11代目「桑名のあうるさん」のご紹介☆
2021年5月20日(木)|投稿者:kclスタッフ
4月初め桜が咲き誇る頃、桑名市立中央図書館にて11代目「桑名のあうるさん」の委嘱式と、ポスター撮影を行いました。
11代目「桑名のあうるさん」は、第24回 「図書館を使った調べる学習コンクール」全国大会に入賞された、桑名市内の小学生2名の方々です。
今年度、中央図書館のPR活動に協力していただきます☆
今年度のポスターはこちらです!
(写真左から)
平井 愛花理さん(小学5年生)、村田 颯真さん(小学4年生)
※2021年度の学年です
ポスターは、館内に掲示します。
また、桑名のあうるさんへインタビューしたものをまとめた「桑名のあうるさんの声を聞く」と「調べる学習☆インタビュー」を児童フロアに掲示中です。
ご来館の際は、是非ご覧ください☆
「クリエイターズ IN ライブラリー」をご存じですか?
2021年4月23日(金)|投稿者:kclスタッフ
こんにちは、「志るべ」です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウィルスが現れてからというもの、外出をひかえて家にこもる日々がつづいていますが、季節は確実にめぐり、草花はいっせいに咲き始め、まぶしいばかりです。
昨年の今頃は、図書館も休館していました。
イベントも中止せざるを得なくなりました。
換気、マスク、手指の消毒、距離をとることをみなさまにご協力いただき、現在は開館をつづけています。
新しい年度を迎え、新しいイベントを、新しい生活様式で開催していければと思っております。
ところで、館内にこんなポスターが掲示されていること、ご存じでしょうか?
「クリエイターズ IN ライブラリー」とあります。
今年度、図書館で行われるイベントのお知らせのようですが・・・
そもそも「クリエイターズ IN ライブラリー」ってどういうもの?
昨年から始まったようだけど、今までのイベントとどう違うの?
と、疑問がわいてきます。
そこで今日はこれらの疑問にお応えするべく、「クリエイターズ IN ライブラリー」を企画・担当しているスタッフに、話を聴いてみたいと思います。
では、よろしくお願いします。さっそくですが、昨年始まった「クリエイターズ IN ライブラリー」はどういう経緯でスタートしたのですか?
元々、これからの図書館について考えた時、本を貸すだけでなく、生涯学習の場としてもっと広く使ってもらえないだろうかって思ったんですね。それで何ができるかなって考えた時、図書館を使って、地元の方による地元の方のためのイベントを開催する。図書館が地域の方をつなぐコミュニティの場になれたらって思いました。
そんな時、たまたま友だちにクリエイター、「ものを作っている人」が多くて、その人たちはその人たちで場所を探していた。自分が講師となって使える場所を探していた。それで、そのクリエイターと図書館を結びつけたらいいんじゃないか、というのが始まりですね。
講師をしてみたい方と、学びたい方をマッチングさせる場として図書館を利用してもらうというものですね。
「クリエイターズ」というのは、なにか「ものを制作している人」っていう意味なんですか?
はい。わたしたちのイメージでは、なにかものを作っておみやげとして持って帰ってもらうという、ものを作るクリエイターという意味で始めたんですけど、講師を募集したところ、講演とか研修をやりたいという方がみえて。どこまで広げられるかまだ模索中なんですが、根底にあるのは「もの作り」 けれどもっと広い意味でやっていけたら、「こんなこともあるの?」と新しい発見があって・・・知らなかったことを知ることができて、それに関する本を紹介することで図書館の本も利用してもらえる。どちらにとってもいいのではないかって思います。
外部講師の方を招いて行うイベントの形が「クリエイターズ IN ライブラリー」と考えていいのですか?
そうですね。外部の方を招くことで、イベントの広がりも出ると思うんです。
こちらが講師募集のポスターですが、講師はどなたでも申し込めるのでしょうか?
