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2022年6月のアーカイブ

2022年6月30日(木)AM12:00|投稿者:KCLスタッフ

親子で桑名の歴史を調べる講座「ふるさとを知ろう」を開催します!

図書館の本を使って桑名のことを調べる、体験型講座です。課題の調べ方、まとめ方を学ぶことで、自由研究にも活かすことができます。

講座で取り組んだ内容から、「図書館を使った調べるコンクール」の「子どもと大人の部」への応募もできます。

クリックするとPDFファイルが開きます

 

先生の話を聞くだけでなく、実際に図書館資料を使って調べることで、子どもたちに郷土の歴史への関心を深めてもらうことを目的とした講座です。

保護者の方なら誰でも参加できます。ぜひご参加ください。

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

企画名:親子で桑名の歴史を調べる講座 「ふるさとを知ろう」

講師:桑名市博物館 歴史専門官  大塚 由良美

日時:7月24日(日) 午後1時30分から午後3時

場所:くわなメディアライヴ 2階 保健栄養指導室

定員:8組(先着順)

対象:小学校4年生以上の児童と保護者(中学生以上は一人で参加可能)

申込み方法:直接窓口、または電話で中央図書館へ

申込み開始:7月4日(月)午前10時30分~  ※受付は午後5時まで

問い合わせ:桑名市立中央図書館

〒511-0068 桑名市中央町三丁目79  ☎0594-22-0562

カテゴリー:イベント, 調べる学習 | コメント (0) | 
2022年6月18日(土)PM12:07|投稿者:KCLスタッフ

「12代目“桑名のあうるさん”」のご紹介☆

4月初め桜が咲き誇る頃、桑名市立中央図書館にて12代目‟桑名のあうるさん“の委嘱式と、ポスター撮影を行いました。
12代目‟桑名のあうるさん“は、第25回 「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会に入賞された5名の方々です。
今年度、中央図書館のPR活動に協力していただきます☆

 

■優良賞(2作品)

・小学生の部
「アイラブかつお節 ~かつお節が教えてくれた和の心~」
宮城 嗣久さん

 

・子どもと大人の部
「ハムスターファミリー」
西田 絢美さん・西田 純さん(父)

 

■奨励賞(1作品)

・小学生の部
「謎のチョウ アサギマダラ 旅するヒミツを追え!!」
小塚 凜空さん

 

■佳作(1作品)

・小学生の部
「よくなれ!視力!」
近藤 亜紀さん

 

 

今年度のポスターはこちらです!

(写真左から)
近藤 亜紀さん、西田 絢美さん、宮城 嗣久さん、小塚 凜空さん

 

ポスターは、館内に掲示します。
また、‟桑名のあうるさん“へインタビューしたものをまとめた「桑名のあうるさんの声を聞く」「調べる学習☆インタビュー」を児童フロアに掲示中です。
ご来館の際は、是非ご覧ください☆

 

2022年6月17日(金)AM12:00|投稿者:KCLスタッフ

#kclスタッフおすすめ本 『13歳からの地政学』

【 社会を考える 】

『13歳からの地政学』
(田中 孝幸/著 東洋経済新報社 2022年刊)

 

ウクライナの人がインタビューを受けているニュースを見ていました。
その内容は胸にせまるものがありましたが、一方でヨーロッパの人は本当に英語が堪能だな、普通に話せるのだな、と感心しました。
日本人が街中で外国人記者からインタビューを受けて、ほとんどの人が英語で回答できるのだろうか?と。

 

そんなことを思っていた時に出会った本を紹介したいと思います。
本のタイトルにもある「地政学」
辞書を引いてみると「地理的な条件とその国の外交・軍事政策の関係を研究する学問」『三省堂国語辞典』より)とあります。
「13歳からの」とついているので、分かりやすい解説書かなと思い、読み始めました。
しかし、単なる解説書ではなく物語形式になっており、その物語を通して世界情勢全体を理解しようという本だったのです。

 

高校1年の大樹とその妹の中学1年の杏。
夏休みの前日、2人はアンティークショップで古い地球儀を見つけます。
そして店主(通称カイゾク)から「7回この店に来て、わしの話を聞き、最終日に出す問題に答えられたら地球儀をあげよう」と持ち掛けられます。
価格が「時価」となっているその地球儀はかなりの年代物で、4本の支柱に囲まれた立派な作り。
到底、中高生に買える品物ではないため最初は警戒する大樹ですが、予習の必要ナシ、地球儀を使って世界がどう動いているのか一緒に考えようと言われ、2人で挑戦することに。
カイゾクは地球儀を使い、身近な題材を例にとりながら、分かりやすく解説していきます。

 

「世界中の貿易の9割以上が海を使用しているのは何故か」
「大国の苦しい事情って何?」
「核兵器保有国はどこに隠しているの?」等々。

 

そこには最初の私の疑問だった「ヨーロッパの人々が母国語でない英語を普通に使える理由」も書かれていました。
なるほど!と思った私ですが、この本の主人公である兄妹も、驚いたり、納得したり、さらに好奇心が湧いて、いつしか真剣に世界のこと人々のことを考え始めます。

