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義道を極める~「桑名の千羽鶴」を深く知ろう~ を開催します!

2017年5月25日(木)|投稿者:kclスタッフ

桑名市立中央図書館では、

連続講座 義道を極める~「桑名の千羽鶴」を深く知ろう~”を開催します。

 

「桑名の千羽鶴」を折る事は今や広く浸透し、その名前を知る人も多くなりました。しかし、義道が『秘伝千羽鶴折形』で意図した本来の折り手順や、文中の狂歌についてはあまり知られていません。

この講座では、義道自身について知り、また史料の中身を読み解くことで、折り方だけではない「桑名の千羽鶴」を、本質から学びます。

 

  • 初回開講:6月27日(火) 午後1時30分から午後4時まで 全10回
  • 受講資格:「桑名の千羽鶴」の49種類を折ることが出来る人で、文献の資料に関心のある人
  • 内  容:義道の意図した折り方で50種の連鶴を折る(※和紙は各自準備・持参してください)/狂歌を読む  など
  • 定  員:20名(申込多数の場合は抽選します)
  • 受 講 料:3,000円(途中退会でも返金はしません。※和紙代は含まれていません
  • 申込締切:6月18日(日)必着

 

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★★★詳細はチラシをご覧ください。画像をクリックするとPDFが開きます。

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夏休み直前!調べる学習親子講座「桑名の千羽鶴」を開催します!

2017年5月25日(木)|投稿者:kclスタッフ

桑名市立中央図書館では、

夏休み直前!調べる学習親子講座「桑名の千羽鶴」” を開催します。

 

一枚の和紙から何羽もの鶴を折る桑名の伝統文化「桑名の千羽鶴」について、桑名市博物館歴史専門官の大塚由良美さんに解説していただきます。

連鶴を折ることはもちろん、和紙や鶴のことなどを図書館の資料を使って自分で調べて「調べ学習」の方法を身につけよう!

 

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★★★画像をクリックするとPDFデータが開きます★★★

詳しくはチラシをご覧ください。※申込用紙はダウンロードしてご利用ください。

カテゴリー:イベント, 児童, 調べる学習 | コメント (0) | 

『ぼくがサムライになった日』

2017年5月9日(火)|投稿者:kclスタッフ

上げ馬ばかりは、かけや。
そのいっしゅんに、
馬と人が
ひとつのからだに
なるか、なれんか。
そして、土の壁と
火花散らす
たたかいや。
(『ぼくがサムライになった日』 北村けんじ/作 今井弓子/絵 金の星社 1983 「はじめに」より)

 

こんにちは、「志るべ」です。
新緑がまぶしい季節になりました。
五月の風の中、今年も多度の町では上げ馬神事が行なわれました。

 

『ぼくがサムライになった日』という作品は、
上げ馬神事を題材に書かれた作品で、作者は多度の児童文学作家、北村けんじ氏(1929~2007)です。
今回はこの作品をご紹介します。

 

ご存じのとおり、上げ馬神事は毎年5月4日、5日に多度大社で行われる例祭「多度祭」の神事です。
境内に造られた急な斜面を人馬一体となって駆け上がるという勇壮な神事で、うまく上がればその年は豊作とされています。最初に駆ける馬が上がれば早稲(わせ)の米が豊作、後の馬が上がれば晩稲(おくて)が豊作とも言われます。
昭和53年(1978)、三重県の民俗無形文化財に指定されました。

 

主人公「ぼく」は、多度の小山(おやま)に住む小学4年生の男の子「湯山マサキ」です。
マサキのおとうさんはシンガポールに出張中で、今はおかあさんと二人暮らしをしています。
物語は3月の終わりから始まります。
上げ馬の乗り子が決まる4月1日を目前に控え、マサキの祖父「馬屋のおっちゃん」の心は、早くもうきうきし始めていました。
馬を売っているわけでもないのに祭や馬のことならなんでも知っているおっちゃんは、みんなから「馬屋のおっちゃん」と呼ばれていました。
祭が大好きなおっちゃんですが、ここ10年ほど身内から誰も参加するものがなく、近所の子どもたちにも断られ、さびしい思いをしていました。
なんとかしたいおっちゃんは、孫のマサキを預かって戸津(とづ)の子として弓取りにしようと考えます。弓取りは乗り子の御付きをつとめる重要な役目です。
さいわい戸津の中には他に弓取りを志願するものがなく、おっちゃんの作戦はすんなり成功、大喜びなのでした。

 

乗り子は中学3年生のコウジ
ふたりの前に現われたのは、くり毛の馬サスケでした。
上げ馬に成功するにはまず馬に慣れ、馬との信頼関係を築かなければなりません。
上げ馬本番に向けて、マサキとコウジの特訓が始まります。

 

はたしてふたりはサスケと心を通わせることができたのでしょうか。
そして、コウジと馬は壁を駆け上がることができたのでしょうか。
つづきは作品をお読みいただければと思います。

 

現在4階歴史の蔵の前では「上げ馬神事~人馬一体の挑戦~」と題して、6月27日まで特集展示を行っています。

4階「歴史の蔵」の前で特集展示をしています。

上げ馬神事や多度大社の資料を揃えています。

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『ぼくがサムライになった日』も貸出しています。

北村さんは作品のあとがきでこう書いています。

 

・・・そして、あっという間に祭が過ぎ、そのあとにいやにおとなっぽい充実感と、はかなさのまじり合った、なにかあまずっぱいものまで感じたものでした。・・・

 