地元の方による地元の方のためのイベントということなので、基本的には桑名市と近隣の方にお願いしています。
ポスターにあるこのロゴは何を表しているのですか?
「クリエイターズ IN ライブラリー」の文字を入れていて、
外枠の黒い部分がライブラリーのLで、中の白い〇がクリエイターのCで、斜めの細い線がINを表しています。
なるほど、「クリエイターズ IN ライブラリー」の文字がデザインされているのですね。
では、具体的に、昨年はどういうイベントを行ったのか、簡単に振り返ってもらえますか?
第一弾は、石取祭に向けて、「自分で浴衣を着てお祭りに行こう!」で、お子さんが自分で浴衣を着ることができるようになるというものでした。2階の和室を借りて行いましたが、申込がすぐにいっぱいになり、人気の講座でした。
第二弾は、9月で「ナチュラルサイエンス AROMA」 ちょうどコロナで、マスクの中にシュシュとできるアロマのスプレーを作りました。
第三弾は、「幸せを呼ぶ縁enリボン」で、最初に心理学でいう色の持つイメージを教えてもらい、イメージに合った色を選んでリボンのアクセサリーを作るというものでした。
第四弾が「デザイン書道で年賀状を書こう」でしたね。
年配の方の参加が多かったですが、今、年賀状を出さない時代になってきているにもかかわらず、手書きで書こうという想いがいいなって思いました。むずかしそうにみえたけれど、やってみたら意外と簡単で、楽しかったという声もたくさんいただきました。
それを踏まえて今年度は6回の開催予定になっています。
昨年度は4回で、ちょっともの足りないところがあって、今年は6回にしました。
さっそく4月が「クレイアロマ」で、次は6月の「ポーセラーツ」
そして8月は「段ボール工作」(2021年7月6日更新)
こういう形のものもやっていくと。
それで10月が「手形アート」 これもおもしろそうですね。
こちらも去年の「リボンアクセサリー」の先生の知り合いを紹介してもらったんです。
やっぱり、そういう活動をされている方はつながりがあって、講師の方も広がっていくんですね。
「ポーセラーツ」もそうです。「ポーセラーツ」と「手形アート」はクリエイターのつながりで知った方です。
なるほど。そして11月が年賀状に合わせて「デザイン書道」 これは昨年と同じ講師の方で、今年は「寅」
それで、2月に入って、「アイシングクッキー」
といった内容になっています。
くわしい内容は、ちらしやポスターでまたお知らせしますので、どうぞお楽しみに。
最後に何かみなさまにお伝えしたいことがありましたら。
クリエイターはクリエイターのつながりっていうのがすごくあって、イベントをやりたいっていう人がけっこういるんです。そういう人たちに図書館を使ってもらって、知らないことを教えてもらえるチャンス。イベントを通して、「こんなことあるんや」っていう発見がたくさんあるから、わたしはすごく魅力的だなって思います。
地域の方の交流の場に使ってもらえるというのはいいことですよね。
そうなんです。今までのイベントはどうしても対象年齢が分かれてしまうものが多かったじゃないですか。でもこの外部の方によるイベントは老若男女が混じってできるイベントだから、そういう意味でも交流の場としていいのではないかって思います。
去年一年間やってみて、アンケートでも「こういうことをもっとやってほしい」という声をたくさんいただきました。やっぱり図書館からもっと発信していくべきだなって。本を借りるだけじゃない部分で。
どうしても図書館を利用される方は限られていて、使っている人は使っているけど、使っていない人はまったく・・・
本当にそうで、世の中全体から見たら、すごく少ないです。
そうじゃなくて、もっといろんな人に「ちょっと行ってみよう」「おもしろそう」「今まで来たことがないけど、このイベントをきっかけに来た」と思ってもらいたい。イベントをきっかけに今まで来たことのない人が来てくれて、図書館が生涯学習の場になっていろんな経験をしてもらえればいいなって思います。
図書館の利用に広がりがでますね。
今年もまだコロナのことがあって、イベントの開催も対策をとりながら、みなさまにもご協力いただいてという形になりますが、楽しいイベントになるようにしていきたいですね。
今回は、「クリエイターズ IN ライブラリー」担当スタッフの声をお伝えしました。
「クリエイターズ IN ライブラリー」の魅力、感じていただけたでしょうか?
