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萬古焼の祖・「沼波弄山」特集開催中!

2013年5月5日(日)|投稿者:kclスタッフ

 ゴールデンウィークもあとわずかとなりました。

みなさまいかがお過ごしですか。

 

今回は4階「歴史の蔵」の前で行っている

「萬古焼(ばんこやき)の祖・沼波弄山(ぬなみろうざん)」

特集をご紹介します。

無題

階段で4階にあがってすぐ、「歴史の蔵」前で開催中!

 

萬古焼は江戸時代に沼波弄山によってうみだされました。

永遠に変わらないという意味の

「萬古不易(ばんこふえき)」の印が

押されたことから、萬古焼と名付けられました。

 

沼波弄山(1718~1777)は船馬町の豪商で、

自宅の窯で陶器作りを趣味として

行なっていました。

その後、別邸のある

小向村(現三重郡朝日町小向)にも

窯を築き、本格的に作陶を

始めたといわれます。

江戸の向島小梅(現東京都墨田区向島)にも

さらに窯を築き、桑名から原料を運んで万古

製作をしました。

江戸の小梅窯(こうめがま)で

作られたものを

「江戸萬古」「小梅萬古」と呼びます。

 

今回の特集では、

沼波弄山のご子孫の方からお借りした

パネルや掛け軸を展示しています。

色とりどりの萬古焼の写真や、

沼波弄山の掛け軸をみることができます。

 

この特集展示は6月4日まで開催しています。

ぜひ一度4階へお立ち寄りください。

<いるる>

kcl桑名市地域映像アーカイブスに9点の映像が追加されました!

2013年4月20日(土)|投稿者:kclスタッフ

4月からkcl桑名市地域映像アーカイブス

以下の9点の映像が追加されました。

(画面をクリックすると大きくなります。) 

 無題

 

kcl桑名市地域映像アーカイブスでは、

NHKで放送された桑名に関するニュース、映像クリップや

市民の方からご提供いただいた桑名の写真などを

みることができます。

 

今回追加された映像の中で

私<いるる>がおすすめするのは、

2012年に「金とく」(中部7県の自然や文化、

歴史や暮らしを紹介する番組)で放送された

「タイムトラベル 東海道中膝栗毛・三重編」です。

桑名を訪れた2人の旅人が、

名物の焼蛤を食べたり

180年続く刃物店を訪れます。

 無題

桑名といえば「村正」の刀が

有名ですが、

現在にもその技術は継承され

包丁作りに活かされています。

江戸時代から受け継がれてきた

伝統の技に、見入ってしまいます。

 

kcl桑名市地域映像アーカイブスの視聴受付は

4階カウンターで行っております。

ぜひ一度ご覧ください。

<いるる>

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新年度!スタッフブログ担当の「○○な本」

2013年4月4日(木)|投稿者:kclスタッフ

sakura 

満開の桜の中、新年度がスタートしました!

春といえば出会いの季節。

このスタッフブログのことも、今日初めてご覧になった

という方がいらっしゃることと思います。

 

そこで今回は、わたしたちブログ担当の

改めましての自己紹介ということで、

現在ブログを担当している4人

<いるる> <しぐれ> <九華> <ぐりこ>

それぞれの「私の○○(まるまる)な本」をご紹介します!

 

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「私の○○な本」とは、桑名市立中央図書館 発行

『桑名市の小学生100人がえらんだ「私の○○な本」』

にならった、おすすめ本の紹介形式です。

「○○」の部分にどんな言葉を入れるかも、

その人のセンス!

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

桑名市の小学生100人がえらんだ!私の「○○」な本

 

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<いるる> の 「春に読みたい本」

 

『桜の森の満開の下』
坂口 安吾/作 審美社 1990年

請求記号:913.6フク

 

(コメント)

鈴鹿峠を舞台とした美しくも恐ろしい物語です。

満開の桜をみるとこの物語を思い出します。

 

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<しぐれ> の 「ちょっと気になる本」

 

『スポーツ・マスコット図鑑』
網島 理友/監修 PHP研究所 2009年

請求記号:783.7ス

 

(コメント)

ひとくせもふたくせもあるスポーツ界のマスコットたち。

この本を読めばきっとお気に入りのマスコットに

出会えるはず!!

 

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 <九華> の 「ほのぼのする本」

 

『ヤギ飼いになる』
ヤギ好き編集部/編 誠文堂新光社 2009年

請求記号:645.4ヤ

 

(コメント)

白ヤギ、茶ヤギ、ぶち、灰色…。

この本には、ヤギの魅力がたっぷりつまっています。

飼い方だけでなく、ヤギミルクを使ったレシピや、

ヤギに会いに行けるスポットも紹介されていますよ。

カントリーな写真集のようでもあり、見ているだけで

ほのぼのと癒される1冊です。

 

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 <ぐりこ> の 「もっと早くに出会いたかった本」

  

『論理が伝わる世界標準の「書く技術」』
倉島 保美/著 講談社 2012年

請求記号:336.5ク

  

(コメント)

最近読んで、目から鱗が落ちた1冊。

提案書やレポートなどで“伝わる”文章を書くための

「パラグラフ・ライティング」という技法の入門書です。

この本自体がその技法によって書かれていて、

とにかく本当にわかりやすい!

ビジネスマンや学生さんにおすすめです。

 

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スタッフブログは、こんな4人がお届けしています!

あなたの「○○な本」はどんな本ですか??

よろしければコメントなどでお気軽にお寄せくださいね。

 

それでは、中央図書館のスタッフブログ、

今年度の更新もどうぞお楽しみに!!

