桑名・三重カテゴリの記事一覧
本をひらけば、世界がひらく。
2013年5月16日(木)|投稿者:kclスタッフ
3代目「桑名のあうるさん」が勢ぞろいの
新しい図書館PRポスターが完成しました!
今年度のキャッチコピーは、
「本をひらけば、世界がひらく。」
ふとした疑問や不思議を、
自分の手で調べて、本をひらく楽しみ。
そして、そこから知識の扉をひらく喜びを感じてほしい…。
そんな思いが込められたコピーです。
あうるさんの背景にあるのは、当館の児童コーナーの
事典・辞書・図鑑の棚。
調べものの最初にひらく百科事典も、この棚に
たくさん揃っていますよ。
素敵な表情の3代目「桑名のあうるさん」のポスター、
図書館へご来館の際は、ぜひご覧くださいね。
*
3代目「桑名のあうるさん」は、こちらの記事でご紹介しています。
2代目、1代目の「桑名のあうるさん」のポスターは、こちらからどうぞ。
<ぐりこ>
萬古焼の祖・「沼波弄山」特集開催中!
2013年5月5日(日)|投稿者:kclスタッフ
ゴールデンウィークもあとわずかとなりました。
みなさまいかがお過ごしですか。
今回は4階「歴史の蔵」の前で行っている
「萬古焼(ばんこやき)の祖・沼波弄山(ぬなみろうざん)」
特集をご紹介します。
萬古焼は江戸時代に沼波弄山によってうみだされました。
永遠に変わらないという意味の
「萬古不易(ばんこふえき)」の印が
押されたことから、萬古焼と名付けられました。
沼波弄山(1718~1777)は船馬町の豪商で、
自宅の窯で陶器作りを趣味として
行なっていました。
その後、別邸のある
小向村(現三重郡朝日町小向)にも
窯を築き、本格的に作陶を
始めたといわれます。
江戸の向島小梅(現東京都墨田区向島)にも
製作をしました。
江戸の小梅窯(こうめがま)で
作られたものを
「江戸萬古」「小梅萬古」と呼びます。
今回の特集では、
沼波弄山のご子孫の方からお借りした
パネルや掛け軸を展示しています。
色とりどりの萬古焼の写真や、
沼波弄山の掛け軸をみることができます。
この特集展示は6月4日まで開催しています。
ぜひ一度4階へお立ち寄りください。
<いるる>
kcl桑名市地域映像アーカイブスに9点の映像が追加されました!
2013年4月20日(土)|投稿者:kclスタッフ
4月からkcl桑名市地域映像アーカイブスに
以下の9点の映像が追加されました。
(画面をクリックすると大きくなります。)
kcl桑名市地域映像アーカイブスでは、
NHKで放送された桑名に関するニュース、映像クリップや
市民の方からご提供いただいた桑名の写真などを
みることができます。
今回追加された映像の中で
私<いるる>がおすすめするのは、
2012年に「金とく」(中部7県の自然や文化、
歴史や暮らしを紹介する番組)で放送された
「タイムトラベル 東海道中膝栗毛・三重編」です。
桑名を訪れた2人の旅人が、
名物の焼蛤を食べたり
180年続く刃物店を訪れます。
桑名といえば「村正」の刀が
有名ですが、
現在にもその技術は継承され
包丁作りに活かされています。
江戸時代から受け継がれてきた
伝統の技に、見入ってしまいます。
kcl桑名市地域映像アーカイブスの視聴受付は
4階カウンターで行っております。
ぜひ一度ご覧ください。
<いるる>
新年度!スタッフブログ担当の「○○な本」
2013年4月4日(木)|投稿者:kclスタッフ
満開の桜の中、新年度がスタートしました!
春といえば出会いの季節。
このスタッフブログのことも、今日初めてご覧になった
という方がいらっしゃることと思います。
そこで今回は、わたしたちブログ担当の
改めましての自己紹介ということで、
現在ブログを担当している4人
<いるる> <しぐれ> <九華> <ぐりこ>が
それぞれの「私の○○(まるまる)な本」をご紹介します!
