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子どもって子どもって・・・
2024年5月6日(月)|投稿者:kclスタッフ
こんにちは、しちりです。
爽やかな5月となりました。
ゴールデンウィークにはこどもの日もあり、お子さんと楽しく過ごした方も多いのではないでしょうか?
しかし、子どもを育てるって、楽しいけれど本当に大変ですよね。
ということで今回は、子育てを題材に、大人も子どもも心がほぐれるような本をご紹介します。

『子どものことば』 (子どもとことば研究会/編・著 小学館 2017)
皆さんは、子どもの「ことば」にハッとすることはありませんか?
なんてするどい!なんてかわいい!そんな風に感じてるのか!
大人顔負けの表現に出会うこともあるはず。
この本では、主に幼稚園や保育園での日常で子どもたちが発した「ことば」を丁寧に取り上げています。
思わず笑ってしまう表現もたくさんあり、お子さんをお持ちの方やお子さんに関わるお仕事をされている方は、共感すること間違いなし!です。
また、それらの「ことば」から、子どもの発達や、どんな成長時期にあるのかを示して、周囲の大人はどのように寄り添えば良いのかをやさしく解説しています。
今しかないお子さんの「ことば」をたくさん書き留めておきたくなる本です。

『子どもをキッチンに入れよう!』(藤野 恵美/著 ポプラ社 2020)
「え?!子どもをキッチンに入れたら、危ないのでは?」
包丁や食器、洗剤、ガスの火など、キッチンは子どもがケガをする要素が満載なので、安全を第一に出入りをしないよう、柵をする方も多いのではないでしょうか。
しかし、この本の著者は、忙しい毎日でも、どうにか工夫をして家事と育児を楽しむために、子どもをキッチンに入れ、家事と育児を一緒にしてしまう、という決断をしたのでした。
これが、まさに、目からウロコ・・・。
十分に安全な環境に整えると、キッチンには色々な道具や食材があります。それらを上手に使いながら、親子でコミュニケーションを取り、楽しく作って、楽しく食べる!(各エピソードの終わりには、親子でできる料理のレシピ付き!)
食に興味がわけば、スーパーマーケットに行くことも楽しいイベントに!生産地の地名やお金の計算等、子どもが自然に楽しく学べる要素がいっぱい!
小説家でもある著者は、子育て本を1000冊ほど読み、子育てを分析した上で実践してみたというだけあって、取り入れたい点がたくさんあります。
忙しくても子育てを楽しむヒントがきっとあります。

『子どもが幸せになることば』(田中 茂樹/著 ダイヤモンド社 2019)
とは言うものの、子育てに不安や悩みはつきものですね。
子どもがだだをこねる、野菜を食べない、宿題をやらない、学校に行きたくない…。
私も散々悩ませられました。
この本では、そんな育児の悩みの場面を年齢ごとに分けて、声かけの言葉を具体的に示しながら、子も元気になり、親の気持ちもラクになる方法を紹介しています。
実際によくある場面を例に挙げ、「言いがちなことば」を「信じることば」に変えるだけ。
なんだ、これならすぐにでもできると思うものばかりです。困った場面に出会った時、子どもはどう感じ、何故困っているのかを分かりやすく説明しているので、親としてどう対応すれば良いのかが自然と理解できます。
著者は、20年間で5000以上の面接を行ってきたカウンセラーでもあり、やんちゃな4人のお子さんを育てた父親でもあり、毎週近所の小学生と小学校の体育館で遊びを通して関わってきた社会人でもあるという、さまざまな側面を持っています。
その著者の言葉には、優しさの中に経験に裏打ちされた重みがあります。