 

<ぐりこ>

「ちょん・ぎ・らら」~民話からアフリカを知ろう!

2013年3月12日(火)|投稿者:kclスタッフ

「むかしむかし…」で始まる民話といえば、

みなさん、どんなお話が思い浮かぶでしょう?

 

桑名の民話では、「生け捕られた雷さま」

「ゆうれいあめ」などが有名ですが、

古くからの伝説や昔話は、日本中、世界中にあります。

 

そもそも「民話」とは、

「民衆の生活の中から生まれ、民衆によって口から口へと伝えられてきた説話。昔話・伝説など」のこと。

デジタル大辞泉,ジャパンナレッジ(オンラインデータベース)http://www.jkn21.comより

 

民話は、その地域に古くから根ざした

民による民のためのお話なのですね。

 

そんな民話を通して異文化に触れられる機会として、

このたび中央図書館では、

アフリカを知るイベント

「ちょん・ぎ・らら」

~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~

を開催します!

 

ちょん・ぎ・らら

こちらのチラシは現在図書館でも配布しています

 

「ちょん・ぎ・らら」という耳慣れないフレーズは、

アフリカはケニア西部に暮らすルオ人の言葉で

「むかしむかし」の意。

 

人々は、ルオの民話(=シガナ)を、生活のさまざまな場面で

親から子へ、子から孫へと語り継いでいます。

 

今回のイベントでは、語り手として、

桑名のお隣・岐阜県海津市出身の水谷 圭吾さんに

お越しいただきます。

 

水谷さんは、2010年1月から2012年8月まで

青年海外協力隊としてケニアに派遣され、

現地の博物館で、文化財保護隊員として活動されました。

 

シガナの収集にも力を入れた水谷さん。

イベントでは、ケニアでの活動報告やルオ人の紹介に加え、

実際のシガナを、いくつか読み聞かせしていただけます。

クイズや写真を交えての民話の解説、フリートークのほか、

ケニアに関する本の展示もありますよ。

 

 

アフリカを知るイベント

「ちょん・ぎ・らら」

~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~

 

日時|2013年3月23日(土) 13:00-15:00

場所|桑名市立中央図書館 4階 研修室2

対象|中学生以上の方で、ケニア、民話、青年海外協力隊に興味のある方など、どなたでも

主催|JICA中部、桑名市立中央図書館、㈱図書館流通センター

入場無料・申込は不要です。 

 

イベントの詳細は以下のサイトでもご覧いただけます
→J ICA中部HP
http://www.jica.go.jp/chubu/event/index.html#a0323-01

 

「ちょん・ぎ・らら」で始まる、日常とは少し違った物語。

人間と動物が織りなすその豊かな世界を、

あなたものぞいてみませんか?

<ぐりこ>

ブログの新担当<いるる>より、『桑名日記』をご存じですか??

2013年2月26日(火)|投稿者:kclスタッフ

もうすぐ3月というのに

まだまだ寒い日が続いていますね。

 雪

3月といえば、出会いと別れの季節。

スタッフブログには、

一足早く新たな出会いが訪れました。

 

今回から、スタッフブログに

新しい担当が加わります。

新担当の名前の由来は、

江戸時代と桑名と日記に関係があるとか??

今回のブログで、詳しく紹介してくれるそうですよ。 

<はまこ>

 

はじめまして。

今回から新しくブログ担当になりました

<いるる>と申します。

桑名の歴史や文化に興味があり、

桑名市立中央図書館で働きたくて他県から越してきました。

図書館を通して、桑名の魅力など

発信していきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

<いるる>という名前は、江戸時代の桑名を舞台にした物語

『いるるは走る』が由来となっています。

 

この物語は、江戸時代後期に実際に書かれた日記無題

『桑名日記』『柏崎日記』

もとになっています。

 

 

 

桑名藩の下級武士だった

渡部平太夫と、

その養子で、桑名藩領柏崎(現在の新潟県柏崎市)に

赴任となった渡部勝之助が、桑名と柏崎からそれぞれに

書いて送った日記が『桑名日記』と『柏崎日記』です。

 

『桑名日記』は

平太夫が桑名から柏崎の勝之助あてに送った日記です。

勝之助が桑名に残した長男

鐐之助(りょうのすけ)のことが主に書かれています。

 

『柏崎日記』は

勝之助が柏崎から桑名に送った日記で、

柏崎での暮らしぶりなどが書かれています。

 

どちらの日記も、江戸時代の日常の

こまごまとしたことが書かれていて

とってもおもしろいですよ。

特に『桑名日記』では、孫の鐐之助のことがかわいくて

しょうがない様子が日記から伝わってきます。

 無題

どちらの日記も活字化されており、

図書館で借りることができます。

まだ読んだことのない方は、

この機会にいかがですか?

 

『いるるは走る』

(大塚 篤子/作,石倉 欣二/絵 小峰書店 2005年)

『桑名日記(1‐4巻)』

(渡部平太夫政通/著 ぎょうせい 1984年 )

『柏崎日記(上・中・下巻)』

(渡部平大夫勝之助/著 ぎょうせい 1984年)

 

<いるる>

 

出会いがあれば、別れもあり

突然ですが、私<はまこ>は

このブログが最後の更新となります。

2009年のブログ開始より

今まで私の記事を読んでいただいたみなさま

無題

ありがとうございました。

 

 

今後は、新担当の <いるる> とともに

現在の担当の

ぐりこ> <しぐれ> <九華> が

さらに楽しいブログを更新してくれますので

今後も桑名市立中央図書館のスタッフブログ

よろしくお願いします。

 

 

<はまこ>

 

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