-----------------------
「私の○○な本」とは、桑名市立中央図書館 発行
『桑名市の小学生100人がえらんだ「私の○○な本」』
にならった、おすすめ本の紹介形式です。
「○○」の部分にどんな言葉を入れるかも、
その人のセンス!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
-----------------------
<いるる> の 「春に読みたい本」
『桜の森の満開の下』
坂口 安吾/作 審美社 1990年
請求記号:913.6フク
(コメント)
鈴鹿峠を舞台とした美しくも恐ろしい物語です。
満開の桜をみるとこの物語を思い出します。
-----------------------
<しぐれ> の 「ちょっと気になる本」
『スポーツ・マスコット図鑑』
網島 理友/監修 PHP研究所 2009年
請求記号:783.7ス
(コメント)
ひとくせもふたくせもあるスポーツ界のマスコットたち。
この本を読めばきっとお気に入りのマスコットに
出会えるはず!!
-----------------------
<九華> の 「ほのぼのする本」
『ヤギ飼いになる』
ヤギ好き編集部/編 誠文堂新光社 2009年
請求記号:645.4ヤ
(コメント)
白ヤギ、茶ヤギ、ぶち、灰色…。
この本には、ヤギの魅力がたっぷりつまっています。
飼い方だけでなく、ヤギミルクを使ったレシピや、
ヤギに会いに行けるスポットも紹介されていますよ。
カントリーな写真集のようでもあり、見ているだけで
ほのぼのと癒される1冊です。
-----------------------
<ぐりこ> の 「もっと早くに出会いたかった本」
『論理が伝わる世界標準の「書く技術」』
倉島 保美/著 講談社 2012年
請求記号:336.5ク
(コメント)
最近読んで、目から鱗が落ちた1冊。
提案書やレポートなどで“伝わる”文章を書くための
「パラグラフ・ライティング」という技法の入門書です。
この本自体がその技法によって書かれていて、
とにかく本当にわかりやすい!
ビジネスマンや学生さんにおすすめです。
-----------------------
スタッフブログは、こんな4人がお届けしています!
あなたの「○○な本」はどんな本ですか??
よろしければコメントなどでお気軽にお寄せくださいね。
それでは、中央図書館のスタッフブログ、
今年度の更新もどうぞお楽しみに!!
<ぐりこ>
「ちょん・ぎ・らら」~民話からアフリカを知ろう!
2013年3月12日(火)|投稿者:kclスタッフ
「むかしむかし…」で始まる民話といえば、
みなさん、どんなお話が思い浮かぶでしょう?
桑名の民話では、「生け捕られた雷さま」や
「ゆうれいあめ」などが有名ですが、
古くからの伝説や昔話は、日本中、世界中にあります。
そもそも「民話」とは、
「民衆の生活の中から生まれ、民衆によって口から口へと伝えられてきた説話。昔話・伝説など」のこと。
デジタル大辞泉,ジャパンナレッジ(オンラインデータベース)http://www.jkn21.comより
民話は、その地域に古くから根ざした
民による民のためのお話なのですね。
そんな民話を通して異文化に触れられる機会として、
このたび中央図書館では、
アフリカを知るイベント
「ちょん・ぎ・らら」
~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~
を開催します!
「ちょん・ぎ・らら」という耳慣れないフレーズは、
アフリカはケニア西部に暮らすルオ人の言葉で
「むかしむかし」の意。
人々は、ルオの民話(=シガナ)を、生活のさまざまな場面で
親から子へ、子から孫へと語り継いでいます。
今回のイベントでは、語り手として、
桑名のお隣・岐阜県海津市出身の水谷 圭吾さんに
お越しいただきます。
水谷さんは、2010年1月から2012年8月まで
青年海外協力隊としてケニアに派遣され、
現地の博物館で、文化財保護隊員として活動されました。
シガナの収集にも力を入れた水谷さん。
イベントでは、ケニアでの活動報告やルオ人の紹介に加え、
実際のシガナを、いくつか読み聞かせしていただけます。
クイズや写真を交えての民話の解説、フリートークのほか、
ケニアに関する本の展示もありますよ。
アフリカを知るイベント
「ちょん・ぎ・らら」
~ケニア ルオ人の民話から見る、人・動物たち~
日時|2013年3月23日(土) 13:00-15:00
場所|桑名市立中央図書館 4階 研修室2
対象|中学生以上の方で、ケニア、民話、青年海外協力隊に興味のある方など、どなたでも
主催|JICA中部、桑名市立中央図書館、㈱図書館流通センター
入場無料・申込は不要です。
イベントの詳細は以下のサイトでもご覧いただけます
→J ICA中部HP
http://www.jica.go.jp/chubu/event/index.html#a0323-01
「ちょん・ぎ・らら」で始まる、日常とは少し違った物語。
人間と動物が織りなすその豊かな世界を、
あなたものぞいてみませんか?
<ぐりこ>