今、図書館に関心が高い人たちを中心に
「カーリル」というサイトが大きな話題になっています。
まずは一度ご覧になってみてください。
こちらです ↓ ↓ ↓
なんだか楽しそうな、かわいいページですよね。
その概要は…
「自分の借りたい本について
全国の図書館の貸出状況が確認できる
日本最大の図書館蔵書検索サイト」。
ピンと来ない方もいらっしゃるかも知れませんが
複数の図書館を合わせて使いこなしたい、
(さらに都道府県を越えて、使いこなしたい!)という方には
とても便利なサイトだと思います。
従来の図書館のホームページによくある蔵書検索とは
一味違うのにも注目です。
ポップなイラストが豊富で、デザインもかわいらしく
楽しく本を探せます。
「今日、誕生日の作家」や
「話題のキーワード」なども紹介されていて
本に出会うきっかけがいっぱいです。
「カーリル」は、特定の本について検索するという
基本機能にとどまらず
「なにか面白い本ないかな~」
というときにも使えるのが大きな特徴。
気になる本を見つけたら、
自分がよく使う図書館の所蔵や貸出状況が
すぐチェックできるのです。
もちろん桑名市立中央図書館も検索できます。
「カーリル」上の当館の詳細ページには
当館の紹介文もありますので
ぜひご覧ください!
(トップページの上部にある
「図書館マップ」というメニューから探せます)
インターネットの世界は日進月歩。
図書館の利用方法や読書の形も変化していくのでしょうね。
今後は「カーリル」のような斬新なサービスが
どんどん出てくるのかもしれません。
また面白いサイトを見つけたら
当ホームページのリンク集のほか、
ブログでも紹介させていただきますね!
(ぐりこ)
ブログ担当3人目として
今回から仲間入りさせていただいた<さんぱち>です。
よろしくお願いします。
さて、いつもたくさんの方にご利用いただいて
おります中央図書館ですが
いつも同じような本ばかりではなく、
ちょっと変わった本にチャレンジしてみたい
と思っている方いらっしゃいませんか?
そんな方にはこちらのコーナーをおすすめします。
4階AV・ITコーナーの奥にあります、
「外国語で書かれた本」のコーナー。
ここには現在、英語・中国語・フランス語・ドイツ語
韓国語・ポルトガル語・スペイン語の7カ国語の本が
並んでおります。
原書もありますが
「源氏物語」など日本のお話を外国語に訳したもの、
日本の文化を外国語で紹介しているものもあります。
「もっと気楽に読めるものは?」という方には、
こちらのコーナーをおすすめします。
3階児童コーナーにある「外国語で書かれた絵本」です。
絵本なのでページ数も少ないですし、絵も楽しめます☆
「翻訳」は訳した人の数だけ新しい表現や解釈が
生まれます。
もしかするとプロの翻訳者さんより自信のある表現を
お持ちの方がいらっしゃるかもしれませんね。
外国語は使っていかないと、せっかくおぼえたものも
どんどん忘れていってしまいますよね。
かつて自信があった方も、現在勉強中の方も
外国語で書かれた本と日本語版を読みくらべるなど
母国語以外の言語にふれてみてはいかがでしょうか?
<さんぱち>
この小さなICタグに本の情報が入っているかと思うと
驚きですね。
さて、このICタグですが
複数の本を同時に処理できるため
貸出や返却の手続きにかかる時間が
とても短くて済みます。
貸出や返却時は
設置してあるリーダーの上に本を置いて
ボタンを押すだけです。
数秒で手続きが終わってしまうので
カウンターで貸出をしていると
「もう終わったんですか??」
と驚かれることもしばしば。
そして、自動貸出機での手続きも簡単にできるのが
ICタグのさらにいいところ。
ただ、「貸出機だと、うまく読み込んでくれないので・・・」と
カウンターへ来られるお客様もいらっしゃいます。
貸出のコツを知れば、もっと手続きの時間を短縮できるかも?!
ということで
自動貸出機での手続きのコツなども
またの機会にお伝えしたいと思います!
どうぞご期待ください☆
<はまこ>
突然ですが、こちらはある単語を表す略字です。
何と読むでしょう?
答えは
「図書館」。
「図書館」って、手書きで書くと
角数も多いし文字のバランスも取りにくいし
ちょっとやっかい…なんて感じたことはありませんか?
(悪筆の私は書く必要に迫られるたびに思ってます)
その「図書館」を、
なんとこの簡略な一文字で表すことができるのです!
でもこの略字、残念ながら
一般にはあまり知られていませんよね。
私 ぐりこ と、この略字との出会いは、学生時代。。。
図書館司書課程の授業で仲良くなった級友は
学生でありながら
すでに関東の大学図書館でアルバイトをしている
おっとりとした年上の女性でした。
ある時、彼女から届いた手紙に、見慣れぬ謎の一文字が。
はじめは文字が読めずに「???」。
しかし文脈から読むと、どう読んでも「図書館」です。
へ~!こんな表現があったのか!!
私は思わず感動してしまいました。
そしてその後、実際に図書館で働いてみると
スタッフ間でやりとりをするメモや連絡帳には
この略字がさかんに使われていたのです。
本当にとても便利なので
ぜひもっと多くの方に使っていただきたい一文字です。
略字誕生の由来や経緯については、
国立国会図書館のデータベースにこんな情報が
ありましたよ。
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000030070
「くにがまえ」に「ト」。
みなさまもどこかで使われてみてはいかがでしょうか??
(ぐりこ)
4月も半ば。
桜の花びらもはらはら舞い散る
気持ちのいい季節になりました。
外を歩けば、さまざまな草花と出会えますよね。
桑名市立中央図書館は、桑名駅近くの
くわなメディアライヴというビルの中にあります。
3、4階が図書館ですが、館内のある場所では
ちゃんと春を感じる花や緑を見つけることができますよ。
例えば、こちら。
満開のアセビです。
淡い桃色の花はとても可愛らしく、ちょうど今が見ごろですが
実は、葉や茎には毒のある植物。
アセビの漢字表記「馬酔木」は、
馬などの草食動物がこの葉を食べると
酔ったように苦しむことからきているそうです。
(参考図書:「図説花と樹の事典」
木村陽二郎/監修 請求記号:R470.3)
そしてこちらはイチハツの花。
アヤメ科の中でいちばん早くに花を咲かせるため
「一初(いちはつ)」という名前になりました。
(参考図書:同)
図書館のイチハツは、この画像の株が一番咲き。
ほかにもたくさんの株があるので、
みんなが揃って咲いてくれるのが楽しみです。
ほかにも、トキミズキ(マンサク科)、シモツケ(バラ科)
ユキノシタ(ユキノシタ科)、ウツギ(ユキノシタ科)
などの植物が、春の日差しのもとで元気に育っています。
さて、これらの植物が館内のどこにあるのかというと…
屋外スペース「天空の庭」です。
3階、4階ともに自由に出入りができるようになっている
南向きの場所で、テーブルとイスのあるフロアの周囲に
アセビ、イチハツといった低木や花が植えてあるのです。
これからの季節、晴れた日には自然の光の中で読書
というのも、気持ちいいものではないでしょうか?
特集でも、今月は春らしいテーマをご用意していますよ!
(5/25まで)
→「みどりはともだち」
春になると出会える
たくさんの草花が主役です
(4/27まで)
また、ご好評いただいております図書館入口の虎のそばにも
新緑芽吹き、桜が開花していますよ。
桑名市立中央図書館の春、お越しの際はぜひ
ご覧になってみてください。
(ぐりこ)