 

難しい世界情勢を解説しているだけでなく、カイゾクと2人の兄妹の物語でもあるので、ついつい先が気になって読み進めることができます。
解説書としても物語としても楽しめます。
ただのアンティークショップの店主とは思えないカイゾクの正体とは?
そして2人は最後の問題をどう解くのでしょうか。

 

皆さんも是非その答えを読んで確かめて下さい。そして、世界のしくみを改めて考えてみませんか。

 

 

▼本の貸出状況は、こちらから確認いただけます

『13歳からの地政学』

 

▼出版社

三省堂

 

▼書影画像元

版元ドットコム

 

 

※次回更新は2022年7月1日(金)の予定です

2022年6月5日(日)PM2:31|投稿者:KCLスタッフ

イベント情報『「親子で調べる夏のリサイクル工作」を開催します!』

クリックするとPDFファイルが開きます

 

日時|2022年7月10日() 10:30~12:00
場所|桑名市立中央図書館 4階 研修室2
対象|小学生以上の方 ※必ず保護者同伴(同伴の方は1名でお願いします)
定員|10名 ※申し込み先着です
参加費|無料

 

※6/28 10:16追記
定員に達したため、申込受付を終了いたしました。
ご関心をお寄せいただき、ありがとうございました。

申込方法|電話または中央図書館一般カウンターへ
申込期間|2022年6月27日(月)10:30~7月4日(月)17:00
申込・問合先|桑名市立中央図書館  0594-22-0562

 

工作の紙パックロケットから、調べてみたいことをみつけて、調べる学習の進め方を学びましょう!

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加される際は、マスクの着用やアルコール消毒の利用などのご協力をお願いいたします。
また、発熱等の症状がみられる方、県外の利用者の皆様につきましては参加をご遠慮いただきますようお願いいたします。

 

カテゴリー:イベント, 調べる学習 | コメント (0) | 
2022年6月3日(金)AM12:00|投稿者:KCLスタッフ

#kclスタッフおすすめ本 『どうぶつのおやこ』

【 気軽に読む本 】

 

『どうぶつのおやこ』
(薮内 正幸/画 福音館書店 1966年刊)

 

「字のない絵本」
いくつか出版されているのを知ってはいたが、私はそれをあまり選んでこなかった。
子どもが生まれ、夜に絵本を読むようになっても、私は短いストーリーのあるものや言葉の響きが楽しいものを好んで読んでいた。
二人目の出産後、健診に行くとブックスタートとして、『どうぶつのおやこ』をもらった。
渡される時に「この本は絵だけなので、自由に読んであげてね」と言われ、その時は「へー」と思ったくらいで深くは考えなかった。

 

その後、娘(第一子)がその絵本を見つけ、「読んで読んで」とねだる。よしよしと思い、読み始める。
表紙を見せ、「どうぶつのおやこ」ページをめくり…「うさぎがいるね~」、ページをめくり…「………」なかなか言葉が出てこない。
このやさしい感じのどうぶつの絵をみるだけでも楽しいなと思い、ペラペラとめくるが、娘が「おはなしは?」と要求する。悩みつつも適当にストーリーを考えて読み進める。

 

それも単調になり、もう限界と思った頃に、娘が自分で息子(第二子)に「読んであげる」と言い出した。
私は内心、(いいよいいよ、やってみな。難しいんだから。)と思っていた。
すると、娘は私のマネをし、表紙を見せ、「どうぶつのおやこ!」と始めた。
ひらがなが読めるようになった頃で表紙にだけある唯一の文字をどうどうと読んだ。
ひらがなが読めるようになったから、読みたいと言い出したのだろうと思いながらも、お手並み拝見。

 

ページをめくっても娘の読み聞かせはとまらない。
どうぶつのおやこが人間の親子のように会話をしており、会話が一段落すると次のページに進む。
「うまい!やるな。」と思い最後まで読んでもらった。
読後、とても上手だったし、面白かったと娘に伝え、その夜の絵本の時間は終了した。

 

自分がうまくできなかった悔しさを感じつつ、
「どうぶつの会話だけで話を成り立たせてたな。無理にストーリーを考えなくていいのかぁ。どうぶつ以外の絵(背景など)が何もないから、「〇〇へ行った」とか「△△をした」というストーリーが全然浮かばなかったもんなぁ。自分にも子どもの頃は想像力がいっぱいあったはずなのに。もう、そういう力もなくなってきてしまったんだな」と悲しく思った。

 

その後も、子どもたちは「どうぶつのおやこ」が好きなようで、何度も読んだ。
それからは、そんなに思い込まず、気軽に読むようにしている。
適当に読む方が思ってもみなかった面白い展開になり、私も楽しく読めるようになった。

 

 

▼本の貸出状況は、こちらから確認いただけます

『どうぶつのおやこ』

 

▼出版社/書影画像元

福音館書店

 

 

※次回更新は2022年6月17日(金)の予定です