図書館豆知識カテゴリの記事一覧
自動貸出機、使ってみませんか?
2010年5月30日(日)|投稿者:kclスタッフ
桑名の図書館では、ご自身で本の貸出手続きができます。
こちらが↓↓↓自動貸出機!
3Fの一般カウンター前に3台、児童コーナーに1台あります。
自動貸出機の前に列ができることもあるくらい
多くの方にご利用いただいています。
今日はこの貸出機を紹介いたします。
貸出の操作はとても簡単!
①ガラス台の中央に本を置きます。
②貸出ボタンを押します。
③利用券のバーコードを右側の機械へかざします
④冊数を入力します。
⑤本のタイトルや冊数が表示されます。
正しければ緑の貸出ボタンを押します。
⑥レシートが発行されます。
右側からレシートが出てきます。
これで手続きは終わりです。
「本は置くだけでいいんですか??」
と皆さんよく驚かれるのですが
そうなのです、置くだけで手続きができるのです。
なぜ置くだけで???
と、不思議に思いますよね。
そのヒミツは、ICタグ。
ICタグについては、以前にもこちらのブログで
紹介させていただきました。
以前の記事はこちらです→ICタグとは??
(クリックすると別窓で開きます)
ICタグを利用すると、機械の近くに置くだけで
こんな風にバラバラに置いても
ちゃんと読み取ってくれます。
自分で簡単に手続きができる自動貸出機。
この機会にぜひ使ってみてください。
<はまこ>
「カーリル」を使ってみよう!
2010年5月14日(金)|投稿者:kclスタッフ
今、図書館に関心が高い人たちを中心に
「カーリル」というサイトが大きな話題になっています。
まずは一度ご覧になってみてください。
こちらです ↓ ↓ ↓
なんだか楽しそうな、かわいいページですよね。
その概要は…
「自分の借りたい本について
全国の図書館の貸出状況が確認できる
日本最大の図書館蔵書検索サイト」。
ピンと来ない方もいらっしゃるかも知れませんが
複数の図書館を合わせて使いこなしたい、
(さらに都道府県を越えて、使いこなしたい!)という方には
とても便利なサイトだと思います。
従来の図書館のホームページによくある蔵書検索とは
一味違うのにも注目です。
ポップなイラストが豊富で、デザインもかわいらしく
楽しく本を探せます。
「今日、誕生日の作家」や
「話題のキーワード」なども紹介されていて
本に出会うきっかけがいっぱいです。
「カーリル」は、特定の本について検索するという
基本機能にとどまらず
「なにか面白い本ないかな~」
というときにも使えるのが大きな特徴。
気になる本を見つけたら、
自分がよく使う図書館の所蔵や貸出状況が
すぐチェックできるのです。
もちろん桑名市立中央図書館も検索できます。
「カーリル」上の当館の詳細ページには
当館の紹介文もありますので
ぜひご覧ください!
(トップページの上部にある
「図書館マップ」というメニューから探せます)
インターネットの世界は日進月歩。
図書館の利用方法や読書の形も変化していくのでしょうね。
今後は「カーリル」のような斬新なサービスが
どんどん出てくるのかもしれません。
また面白いサイトを見つけたら
当ホームページのリンク集のほか、
ブログでも紹介させていただきますね!
(ぐりこ)
新担当の<さんぱち>です。 「外国語の本」はいかが?
2010年4月30日(金)|投稿者:kclスタッフ
ブログ担当3人目として
今回から仲間入りさせていただいた<さんぱち>です。
よろしくお願いします。
さて、いつもたくさんの方にご利用いただいて
おります中央図書館ですが
いつも同じような本ばかりではなく、
ちょっと変わった本にチャレンジしてみたい
と思っている方いらっしゃいませんか?
そんな方にはこちらのコーナーをおすすめします。
4階AV・ITコーナーの奥にあります、
「外国語で書かれた本」のコーナー。
ここには現在、英語・中国語・フランス語・ドイツ語
韓国語・ポルトガル語・スペイン語の7カ国語の本が
並んでおります。
原書もありますが
「源氏物語」など日本のお話を外国語に訳したもの、
日本の文化を外国語で紹介しているものもあります。
「もっと気楽に読めるものは?」という方には、
こちらのコーナーをおすすめします。
3階児童コーナーにある「外国語で書かれた絵本」です。
絵本なのでページ数も少ないですし、絵も楽しめます☆
「翻訳」は訳した人の数だけ新しい表現や解釈が
生まれます。
もしかするとプロの翻訳者さんより自信のある表現を
お持ちの方がいらっしゃるかもしれませんね。
外国語は使っていかないと、せっかくおぼえたものも
どんどん忘れていってしまいますよね。
かつて自信があった方も、現在勉強中の方も
外国語で書かれた本と日本語版を読みくらべるなど
母国語以外の言語にふれてみてはいかがでしょうか?
<さんぱち>
ICタグ とは??
2010年4月22日(木)|投稿者:kclスタッフ
この小さなICタグに本の情報が入っているかと思うと
驚きですね。
さて、このICタグですが
複数の本を同時に処理できるため
貸出や返却の手続きにかかる時間が
とても短くて済みます。
貸出や返却時は
設置してあるリーダーの上に本を置いて
ボタンを押すだけです。
数秒で手続きが終わってしまうので
カウンターで貸出をしていると
「もう終わったんですか??」
と驚かれることもしばしば。
そして、自動貸出機での手続きも簡単にできるのが
ICタグのさらにいいところ。
ただ、「貸出機だと、うまく読み込んでくれないので・・・」と
カウンターへ来られるお客様もいらっしゃいます。
貸出のコツを知れば、もっと手続きの時間を短縮できるかも?!
ということで
自動貸出機での手続きのコツなども
またの機会にお伝えしたいと思います!
どうぞご期待ください☆
<はまこ>
何と読む?
2010年4月17日(土)|投稿者:kclスタッフ
突然ですが、こちらはある単語を表す略字です。
何と読むでしょう?
答えは
「図書館」。
「図書館」って、手書きで書くと
角数も多いし文字のバランスも取りにくいし
ちょっとやっかい…なんて感じたことはありませんか?
(悪筆の私は書く必要に迫られるたびに思ってます)
その「図書館」を、
なんとこの簡略な一文字で表すことができるのです!
でもこの略字、残念ながら
一般にはあまり知られていませんよね。
私 ぐりこ と、この略字との出会いは、学生時代。。。
図書館司書課程の授業で仲良くなった級友は
学生でありながら
すでに関東の大学図書館でアルバイトをしている
おっとりとした年上の女性でした。
ある時、彼女から届いた手紙に、見慣れぬ謎の一文字が。
はじめは文字が読めずに「???」。
しかし文脈から読むと、どう読んでも「図書館」です。
へ~!こんな表現があったのか!!
私は思わず感動してしまいました。
そしてその後、実際に図書館で働いてみると
スタッフ間でやりとりをするメモや連絡帳には
この略字がさかんに使われていたのです。
本当にとても便利なので
ぜひもっと多くの方に使っていただきたい一文字です。
略字誕生の由来や経緯については、
国立国会図書館のデータベースにこんな情報が
ありましたよ。
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000030070
「くにがまえ」に「ト」。
みなさまもどこかで使われてみてはいかがでしょうか??
(ぐりこ)