2023年7月16日(日)、くわなメディアライヴ4階研修室2にて「親子で調べる学習体験教室」を開催いたしました。
今回のイベントは調べ学習の進め方、まとめ方を紹介するとともに、「図書館を使った調べる学習コンクール」(公益財団法人図書館振興財団)のホームページを紹介しながら、よくある参考文献の書き方の疑問や、作品作りのポイントについて説明しました。
スライドを使っての説明では、熱心にメモをとられる方もいて、説明に力が入りました。
実践では、こちらが用意したテーマについて図書館の本を使って、親子で協力して調べていただきました。
親子で積極的にコミュニケ―ションを取って取り組む姿がとても印象的でした。
実践の最期には、本の情報がどこに書かれているかを説明し、参考文献をみんなで記入しました。
桑名の地域コンクールでは「子どもと大人の部」の募集を始めたばかりのため、小学生の部との違いを中心に紹介しました。
特に低学年は親子で共同制作することで、調べる楽しさを知ってもらうきっかけになればと思います。
今年は4年ぶりに「調べる学習コンクール」の相談窓口を開設しますので、ぜひお気軽にご相談ください!
相談窓口についてはこちら
今年も「桑名市図書館を使った調べる学習コンクール」の応募をお待ちしております!
全国の「図書館を使った調べる学習コンクール」については、こちらをご覧ください。
桑名で開催する地域コンクールについては、こちらをご覧ください。
「ブックとラック」をご覧の皆様、こんにちは。
日増しに強くなる日差しにぐったりとしながらも、青空に浮かぶ白い雲を「美味しそうだなぁ」と眺めている、かぶらです。
図書館には夏休みになると、宿題を抱えた人達をたくさん見かけます。
本を選び、読み、紙に書き込んでいる姿にこっそりエールを送っている私ではありますが、これは困った!と思う時があります。
それは、
「図書館の本をコピーしたが、どの本からコピーしたのかわからなくなっちゃった!」
という方が、カウンターにいらっしゃった時です。
※中央図書館では、当館が所蔵する資料を著作権の範囲内に限り複写サービスを承っています
図書館でコピーをとったはいいものの、後々、あれ…どの本からコピーしたんだっけ?
となる方が、毎年必ずといっていい程いらっしゃいます。
せっかく努力してまとめた作品が、参考にした本がわからないから、と不完全なものになってしまうのは困りますよね。
持ってきていただいたコピーを見て、この内容でこのフォント…もしかしたら!というスタッフのひらめきにより、本を特定出来る事もあります。
けれど、残念ながら特定に至らない事ももちろんあります…。
そんな悲劇を生まない為にも、調べものに使った本の
・タイトル
・著者名
・出版社
・出版年
は、必ずメモをとっておきましょう!
これらの情報は、本の巻末にある奥付(おくづけ)で確認出来ます。
本によっては、奥付がない、もしくはわかりにくい物もあります。
その場合は、図書館スタッフへお尋ねください。
でも、書くの面倒だなぁ...という方には、図書館内にある本の検索機“OPAC(オーパック)”をオススメします!
OPACで検索した本の情報は、レシート印刷をする事が可能です。
レシートには、書名、著者名、出版社、出版年全て載っていますので、これさえあれば大丈夫!
OPACの使い方については、過去のブログでご紹介しています。
●「年末年始のお休みに詠みたい本を探すには?」
●「図書館で本を探すには!(基礎編)」
メモをとるのも面倒だし、OPACを使うのも面倒だなぁ…という方は、図書館のスタッフにご相談ください。
貸出カウンターでも本のレシートをお渡しする事が出来ます。
でも、せっかくなら自分の手で全部調べてみる事をオススメします。
今年の夏休みは、「本の情報がわからない!」という悲劇が生まれないよう、調べた本の情報は必ず控えて、万全な体制で宿題を完成させましょう!
▼参考資料
『みんなでつなぐRING』
<かぶら>