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中央図書館からのお知らせ

2011年11月19日(土)PM5:01|投稿者:KCLスタッフ

次は何を読もうかな?と迷ったら…

「好きな作家の本はもう読み尽くして、

       次に何を読もうか迷っている…」

  

「自分が好きな作家と、

   似たような感じの小説はあるかしら?」

 

図書館のカウンターには、利用者の方から

このようなお声がよく寄せられます。

そんなお悩みにお応えしたく、中央図書館ではこのたび、

「読書マップ」を作成しました!

 

※クリックすると拡大してご覧いただけます

※クリックすると拡大してご覧いただけます

 

図書館で特に人気の作家さんを中心に、

「この作家を好きな人は

 この作家にも興味があるのでは?」をご提案!

 

館内にて配布しているフリーペーパー『声を聞く』のNo.3

掲載しており、多くの方にお手にとっていただいています。

 

 *フリーペーパー『声を聞く』については

  こちらをご覧ください☆→ あうるさんの声を聞く No.2

 

読書マップの裏側には…

図書館スタッフの一押し作品!

 

好きな本の傾向が似ているスタッフと出会えるかも??

好きな本の傾向が似ているスタッフと出会えるかも??

 

読書マップ掲載作家の作品から、これはおもしろかった!

という作品を、各自ご紹介しております。

読書マップと合わせてお役立てください!

 

 

この『声を聞く』No.3

密かに人気を博しておりまして、

読書マップを片手に本を選ばれる方や、

次は司馬遼太郎さんを入れたマップがほしい!」という

ご要望をお寄せいただくなど、好評をいただいています!

 

読書マップに対するご意見、ご要望は随時受付中。

 

みなさんと一緒に、この読書マップを

さらに豊かなものにしていきたいと思っております。

ぜひご利用くださいませ!

 

(ぐりこ)

2011年10月24日(月)PM2:31|投稿者:KCLスタッフ

10月22日(土)豆本教室 開催しました

 

みなさま はじめまして

今回から 新しく ブログ担当に加わりました

”九華(きゅうか)”と申します。

桑名の街と 歴史とシマリスが大好きで

ぶらりと、よく散歩に出かけます。

 

 どんぐりとリス

ブログ担当の先輩とともに

図書館を利用する上で役立つ情報を

発信していきたいと思っております。

よろしくお願いします。

 

さて今回は、10月22(土)に

おこなわれたイベント

「豆本教室」の模様をご紹介させていただきます。

 

豆本とは、極めて小型の本の総称。

 

ミクロサイズの小さな小さな豆本もあるそうですよ!

こちらは当館のスタッフが作った豆本です。                ミクロサイズの小さな小さな豆本もあるそうですよ!

今回作っていただいたのは、7.5㎝×5㎝の

手のひらサイズの豆本です。

この日、製作が初めて・・・という4名の方が

受講してくださいました。

 

まずは作り方の説明から            みなさん熱心に聞いていらっしゃいました

まずは作り方の説明から                             みなさん熱心に聞いていらっしゃいました

 

糸で綴じたり、本文と表紙を貼り合わせたり。 

 

DSCF0854

糸で綴じる作業をしているところ

 

細かい精緻なプロセスの連続に

思わずため息がでます。

それでも、みなさん楽しそうに取り組まれていました。

 

完成した豆本がこちら!

完成した豆本がこちら!

 

数々の工程を経て、完成☆ 

終了後は、製本に関することなど

たくさんの質問をいただきました。

参加してくださったみなさん  ありがとうございました。

 

これからも、図書館では、みなさまに楽しんでいただけるよう

なイベントを企画していきたいと思っております。

今後とも、桑名市立中央図書館を

よろしくお願いいたします。

                              (九華)

 

カテゴリー:イベント, 図書館豆知識 | コメント (0) | 
2011年8月16日(火)PM7:12|投稿者:KCLスタッフ

セロハンテープとの戦い??

夏休みも後半に突入し

図書館は、調べ学習のお子さんや

調査研究の学生さんで、とてもにぎわっています。

 無題

お盆休みに家でゆっくり読書

という方も多いのでしょうか。

この時期は、貸出・返却される本も

いつもより多めです。

 

返却本の確認をしていると

ときどき、セロハンテープで補修された本を見つけます。

 

借りた本がやぶれていたのを

直してくださったのだなぁ、と

ありがたく思います。

 

ただ、せっかくキレイに貼ってくれたセロハンテープを

私たちは、はがさなければなりません。

 

なぜかというと・・・

 

以前のブログでも「本のページがはずれたら・・・」

を紹介しましたが

セロハンテープは、数年で劣化して、変色してしまいます。

 

長期間保存をしていく図書館の本は

劣化しない専用のテープで

修理をしなければなりません。

 

そのため、セロハンテープははがして、

専用のテープを貼りなおすのですが、

なかなかはがれないこのセロハンテープ。

 

 

         

そのままはがすと、紙がやぶれてしまいます         

 

ムリにはがすと、かえって本を傷めてしまうので

セロハンテープをはがす時には

シール剥がしの薬剤を使っています。

 

