私たちのお弁当のヒミツ』
(※要申込)
JICAボランティアとしてマダガスカル・パラグアイに派遣された方々によるワークショップです。
ごはん、お肉、野菜、果物などのフェルトキットを使ってお弁当を作りながら、
原産国とのつながりを考えてみましょう。
申込開始:2015年3月5日(木)10:00~ ※定員になり次第締め切り
申込方法:窓口・電話
参加申込・お問い合わせ:0594-22-0562
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【2部】15:00~16:00 『青年海外協力隊』のおはなし
2013年より青年海外協力隊に参加され、中国で日本語教師としてご活躍された
伊賀市出身・宮崎さとみ氏による講演会です。
申込は不要です。当日15時までに、会場へ直接お越しください。
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スタンプカードの対象イベントとなっております。
(第1部、第2部で各5個スタンプを押印します)
スタンプカードをお持ちの方は、参加時に利用券と一緒にお持ちください。
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。
最後になりますが、私、千鶴は今回の記事をもってブログを卒業することとなりました。
このブログを通して、私自身もまた、桑名と図書館の魅力を改めて感じることができました。
「ブックとラック」では、これからも皆さまに楽しんでいただける情報をたくさん発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
< 千鶴 >
3月8日、第2回ブックリサイクル!
2015年2月28日(土)|投稿者:kclスタッフ
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。今回の担当の平八郎です。
中央図書館で開催されるブックリサイクルのお知らせをします。
ブックリサイクルとは、保存期間が終了するなどして除籍する予定の図書を、
希望される方へ無料で提供する試みで、下記の日程で実施予定です。
日時:2015年3月8日(日) 午前10時~午後4時
場所:くわなメディアライブ1階 多目的ホール
事前申込は不要です。
より多くの方に図書を配布するため、お1人様10冊までのお持ち帰りでお願いいたします。
ご協力お願いいたします。
前回のブックリサイクルでは雑誌のみの提供でしたが、
入り口には開催前から行列ができ、料理関係や園芸、語学など、
多少情報が古くても問題ないような雑誌はあっという間になくなっていました。
狙っている雑誌がある方は早めにお越しください。
中央図書館では初のブックリサイクルでしたが、
終わってみると用意した雑誌の約9割が持ち帰られる結果で、
消化率の高さに驚きました。
今回は雑誌に加え、少しですが図書も含まれます。
この機会に、普段自分が読まないようなジャンルの本にチャレンジしてみては
いかがでしょうか。予想外な本から感動を味わうことができるかも
しれません。
< 平八郎 >
L.A.K 2015年春号の発行と蛤雛イベント終了報告
2015年2月19日(木)|投稿者:kclスタッフ
ブックとラックをご覧のみなさま、こんにちは。
今年はどこへ梅を見に行こうかと、開花情報をチェックするのが
楽しくて仕方がない<かぶら>です。
桑名市立中央図書館情報誌「L.A.K」2015年春号(Vol.7)の
発行をお知らせします☆
今回の”私たちが出会った本”のテーマは「Best of 2014」!!
図書館スタッフがこの一年で読んだ本の中から、イチオシの一冊をご紹介しております☆
私<かぶら>が個人的に気になるのは、
『そだてば』(鈴木 のりたけ/著)
『ぼくのトイレ』という絵本で第17回日本絵本賞読者賞を受賞された著者の、
”子育てあるある”で”大爆笑”とは一体・・・?
絵本とはまた違う、著者の魅力が見られるかと思うと楽しみです♪
「L.A.K」はカウンターで配布しておりますので、ぜひお手にとってご覧ください!
(バックナンバーはこちら☆ Vol.1、Vol.2、Vol.3、Vol.4、Vol.5、Vol.6)
そして2月15日に開催しました、10年ありがとうイベント第30弾
「郷土の心に触れる~蛤雛~」
ご参加いただいた皆様同士で、蛤雛に着せる着物の柄の組み合わせを相談されたりと
会話もはずみ、とても楽しい雰囲気で行われたイベントになりました。

お好みで着物の柄を組み合わせて・・・

できあがり!
同じ作り方、材料を使っても完成した蛤雛は、
それぞれ個性豊かで可愛らしいものが生まれました♪

しじみの貝殻でミニ雛や・・・

余りの紙で小道具も!
桑名の名産、蛤の殻を使って作る雛人形。
ひな祭りでは蛤のお吸い物をいただいたりと、何かとご縁があるのですが、
なぜ蛤?他の貝でも良いのでは・・・?
と思われたことはありませんか?
諸説あるのですが、『日本人が大切にしたいうつくしい暮らし』(井戸 理恵子/著)では、
”蛤の貝殻が一対でぴったり重なることから、
対になる男性とめぐり会えますようにとの願いも込められています。”
と紹介されています。
恥ずかしながら、私<かぶら>、初めてこの由来を知りました。
そんな願いが込められていたのか・・・と思うと、より蛤雛が愛おしく感じます。
今回のイベントで作成した蛤雛は、下記の作り方からご覧いただけます。
もうすぐひな祭り。みなさんも自分だけの蛤雛を作ってみませんか?
「 蛤雛の作り方 (桑名市立中央図書館作成)」(PDFファイルで開きます)
<かぶら>