これからも、桑名市立中央図書館ではいろいろなイベントを開催していきたいと思います。講師をやってみたいという方もお待ちしております。
どうぞ、今後の企画にご注目ください!
<志るべ>
新サービス、図書館向けデジタル化資料送信サービスが始まりました。
2021年4月1日(木)|投稿者:kclスタッフ
2021年4月1日より、中央図書館において新しいサービスを開始しました。
国立国会図書館のデジタル化資料を館内で閲覧することができる『図書館向けデジタル化資料送信サービス』です。
このサービスでは国立国会図書館のデジタル化資料の内、絶版等の理由で入手が困難な資料を閲覧することができます。
どんな資料が閲覧できるかについて、詳しくは国立国会図書館のWEBサイトをご覧ください。
https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/index.html
本サービスの使い方も確認することができます。
中央図書館では利用にあたって、以下のようなお願いをしています。
●利用時間 9:00~20:30
●使用時間 1人60分(次の使用希望者がいなければ継続使用可能)
●使用場所 中央図書館4階歴史の蔵
※歴史の蔵へは筆記用具以外持ち込めません。荷物はコインロッカーにお預けください。
●複写をご希望の場合はリクエストとして承ります。
※別途料金が必要となります。
また、このサービスの利用は桑名市立図書館共通利用券をお持ちの方に限ります。ご了承ください。
利用を希望される方は、申請書が必要となります。中央図書館4階カウンターへお申し出ください。
皆さまのご利用をお待ちしております。
第24回「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品
2021年2月20日(土)|投稿者:kclスタッフ
第24回「図書館を使った調べる学習コンクール」(公益財団法人 図書館振興財団)の 受賞作品が発表されました。
全国応募総数は約63,000点!
桑名市からは「第16回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」で最優秀賞・優秀賞に選ばれた2作品を出品し、以下の2作品が受賞されました!
■佳作:2作品(2名)
「インドサイの牙はなぜあるのか ーてっていちょうさー」
村田 颯真 さん(桑名市立益世小学校 3年)
「ウサギは鳴くの?鳴かないの?」
平井 愛花理 さん(桑名市立大山田南小学校 4年)
受賞されたみなさん、おめでとうございます。
「図書館を使った調べる学習コンクール」の作品は、近年全国的に応募数が増加し、内容のレベルもどんどん高くなっているようです。
どの作品も、みなさんが日常の中で興味・関心を持ったことを丁寧に、そして面白くまとめた作品となっています。
これからも、図書館は皆さんの調べる学習を応援・サポートいたしますので、ぜひ調べる学習コンクールの作品づくりに挑戦してみてください。
「第16回桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」表彰式
2021年2月20日(土)|投稿者:kclスタッフ
2020年11月2日(金)に、第16回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式が行われました。
今年は88作品ご応募いただきました。
そのうち、
☆最優秀賞 1作品
☆優秀賞 1作品
☆奨励賞 20作品
(うち、地域賞 1作品)
が入賞し、22名の方々が表彰されました。
今年度の受賞作品の一覧はこちらからご覧いただけます。
➡ 第16回 桑名市図書館を使った調べる学習コンクール入賞作品発表(PDF)
図書館を訪れたみなさんの、疑問・興味を持ったことを一生懸命調べる姿がとても素敵でした。
これからも調査のお手伝いが出来るよう、図書館スタッフ一同サポートしてまいります。
最優秀賞・優秀賞に選ばれた2作品は全国コンクールへ出品されました。
入賞作品の閲覧をご希望の方は、児童コーナー窓口へおたずねください。