『ムスコ物語』(ヤマザキ マリ/著 幻冬舎 2021)
最後にご紹介したいのは、マンガ『テルマエ・ロマエ』の作者であり、文筆家のヤマザキマリさんの子育てを綴った本です。
イタリアでシングルマザーになる事を決意した著者は、日本に帰国後、仕事をいくつも掛け持ちしながら、全力で子育てをします。
その後イタリアの男性と結婚することになり、夫の仕事の都合でシリア→スペイン→アメリカと家族で移住することに。
異国の地で、お父さんとお母さんに振り回されっぱなしのムスコ君。苦労の連続にあいながらも、たくましく成長していく姿が印象的です。
どのエピソードも破天荒すぎて驚きの連続ですが、作者らしい歯に衣着せぬ言葉の中にも、ムスコ君への愛があふれています。
そして、本の最後には、ムスコ君からのメッセージつき。
作者に育てられた本人はどう思っていたのか、こちらもぜひ読んで頂きたいです。
子育てにまつわる本を紹介しました。
大人も子どもも元気になる本を読んで、子育てを楽しみたいですね。
《紹介資料》
『子どものことば』子どもとことば研究会/編・著 小学館 2017.8
『子どもをキッチンに入れよう!』藤野 恵美/著 ポプラ社 2020.11
『子どもが幸せになることば』 田中 茂樹/著 ダイヤモンド社 2019.2
『ムスコ物語』 ヤマザキ マリ/著 幻冬舎 2021.8
【開館20周年記念イベント】第1弾 切り絵を体験してみませんか?
2024年4月25日(木)|投稿者:kclスタッフ
日 時|2024年5月26日(日) 10:30 ~ 12:00
場 所|桑名市立中央図書館 4階研修室2
定 員|16名(先着順)
対 象|中学生以上
持ち物|デザインカッター・カッティングマット(A5以上の大きさ)
参加費|無料
申込方法|桑名市立中央図書館窓口、または電話で受付
申込期間|5月13日(月)11:00~5月20日(月)17:00
申込先 |桑名市立中央図書館 0594-22-0562
※2024/5/14 9:00更新
好評につき定員に達したため、申込受付を終了いたしました。
ご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。
(キャンセル待ちはありません)
桑名市立中央図書館の開館20周年記念イベント第一弾として、切り絵体験を開催します。
切り絵の基本的な切り方を学んで、実践できるイベントです。
作った作品はフォトフレームに入れてお持ち帰りいただけます。
素敵な切り絵作りに挑戦してみませんか?
駐車場の数に限りがありますので来館の際には、公共交通機関のご利用をお勧めします。
満車の場合は、柿安シティホール(市民会館)の立体駐車場、またはパブリックセンターの駐車場をご利用ください。
「こばと春休みスペシャル2024」を開催しました!
2024年4月4日(木)|投稿者:kclスタッフ
2024年3月24日(日)、桑名市立中央図書館 児童コーナー おはなし室にて、「こばと春休みスペシャル2024」を開催いたしました。
今回のおはなし会では、「春」をテーマに絵本や紙芝居を読み聞かせしました。
読み聞かせは終始楽しそうに聞いていただけました。
『こぎつねこんきちとカッパようかい』という、からくり紙芝居を読みました。
途中で紙芝居をひっくり返して、さかさま絵になったりする場面がありました。
大型絵本『ねずみのでんしゃ』はみんな真剣に聞いてくれました。
大型絵本『ぴょーん』では、いろいろないきものが飛ぶ様子が描かれています。
おはなしに出てくるいきものといっしょにジャンプして、みんなとっても楽しそうでした!
工作は、紙コップを2枚使った、「カエルのジャンプ」作りました。
輪ゴムをかけたコップを重ねて、手を離すと、勢いよくジャンプします。
どのお友達も、飾り付けしたり、絵を描いたり、とても楽しく制作していました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今後も皆様に楽しんでいただけるイベントを行っていきたいと思います。
今後のイベント情報もお楽しみに♪
X(旧Twitter)でもイベント情報を発信していますので、ぜひチェックしてくださいね。
【開館20周年記念イベント】私の推し本~おすすめ本のPOPを書こう~
2024年4月1日(月)|投稿者:kclスタッフ
桑名市立中央図書館では、20周年記念イベント特設展示コーナーにて
「私の推し本~おすすめPOPを書こう~」を開催しています。
画像をクリックすると拡大します(PDF)
そもそも、「推し」ってなんでしょうか❔❔
調べてみると、
「推し」…
🈩 ①推薦すること。②支持すること。ファンであること。
🈔 自分がファンである人・もの。
🈪 🈔二十一世紀になって広まったことば。
(『三省堂国語辞典』三省堂 2022 より引用)
という意味のようです。
みなさんは今まで本を読んできて、
他の人にも教えたい本に出会ったことはありますか?
「この本、おもしろかったから人に薦めたい!」
「あまり有名ではないけれど、好きな作家さんの本をもっとたくさんの人に知ってほしい!」
など、自分が好きな本について誰かにその魅力を語りたくなるし、
同じ本を読んだ人と感想を分かち合いたくなりますよね。
誰かにすすめられると、いままで読んだことのない本を読むきっかけになります。
現在スタッフの「私の推し本」をPOPで紹介しています。
本も一緒に展示してありますので、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
また、みなさんからも「私の推し本」を募集します。
画像をクリックすると拡大します(PDF)
日頃読んでいる本の中で、どうしても誰かに伝えたい1冊を教えてください。
普段は「推し本」についてあまり話さない方、家族や友人、知人以外の人にも薦めたい方も、
この機会に、あなたの「推し本」をたくさんの人に知ってもらいませんか?
第1回のテーマは『泣ける1冊』です。
みなさんのとっておきの『泣ける1冊』をご紹介ください。
参加をお待ちしております!
また、これから開催する20周年を記念したイベントの告知も
特設展示コーナーで順次発表していきますので、今後もお見逃しなく✨
【開館20周年】「ブックカバーデザインコンテスト」受賞者発表!
2024年4月1日(月)|投稿者:kclスタッフ
20周年記念企画のプレイベントとして行いました「ブックカバーデザインコンテスト」の受賞作品が決まりました。
応募総数は、44作品です。
この中から見事に受賞された作品はこちら!
■最優秀賞(1作品)
中村 功さん(桑名市)
■図書館賞(2作品)
青いひよ子さん(桑名市)
岡本 有子さん(桑名市)
■特別賞(小学生以下の部、4作品)
田中 杏奈さん(桑名市)
清水 咲智さん(桑名市)
岡 将太郎さん(桑名市)
中嶋 一葉さん(桑名市)
受賞者の皆さま、おめでとうございます✨
最優秀賞に選ばれましたペーパーブックカバーは、4月より配布を始めます。
たくさんのご応募、ならびにご投票、誠にありがとうございました!