祭は、少年が成長していく中で経る、通過儀礼のひとつであるのかもしれませんね。
物語の最後に、祭を終えたマサキがシンガポールの父親に手紙を書く場面があります。そこにいるマサキは少し大人になっているようでした。

 

作者の北村けんじ氏より寄贈していただいた児童文学関係の資料は、「北村文庫」として桑名市立中央図書館に保管されています。
「北村文庫」については、また改めてご紹介したいと思います。

 

<参考資料>
ぼくがサムライになった日』 北村 けんじ/作,今井 弓子/絵  金の星社 1983 YL913キ
桑名市立中央図書館 開館10周年記念 地域文庫コレクション』 桑名市教育委員会事務局生涯学習課中央図書館 2015 AL026ク (☆希望者には無料配布を行っています。)
瞬間(とき)の浪漫 平成12年多度町勢要覧』 平成14年11月修正版 多度町(三重県) 2002 AG318.2タ
多度町史 民俗』 多度町教育委員会/編 多度町 2000 AL221タ

「志るべ」

図書館で本を探すには~応用編3 4階フロア~

2017年4月23日(日)|投稿者:kclスタッフ

桑名市立中央図書館スタッフブログ「ブックとラック」をご覧のみなさま、こんにちは。
図書館で本を探すには?~応用編1~ (2016年07月05日)以来の平八郎です。

今回は、4階フロアを紹介いたします。

4階には桑名市や三重県に関する郷土資料のほか、調べものに便利な辞書や事典類が並んでいます。

20170409

画像をクリックすると拡大します

画像は館内で配布している案内図に色を付けたものです。
では、順番にレシートに表示される各所蔵場所を紹介します。

①、②桑名三重
緑色で分けられている部分は所蔵場所「桑名三重」と表示されるコーナーです。上の図でいうと、①と②の一角です。
こちらには桑名市や三重県、郷土に関する資料が集められています。行政資料や生活情報の資料等もあり、桑名を知るための本が集まっています。

③歴史の蔵
③の「歴史の蔵」も上記の「桑名三重」と同じく、郷土資料が保管されています。
歴史の蔵についての詳細は過去の記事をご覧ください。
私のオススメの記事へのリンクを記載させていただきます。
「歴史の蔵」には何がある?? (2012年08月31日)
“桑名”に出会うならココ! (2013年02月07日)

④、⑤調べる
レシートに「調べる」と表示される④には辞書や事典などの参考図書
⑤には地図帳があります。ご活用ください。
過去のブログでもR本(参考図書)というテーマで取り上げています。
ちょっと気になる「R本」 (2010年10月15日)
ちょっと気になるR本~Part2~ (2015年10月24日)

⑦外国語
⑦の「外国語」には、英語のほか、
中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語で書かれた資料があります。
また、外国の方が日本のことを知るための本や、日本で暮らすための本などもあります。

⑧AV(Audio Visual)
⑧の「AV」にはCDやDVDがあります。DVDは館内で視聴できるほか、貸出できる資料もあります。
CDも、どれを借りるか迷った際には試聴することができますので、カウンターへお気軽にお申し出ください。
図書館4Fには・・・!(2010年07月05日) の記事でも紹介しています。

4階特集
「歴史の蔵」の前では、隔月で桑名にちなんだ特集を展示しています。
「桑名三重」とあわせてご利用ください。

4階新刊
階段で3階から上がってくると、まず目に入る場所です。4階フロアに並ぶ新着図書があります。

4階フロアの所蔵場所について紹介させていただきました。
4階フロアはインターネットで調べものができるITコーナーや、DVDが視聴可能なAVコーナーがあり、3階フロアとは違った雰囲気があります。
オススメは、4Fの最新情報がわかる新刊コーナーです。

こちらには新しく図書館に入った資料の他に、デジタルサイネージがあります。
ITコーナー、AVコーナー等の利用状況と図書館からのお知らせが確認できます。
新刊図書と一緒に、ぜひご覧ください。

<平八郎>

『こばと春のおはなし会2017』開催しました!

2017年4月7日(金)|投稿者:kclスタッフ

2017年3月26日(日)10:30~11:30

3階児童コーナーおはなし室にて“こばと春のおはなし会2017”を開催し、

48名のみなさまにご参加いただきました。

ありがとうございました!

今回のテーマは、おでかけ♪

読み聞かせでは、電車や、おべんとう、虫のでてくる絵本など

おでかけ気分になれる本を楽しんでいただきました。

おはなしの世界に夢中ですね★

昆虫のクイズでは、みなさん元気な声でクイズに答えてくれて
楽しい時間となりました。
工作「とことこむしさんをつくろう!」も、大人気!
てんとうむし、ちょうちょ、かまきりの3種類の中から1つ選び
好きな色をぬって、ストローと糸を使って作りました。

候補3

一生懸命、作成中です♪

色とりどりの、きれいな虫さんが完成していました★

とことこむしさん

“とことこむしさんをつくろう!”は、
4がつのこうさく ともだちふえるよ新学期』「たのしい行事と工作」 竹井 史郎/著 小峰書店 1996
を参考にしています。
ぜひ、ご自宅でも作ってみてくださいね!

今後も、図書館のイベントやおはなし会への皆さまのご参加をお待ちしています!

くわにゃん

参考文献:
4がつのこうさく ともだちふえるよ新学期』「たのしい行事と工作」 竹井 史郎/著 小峰書店 1996
請求記号:750/タ (児童コーナー➆の棚)

カテゴリー:イベント, こばと, 児童 | コメント (0) | 

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