ビンの中の透明な液体がソルベント              セロテープの他、ラベル張替時なども使用します

    ビンの中の透明な液体を                        セロハンテープやラベルをはがす時に使用します

 

 

 

こちらを使うと、しっかり貼られたセロハンテープも

するするとはがれていきます。

 

少しずつ、慎重に・・・

本が傷まないように、少しずつ慎重に・・・

 

はがした後で、専用のテープで補修をします。

 

貼る時も、しわにならないよう慎重に・・・

貼る時も、しわにならないよう慎重に・・・

 

 

これで、やぶれた個所の修理は完了です

貼り終わったら、修理は完了です

 

もし、本のページがはずれたり

やぶれているのを見かけたら

セロハンテープは貼らずに

そのままカウンターまでお持ちください。

 

傷んだ本を直してあげたい、という

みなさまの温かいお気持ちは

私たち図書館員が受け継いで

しっかり修理いたします。

 

 無題

<はまこ>

カテゴリー:図書館豆知識 | コメント (2) | 
2011年8月11日(木)PM7:44|投稿者:KCLスタッフ

“声”で読書をおたすけします

図書館に、音訳サービス・朗読サービスがあるのを

みなさま、ご存知でしょうか?

 

ただいま一般特集コーナーでは、

「声で表現する」をテーマにした展示を開催しております。

 

8月の一般特集 「声で表現する」

8月の一般特集 「声で表現する」

 

図書館では、文字を読むことが困難な方々に、

より多くの情報を届けるお手伝いとして、

本や市報などの内容を吹き込んだ

CDやテープを作成したり、

対面で本や雑誌・新聞、取扱説明書などを音読する

サービスを行っています。

これらは、

地域にお住まいの活動家のみなさんが中心となって

市民の方々に提供されているサービスです。

 

今回の展示では、そんな「まちの活動家」のみなさんに

取材させていただいた内容をもとに、

それぞれの活動内容や、生の声をご紹介。

 

001

「お話宅配便 すきっぷ」と、「桑名録音奉仕の会」

002

「桑名音訳会」 と、対面朗読サービスについての紹介

 

実際に作成・提供されているテープやCDも

特別にお借りして、現物を展示しています。

ぜひお手にとってみてください。

 

003

雑誌を音訳してテープやCDに

 

同時に、

「声で表現する」ことにまつわる資料もそろえました。

朗読や音訳についての本をはじめ、

声の出し方、話し方、会話力、ボイストレーニングの本や

声で楽しむ落語の本、CD、DVDなどです。

 

 

この特集をきっかけに、より多くの方に

音訳サービス・朗読サービスについて

知っていただけたら、と思います。

 

「声で表現する」の展示は10月末まで。

ぜひご覧ください!

 

(ぐりこ)

カテゴリー:図書館豆知識 | コメント (0) | 
2011年4月24日(日)PM6:12|投稿者:KCLスタッフ

本のページがはずれたら…

図書館で借りた本を読んでいたら、

ページがぱらり…「はずれてしまった!」

という経験、ありませんか??

 

たくさんの方の手にとられ、繰り返し読まれる図書館の本。

みなさんが大切に読んでくださっても、

紙で出来ている以上、どうしても傷んでしまうものです。

 

図書館では、こういった本の「修理」もおこなっているのを

ご存知でしょうか?

 

 

たとえばこちら。

 

011

 

左側のページが、完全に はずれてしまっています。

(図書館の本では、比較的よくある傷み方です)

この修理には、製本用のボンドを使います。

 

専用ボンドとぼん

製本用ボンドと、ボンド用のヘラ

 

このボンドを、下の写真の黄色く示した部分

(ページが綴じられている、見開きの中心の線。

本の各部位の名称では、「のど」と呼ばれます)

に、細ーく塗ります。

0122

そして、離れたページを元の位置にしっかり挟み込み、

重しをして待つこと一晩。

ボンドが乾いたら、修理完了です!

013

綺麗にくっつきました!

 

製本の種類や痛みの程度にもよりますが、

多くの本は、このようにきちんと修理をすることで

またみなさんにお読みいただくことができるのです。

 

 

さて、ここでみなさまにお願いです。

紙を貼りつけるのに便利なセロハンテープですが、

本の修理には使いません

セロハンテープは、貼ってから時間が経つと、

粘着剤が変質して紙を汚したり、剥がれてきたりして、

長年保管・利用する図書館の本には、不向きだからです。

 

010

貼って数年でこの変色…

013

10年も経つと、こんな色に!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おうちで図書館の本のページが はずれたり、

やぶれたりしてしまっても、

セロハンテープは貼らないでください。

せっかく綺麗に直していただいても、

図書館ではそれを剥がして、今回紹介した製本用ボンド

安定した材料で作られた専用のテープで、

修理をし直しています。

 

図書館にあるたくさんの本を、可能な限り長く、

より多くのみなさまに提供できるように管理するのが

私たちの仕事です。

 

傷んだ本に出会ったら、どうぞそのまま

図書館までお持ちくださいね。

 

みなさまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

 

(ぐりこ)

カテゴリー:図書館豆知識 | コメント (6) |